メッサーチョビット 4話目
2010年 02月 27日
メッサーチョビット工作は続行
ドライブユニット作りに欠かせないのが、極細のリーマや0.78とか0.95mmとか
極細ドリル刃(DIYセンタで0、3から1.0まで0.03みり位の刻みでセット売りしているやつ)
これがあるとないとでは、ないとギヤ組の仕上がりに雲泥の差が出るというか作業の手間が増える。
リーマで作ったテーパー穴のおかげで、ギヤを絶妙なはめ込み具合で固定できるし、芯出しも正確になる
これがなかった頃は、02モジュールピニオンギヤの芯だしや固定がしんどかった。
このドライブユニットはスポンジで固定するため、軸やモーターが乗る板を大きめにしてある。
ドライブユニットを組む際にはモーターを回しながら、出来ればプロペラをつけた状態で
一番静なピニオンギヤとドライブギヤのはめ込み具合を探り固定すると
ベストなギヤの遊び具合バックラッシュが出る。異音がするのは、それだけパワーをロスしている証拠
その際当然プロペラのバランス取りも入念に行う、静的なバランスよりむしろ
一番使う回転域でテープを貼って静かで震動の無いバランスを取る
ちなみに組んだあとで推力ベンチテストと5分程度の連続運転は必ず行うのが習慣になっていて
(飛行機が調子よく飛ばなかった場合、問題切り分けしやすいようにしている)
このユニットはギヤ比5対1 10㎝カーボンペラで3.5V270mA7.6g程出ているようだ。
忘れないうちにユニットの板に書き込んでおく。
続いて、受信機とIRD基板のテストと
とっ ここで問題発生、さんざん実戦で使い回してきたIRD基板が、固定用両面テープの付けはがしの繰り返しでどこかクラックが入ったらしく(厚み0.2㎜の基板なんで)、動作が不安定
こりゃ作り直した方が早そう。
ノイズ防止用にリード線をよじる、私はうまくヨリがかからないときは、ねじった状態で固定しておいて、かるく燃えない程度にライターの遠火であぶるか、半田ごてのヒーター外皮あたりでかるくなぞって
ヨリを固定している。ただしリード線の外皮がビニールとかだと慎重にやらないと燃えたりするのが面倒
そこで半田ごての熱で溶けない耐熱電子ワイヤーを使用することが多い。
私のやり方はかなりいい加減なヨリで性格がよく現れているが、
うまい人は非常に綺麗にヨリをかけているので、なにか秘密のテクニックがあるのかも。
あと折り曲げの疲労による断線を防ぐために、基板からの配線をストレートに出さずに
必ず基板内側から外に向かって電線の端を半田で固定し、基板側にテープで固定してから
線を引き出すようにしている、アクチュエーターの配線に使うUEW裸のポリウレタン線などは
ショートに気をつけなければならないが、同じように固定することで、大幅に断線が減り
機体の稼働率が上がる。
要は極細線リード線のヨリ線が半田で固まった部分と固まっていない部分の境目に折り曲げ疲労がたまらないことが肝心だと思って配線の取り回しをしている。
てな わけだが 今夜IRD基板を製作する気力はもう残っていないので
今日は10F200を焼いてブログ書いておしまい。
空フェスで何やろうかなあ?