浜松 エアフェスタ 2009
2009年 10月 19日

待ちわびた10月当日は あっ という間にやってきた。
(kobaraさんゴメン、主役の1/72ラジコンBF109Fがぼけちゃった 反省)

が我が研究所の絶対神である御所長様(横のメールと書かれた画像に写っているのが所長様))への貢ぎ物が足りなかったため、常に飛行会やイベントで台風が来ようと梅雨前線が頑張ろうと常に晴れに導く所長パワーに頼ってきたツケが、と言うか愚かなヒラ所員はイベント時に、もはや晴れるのは当たり前の感覚に溺れ、どうやら神をも恐れぬ、なめた貢ぎ物の質と量(カリカリ15粒 いつものおやつの3倍量)により神の逆鱗に触れたのであった。

10月17日浜松基地航空蔡の朝7時 観測用のT4が泊まったホテルの上空を駆け抜ける
曇りではあるが、雲は高く明るい でも天気予報は静岡西部降雨率90% だがコレなら行けると信じる

7時30分 前回10周年記念SSFC飛行会では飛行会当日の朝ホテルのドアを叩けど起きなかった野末さんが時間通りに現れる!
これは吉兆だ(笑)
(男同士の仲むつまじい相合い傘は11時頃撮影したもの)

8時 強力な地元力を誇る野末さんのスペシャルな手配により基地関係者以外は入れない特別席に4名様 ご案~内
天候は持ちそうだ 頼む 保ってくれと空を見上げる



8時30分頃 航空自衛隊浜松基地所属の海難救助機群が飛び始める


9時ごろ 頑張れ太平洋側の高気圧 5Kで良いから北へ前線を押しとどめていてくれーと祈りつつA-WAX やら練習機T-7やらが飛ぶ


モノすごいったら ないに

続いてF15 だんだん雨雲が近づいてくるのが見える そしてパラリ パラリと雨粒が

10時半頃 F2ジェット戦闘機の垂直状態での旋回
レシプロ機より小さい旋回半径に度肝を抜かれる、何ちゅー機動力
推力変更でもないのにこんなに小さく回れるのか

すでに雨は時折パラリからパラパラの雨になっているが、雲はまだ高く明るい、航空蔡開始から滑走路端で見張る サンダーバーズの一機が静かに佇み滑走路を見守っている、すでに2時間近く機内に留まっているパイロットはどんな心境だろう。見ているだけのこちらは、もう11時半開始でなくて良いからスケジュール前倒しで直ぐ飛んで欲しいと我が儘なことを言ったりもする。

11時 雨はザアザアだが 時折止むし 雲は明るく 十分高い いけるのか?
11時半 搭乗前のセレモニーが始まると 雨足が強まる、暗い雲が地上めがけて迫る 果たして飛ぶのか?
ジェットエンジンの咆哮が大きくなる これは飛ぶな
タキシングする機体が見え出す 6機次々と飛び立つ が機影は直ぐに雲に吸い込まれる
飛んだ 飛んでくれたが この雨で演技できるのか? しばらく時間が経ち、やがて1機が偵察するように基地上空をかすめたあとやや時間をおいて

雲がどーんと低くなる、通過する機体は基地上空しか見えず、少し離れると直ぐに雨雲と雨霧の中にかき消える


手前に有る双眼鏡で目標物を追いかけると同じ動きで追尾するミサイルポッド 動きは大変スムーズで作動音が余りしないところがまた凄い、そんなミサイル発射装置で狙ったかのような
なんちゅうピンポイント気象攻撃
雨がザンザン降る中 サンダーバーズの機体がシズシズと地上へ舞い降りてくる
メインディッシュはもうおしまい

雨は止まずとも、地上展示は見たいということで、基地内を走るシャトルバスに乗り、南ゲートから小走りでハンガーへ走る、反対方向に走る人達はこの非情な雨にやられての帰り支度、長~いバス待ち行列
雨は容赦なく晴れることを信じて雨具を持ってこなかった信者を濡れ細らせ、
遅れるシャトルバスを見限りびしょ濡れになりながら歩く
家路への巡礼の列を作り出す。

