極性問題 プラスかマイナスか それが問題だ
2010年 02月 05日
本来この充電器についているのは赤外線操縦によるインドアプレーンをやる人にはなじみの深いJSTコネクタで、コネクタの極性はこの画像上から見て上がプラスで下がマイナスだ。
ちなみに1.25㎜ピッチのミニコネクタはMINIUM、Blade MSR、飛行物トイラジ、の電池」端子によく使われている。今後小型ラジコンのバッテリコネクタはこちらが主流になるのではないかと思うもので、
このミニコネクタを同じ方向から見た際JSTとは極性は逆だつまり
仮に無理矢理この充電器に付属しているJSTコネクタにミニコネクタタイプの電池を差し込むと、極性が逆なので
一発で充電ICがお釈迦になる。
いちばん上の画像に写っているミニコネクタがプラ製のハウジングと一体化したE-Fliteのリポ電池でいうと
端子金属が見えている状態で右がマイナス左がプラスになる。大抵はね
(まれに逆なオモチャもあるので要注意)
つまりコネクタ換装時の注意点は我々が普段インドアで使っているJSTコネクタのプラスマイナスとミニコネクタープラスマイナスが逆な点だ。今回はすでにリード線がついているミニコネクタの接続なので間違わないが(普通は赤の線がプラスだと信じて、これもごくまれに違うことがあったりするよん)、
それでも念のためLPC30450USB充電器に接続する前に十分に手持ちの電池コネクタ極性とあっているかテスターで確認することが肝要。
そしてこのコネクタの入手に関してはmotoさんのこのページが役に立つ。
次に行った作業が、Spectrum1.5gサーボの1㎜ピッチのミニJSTコネクタ風のものを通常のサーボコネクタに換装する作業。1.5gサーボがこの換装により1.8gサーボになってしまうが、Futabaの2.4ghz受信機を無改造で使う以上致し方ない。
参考までにサーボから出ている3本のリード線は電源が2本でシグナルが一本てのが普通市販されているラジコン用サーボでは標準のやりかた。ただこのリード線の色がメーカーや製造時期によりまちまちだったり、おかしな物になると2本同じ色で1本だけ違うとか、いったい組み立て時にどうやって判断するんだと謎な物もあり、この部分も要注意である。サーボテスターなどを持っていればかなり判別は出来るが、一つ間違うとサーボから煙が出て ハイそれまでヨーになるので確認作業でも油断が出来ない。
この画像でいくとコネクタの金属部が見える方から見てコードを右に出すとして、
上から順にFUTABA仕様の場合
電源マイナス(大抵は黒か緑)
真ん中が電源プラス(大抵は赤)
下がサーボシグナル(大抵は白かオレンジ)
なのだが、これもしつこいようだがメーカー、製造時期によりまちまちなこともあるので必ず慎重な確認が重要。
でついでに1.25㎜ピッチのミニコネクタ付きリポ電池を受信機電源に使用できるようにした。
それにしてもややこしい極性問題
まー国内同メーカー純正品のみで固めていれば問題はおきないけど、
それだけだとちと小回りが効かないのも事実。
もっと諸々ラジコン関係の約束事がもっと簡単だとありがたい 初心者につらすぎるニャ
追記
JSTコネクター 1㎜ピッチなどの情報はこちらへ
わかりやすい説明で、参考になりますぅ。
ひとつだけ間違いを訂正してね。Spektrum1.5gサーボのコネクターは1mmピッチです。投稿者名に1mmピッチコネクターの仕様書をリンクしました。
残念ですね
コネクタも統一規格を決めないと困ってしまいますね、
1.25㎜ピッチや1mmピッチのミニコネクタ使うときの
電源やサーボの端子配列の(世間の動向に合わせた) としちゃんがいちばん詳しそうですので
インドア仲間ではこれで統一します!ってやつ出してくれませんか
電池とか融通しあえないことがよくありますが、そのこと自体がそれほど深刻な問題では無いので、自分自身で解決する自作が多いせいか統一しようって強い動きが出ません。
私自身の今後のコネクタの使い分けとしては
100mA以上200以下の単セルリポで超小型機向けは すべて1.25㎜ピッチのミニコネクタにし
(Hyperionのコネクタ付き電池に依るところが大きい、ちょっと重くても楽がしたいというのが本音)
100mA以下は極最軽量の特殊な接続状況を除いて
motoさんのところで扱っている1㎜ピッチのマイクロコネクタで統一していく予定です。ただ自作充電器だけは未だ壊れいないんで充電端子はJSTのままで、自作の変換アダプタを使用することでしのいでいく予定です。
でも沢山JSTコネクター関連の在庫もあるので、なんとか有効活用していきたいとは思っています。
今回、としちゃんや私がコネクターの変更に踏み切ったのは、市販品の受信機やコネクター付きバッテリーに対応するためです。
としちゃんとの会話で、ハイペリオンの新しいミニュームタイプのバッテリーがおもしろそうということで、今後ハイパワーマイクロ機のメインに使ってみようと思っています。構造的にはJSTコネクターと同じですが、オス側のピンがJSTより丈夫そうな太さですから、重さはほとんど変わらないと思いますので、自作受信機を使っている場合は、わざわざ変更する必要はないと思います。
ちなみに3ピンは田中さんのところで扱っています。
ハウジングに入れるターミナルは、JSTより小さいので、はんだ付けできないことはないですが、かしめ工具のほうが楽だし軽く仕上がりますよね。
2.4Ghzシステム使用を前提とすると
半田付けを一切せず、最軽量なシステムを組むとする場合
受信機と2サーボでほぼ12gになります。自重の60%
今回したような最低限のコネクタの交換を行うと
受信機と2サーボでほぼ7gにすることができ
ミニュームのような2サーボ受信機を使えばほぼ4g
になりますが使える送信機が限られます。
と同じ機能を得るのにこれだけ違ってきます。