小型羽ばたきよう 尾翼

トラタヌ LUNYA BBが満足行く飛びだったので(お外で羽ばたきビデオ9月22日掲載 より小型なスパン20センチ以下で4ミリモーターを動力源とした羽ばたき用の尾翼を製作した。尾翼ユニットの大きさは全長8センチ水平尾翼幅8センチ
総重量0.70g とこのサイズのカーボン尾翼にしてはかなり重い。使用したカーボンロッドは1ミリ、0.5ミリ。0.3ミリ 各種テストに使用するためマイクロコネクタを装備している。このコネクタ大変便利アクチュエターの極性も簡単に切り替えられるし、機体の分割が容易になる。カーボンロッドもマイクロコネクタもe-slowflyのe-shopで購入 
この尾翼0.7gで重いと書いたが、なぜ重いか?
小型羽ばたきよう 尾翼_d0067943_10185544.jpg
見た通りカーボンの余分な部分も多いが、もっとも重くしている原因はアクチュエーターの磁石 、ちなみにこのアクチュエターは6ミリの観賞魚エアーポンプ用6ミリシリコンチューブに 0.03ミリのUEW線を400回巻いて200Ωのコイルにしマグネットは4ミリ径 厚み2ミリにしてある。
通常このサイズで飛行機の尾翼にするなら、迷わず2ミリ径の2ミリ厚(吸着力0.06kg)のマグネットにするか1.5ミリ径(吸着力0.02kg?)でも楽勝なところだが、羽ばたき機の場合飛行機にくらべかなり大きく舵角が切れないと、思った方向に進路がすばやく変更できない。またホバリングに近い状態でくるっとその場でターンさせるときにアクチュエターのトルクが重要になる。トラタヌ LUNYA BBでは4ミリ径3ミリ厚のマグネット(吸着力0.38kg)を使用して成功している。そこで今回は4ミリ径2ミリ厚(吸着力0.28kg)を使う ここで3ミリ径3ミリ厚(吸着力0.19kg)を使うか、ちょっと迷ったがとにかくここはトルク重視と決め4ミリ径を使用する。重量的には
4×3(0.29g) 4×2(0.19g) 3×3(0.17g) 2×2(0.05g) 1.5×1.2(0.015g)
となるので。ここで0.02g軽くなるよりトルクを取ったことになる。仮にこの尾翼 飛行機に使用するとして2ミリ径で製作した場合総重量は0.56gとなる。カーボンの余分な部分をなくしたり、2ミクロンのフィルムを貼れば0.5g以下になる。すべてをカーボンパイプでお大尽仕様にすればさらに軽くなる。お外で飛ばしたり、猫に襲わせたりしなければバルサ組にしてさらに軽量になると思う。面白いニャー ところで4ミリ径や3ミリ径3ミリ厚磁石はいつもここから買ってるネオマグここで磁石の様々な特性を学ぶことが出来る。ちと送料が高いんだけど メール便で充分なんだけどなー
Commented by kobara at 2006-10-04 11:27 x
ちょっと質問ですが、マグネットの吸着力って、どこかにカタログみたいな物があるのでしょうか?
Commented by mayoneko at 2006-10-04 11:38
kobaraさん、e-shopで取り扱っていない、磁石は私はいつもココで購入しています、ここのWEBカタログでいろいろ調べることが出来ます。http://www.neomag.jp/
Commented by 野末 at 2006-10-04 11:57 x
としちゃんも、羽ばたき機名人たかはし流ですね。たしかに試行錯誤している時はこの分割方法がいいですね。浜松遠征以降ハニービーばかりで、一向に新作にとりかかれません。皆さんの新作を見て楽しみます。
Commented by mayoneko at 2006-10-04 12:08
野末さん
そうですね、羽ばたき機名人たかはし流は各パーツをユニットにしてあらゆる組み合わせを簡単に現場で実現できるようにしてあり、しかも軽い!のでとても素晴らしいです。通常超小型軽量機開発でのユニット化は重くなって飛ばなくなる要素を含んでいるので、両刃の剣ですが何が正解なのかよく解らない羽ばたき機ではとても有効な手法だと思います。ハニービーは傑作だからのめり込むのもよく解ります。
Commented by たかはし at 2006-10-04 21:49 x
お呼びにあずかりました羽ばたき機「ヲタク」のたかはしです。名人てのはちとふさわしからぬ称号ですので返上つかまつりたく。最近は、moto商会発売のWES超軽量カーボンパイプが大のお気に入りで、カーボンロッドと組み合わせて、ワンタッチで分解できる機体を作るのにハマっています(宣伝しておきましたヨmotoさん)。それにしても、このぶんで行けば、新しい羽ばたき機名人はあっという間にとしちゃんが襲名しそうな勢いですね!こちらものんびりしてられないな~
Commented by moto at 2006-10-04 22:21 x
皆さん宣伝ありがとうございます。
悪徳moto商会のカーボンロッドの重さは1メートル当たり
1mm 1.3g、 0.7mm 0.7g、 0.5mm 0.3g、 0.3mm 0.07g
新カーボンチューブは1メートル当たり
1mm 0.8g、 0.7mm 0.4g、 と、なっております。
としちゃんの尾部を観察するに、0.7mmか1mmチューブを軸にして、翼は0.3mmロッドでいけるのではないかと推察するしだいでござりまする。
どうぞ再度お買い求めの上、作り直しなどされてはいかがでしょうか・・・・。
って、自分でも作らねば・・・。
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by mayoneko | 2006-10-04 10:25 | 羽ばたき飛行機 | Comments(6)

飛ぶって、楽しいニャー


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