ハンガーに辿り着き、30分もすると小降りになり、1時間もすると雨は止んだ
雨の中 我が儘にハンガーを出て、ひとり機体を見にさまよい出ている間に
野末さんが混んでいる露天に並んで美味しくて熱い肉まんを人数分買っていた。
雨が止んだ頃ハンガーに戻った間の悪い空きっ腹の濡れネズミには大変ありがたく
味の方も超旨かったっす。感謝感謝

パイロットが手を振っている思わず手を振っていた。

閉会の音楽が流れる頃には陽も射すように
昨日は秋晴れ明日も秋晴れしばらくは秋晴れが続く空模様の中
この日のこの間だけ浜松だけに3時間ほど強い雨
特にサンダーバーズが飛ぶときだけ豪雨 見事すぎます 所長様の鉄槌
次回は特上牛肉か日本近海産クロマグロを貢ぎ物に致しますので、なにとぞ天気の方よしなに
と言っても前回サンダーバーズ来日の際の浜松は雨天により飛行中止だったことに比べると
この悪天候の中飛べただけでも所長の御利益は有ったのかもしれない
(カリカリ15粒分の御利益というところか?)

さて帰りはサラッと新幹線とロマンスカー でビューンと愛しの我が家へ

野末さん浜松では大変お世話になりました。大満足です
Kobaraさんたかはしさん遠路はるばるご苦労さまでした、とっても楽しく呑めました。
みなさんいっしょに遊んでくれて大感謝です。ではダイジェストビデオをどうぞ
野末さんのブログも見逃せませんぞ
ちなみに画像はクリックすれば大抵は大きくしてみることが出来ますので
もしお気にいりがあったら大きくしてみるのも一興かと

ほんと、ピンポイントの雨でしたね。
地元反対派もいますが、それより、大好き派のほうが圧倒的に多いのは
当たり前ですよね。
アメリカさんの機動飛行が見られる日が来ますように。


私の写真は空ばっかりで、ろくに飛行機写っていませんでした
雨でビデオがいかれてしまうんではないかと冷や冷やでしたが、なんとか動いてくれて助かりました、念の為今ビデオの各部を開けた状態で電池を抜き乾燥中です。

ウチのデジカメもかなり濡れましたが存外大丈夫なようですね(と油断しているとダメかな)

レンズ格納式のタイプだと、中に水滴は入り込んで抜けにくいのと、その水と埃を餌に湿度60%以上で暖かい場所に使わずに放置しておくと、レンズにカビが生えます。意識的に乾燥させなくてもカメラしょっちゅう使ってさえいればその辺りは防げますんで、よく使うか 湿度が高くないところで保管すればまあOKではないでしょうか。まーちょっとカビが走ったところで写りに余り影響無いんですけどね。

最初の写真。「すごい暴風雨だったんだなぁ」と思ったら……、だまされました(笑)。
カメラを仕舞うラックやバッグに、食品についてくる乾燥剤を、これでもか、と入れていますが、気休め程度のようです。しっかりした環境以外なら、剥き出し(ケースとかに入れない)の保管が、安易なわりに安全です。埃がつきますが、埃は掃除できます。

逆さにした甲斐がありました。実際けっこう雨は強かったんですが、風が弱かったのが撮影に幸いしました。それでもレンズにバシバシ水滴が付くので、片手にティッシュ忍ばせておいて、水滴が画像に写る度拭かずに水分だけ吸わせて撮影続行していました。
(適当なビニール袋用意しておけば良かったんですけど自分だけは晴れる信者なんで準備不足でした)
防湿は一度 虎の子の望遠レンズをケースに入れたまま、カビを生やして超ショックを受けて以来、凄く大事なカメラやレンズは電気式のドライケースに収納するようにしたんですが、収納すると余り使わなくなってしまうが問題で、結局Ichiさんの言うとおり剥き出しでガンガン使うのが一番いいようですね。
やはり道具は使わないと錆びますね

レンズは擦っちゃ駄目だから、濡れても布で押すだけ、と子供の頃に習いました。
その頃はティッシュペーパーというものは無かったのですが、それを言った人、
確か、nhkの女性カメラマンだったけれど、ハンカチを折って、その頂を水滴に
当てていました。そんな、すっごい昔のことを思い出させてもらいました。
「吸わせる」は良い表現ですね。 みなさん、覚えなくっちゃ。

町角で配っているティッシュはせこく積極的に貰う癖が幸いしたようです。