超小型複葉機の秘密 なんつって はっぱふみふみ

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先日のSSFC飛行会で複葉機のテストをいろいろ行いました。WW1爆撃機向け上反角がわりの幅広翼間支柱テスト
このテスト機の幅広翼間支柱には切れ目がいれてあり、面積を簡単に減らすことが出来ます。
まずいきなり翼間版を3枚抜いてみます。舵を打たなくてもどちらかに傾くとそれっきりで、
当て舵を打とうがなにしようが巻き込んで墜落します。操縦で巻き込み回避することはほぼ無理です。
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んでは一枚戻します旋回はしますが巻き込みはじめるため、巻き込む側と反対方向に当て舵打ちますが、機体が水平に戻るまで時間が相当かかります。操縦できなくはないですが、かなり気を使う操縦なので、もう少し安定感が欲しいところ
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ではではと2枚戻します、今度は素直に舵が効いて
旋回から反対側への旋回への遷移もスムースに行えます。
実際には翼間支柱が幅広ままでは格好悪いので発泡スチロール板の代わりに透明なフィルムを貼ることになると思いますが、上反角無しのWW1爆撃機スタイルで飛ぶ機体ができそうな目処が立ちました。
では3枚戻すとどうなるかというと、2枚とそれほど変わりませんでした。
ということでなんとなく諸々納得して次のテストに移ります。
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つづいて翼長15㎝重さ4g台のデフォルメ複葉機のバランス割り出しを行いました。
目的は可能な限り小さく、なおかつ遅く飛んで操縦のしやすい複葉機のレシピ探しです。
いろいろ翼を切り足ししてこのデザインでの美味しいところを探ります。
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最終的にこんな比率に収まりました。このデザイン重さ飛行速度メカ構成において
左右旋回共に気を使わない操縦が出来る比率です。
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そんでもってそれを元に試作2機目がこんな感じです、前回のIAC-ASO飛行会で飛行を楽しみました。
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この機体スパン17㎝ 重さ 5.6g(リポ、所長込み、スイッチ付き)で仕上がりました。
上反角はほとんどつけていませんが、この比率のデザインの場合問題なく
安定した旋回することができるようです。
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2サーボのスパン24㎝DR1と並べるとこんな感じで送信機はBlade msR用がサイズ的に似合います。
これでエキスポ効くと最高なんですが。ラダーのヒンジの硬さ調整でエキスポの代わりとします。
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塗装はプラモ用塗料やコピック以外では顔料系のインクジェット印刷機で雰囲気のある塗装が行えます。
(画像は鈴木機)
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ダミーエンジンはイメージを印刷した紙をプロペラとギヤの間に挟み込んでいます。
以上 超小型複葉機のヒミツ でした。
Commented by 風小僧11 at 2011-09-28 21:30 x
☆☆

下から3枚目(?No.があると指定し易い)の画像で
サイズが遠近法では同じにみえてしまいますから不思議です。

大きい方の三枚翼はサーボ仕様ですか凄い!

 どの様な内容で販売されるのかが楽しみです。

Commented by kobara at 2011-09-30 09:13 x
複葉機はかわいいデザインで、いいかんじですね
翼間支柱は上半角の代わりになっているんですね(いつぞやの田中さん紹介の資料にありましたね)
Commented by ふしみ at 2011-09-30 16:17 x
ちょっと教えてください
17cm機の主翼翼弦、尾翼翼弦と、全長が知りたいです。
あと、4.5gって電池込みですか? だとしたらずいぶん軽いですね。
Commented by としちゃん at 2011-09-30 17:16 x
主翼翼弦が50㎜ 水平尾翼が100×40㎜で重量は20リポ電池込み所長抜きです。所長ムクなんで所長込みだと4.7gぐらいかもしれません。
Commented by mayoneko at 2011-09-30 17:31
主翼のデザインと飛行速度にもよるんですが、翼間支柱を上反角代わりとして結構使えます(つかえない機体もある)。あと大きさとか飛ばす速度域や環境もよるんですが、翼間支柱が細いモデルでも、あるデザインの超小型複葉機だと上反角つけないほうが良い場合もあります。あるデザインとと書いたのは絶対こうなるデザインというのを限定できないという意味で、なかなか、これこれこうだから、絶対こうなんだあと言い切れないところがあります。超小型だと一度旨く飛んだ機体ですら、かなり正確に複製しない限り、まったく同じ結果とはならす、たいていは作った本人にすら気がつかない差異で飛んだり飛ばなかったりすることが往々にしてあるのは、kobaraさんも実戦でよく味わっていることと思います。
Commented by ふしみ at 2011-09-30 18:34 x
ありがとうございました。
大きさをどうするかで迷っています。大きくすれば有利なのはわかってるんですが、小ささゆえの可愛らしさも捨てがたいし、で。
Commented by mayoneko at 2011-09-30 20:43
ふしみさん、この前話し合った20㎝サイズ付近がやはり良いんではないかと思います。大きさの慣れもあると思うのですが、4㎜モーターダイレクトなら翼長20㎝零戦でゆっくり小回り効いて狭い場所で飛ぶことが可能だし、4㎜モーターギヤダウンで複葉機なら20㎝が安定感、速度感的にベストバランスだと思います。、有効運用期間や保守とか考えると、やっぱ20㎝サイズ20リポあたりが運用寿命長いかなと思います。ほんとは130リポ30㎝複葉で10g以内あたりが一番安くつくし運用寿命長そうですがデザインが可愛くても30㎝は巨大に感じるような感覚になってしまっていますもんね。
Commented by mayoneko at 2011-09-30 20:44
まああくまでデフォルメ機体においてですが。
Commented by 風小僧11 at 2011-10-02 15:59 x
これは、垂直尾翼を増やすと横安定が良くなる...........no
法則と似ていますか?

主翼の翼端に付けてナイフエッジ時の浮き効果を........とか?
愉しい実験の進捗を楽しみにしています。

Commented by としちゃん at 2011-10-02 19:21 x
風小僧11さん、法則とか言うたぐいの物ではありません。とあるデザインとある環境で、重さと飛ばす速度領域を限定した、機体設計レシピといった程度のものです。他の機体設計にあてはまると思わない方が無難です。
by mayoneko | 2011-09-28 07:30 | 製作工程 | Comments(10)

飛ぶって、楽しいニャー


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