空フェスに参加してみて
2010年 03月 10日
2日たった昨日はもういつも通りの1500台に落ちちゃったけど、
参加によりスローフライトの楽しさを少しでも広められたと思ってる。

今回とても印象的だったのは、いままでこういった飛び物に若い人で興味がある人って少ないナーと常々
感じていたが、やりようによっては関心を惹きつけれれると言うことが解り、とても勉強になった。
あと現場でハッキリ感じたのが、飛行機はいくら小さかろうが、軽かろうが、操縦しやすかろうが
目の前で飛ばすまで飛ぶことを信じないし 例えその場飛んでも
大多数の普通の人にとっては飛行機らしい形をしていれば
飛んで当たり前
の感覚なのだということがよく解った。
普段見慣れない形、へんてこりんなものが飛んでこそ、人の心が強く動く
その点で羽ばたき飛行機製作工房のメガニウラやgeorgeさんのロガロウィングは圧倒的な支持を得た。

飛行機に詳しい人から見たら、変態扱いされるものほど一般の人には受けやすい
ただ変態扱いされる物が現実に普通に飛ぶには、通常の洗練された飛行機型とは違い、もの凄い努力と裏に隠された(気づかない)テクニックが存在することが、一般はもちろんのこと飛行に詳しい人に対してもほとんど伝わらないと言うところが、ちと勿体ない
たとえばこの記事だと飛ぶ前は取り立てて変わったところのない飛行機とか取り上げられていていたりする。(ASCIIの記事叩きじゃないからね)なるほど そう見えるのかと言った程度

羽ばたき機をあるていど突き詰めて作った人なら解るが、’(その突き詰めて作った人口自体が世界で100人いるかどうかの世界だもんなあ)まずこの機体無尾翼であることがとんでもない点で、非常に短いコードで成立している点が今まで発表された羽ばたき機では全くなく世界初であり、実在する機体も1~2機である。つまり世界に一匹か2匹の超希少種(笑)非常にコントローラぶるなのも特筆に値する。またそれが個人レベルで開発製作されていて、団体で高額な費用をかけたものでも無いところが素晴らしく、ハッキリ言って室内羽ばたき機では世界頂点レベルであるのは間違いない。

高度1万メートルでノンビリ飯喰って、ぬくぬく寝ている間に世界の裏側まで時間通りに安全確実に旅出来るシステムの真の本当の凄さというのも、当然私も含め大半の人は理解していないのだから。
そんなもんだよなとは思う
自然物は別にして人が関わった物でどんなに高度なメカやシステムであっても、
全ては人が想い
作ったから
存在しているのは間違いなく魔法で出来ているわけでは無い
人が作ろうと願い作り発展させてきたものだということを忘れないようにしたい。

そのあたりの想いをうまく人に伝えるにはとずーっと想っていたが。
今回の空フェス参加ではその辺りのヒントを山と受け取ることが出来てとても良かった。
無ければ作ればいいじゃない (作りたい人がね)
愛があれば出来るんっじゃない
を伝えていくことにする。

趣味で作っている以上は、他者に認められなくても一向に構わないが、存在を誤解されて「飛行禁止」されている現状を改善するには「認めてもらう」必要性もあるわけで…、勉強になりました。
パンツ呼ばわりされてた(商品名だけど)あの機体も、簡単な組立てや飛行性能も、良くできた製品です。元ネタがあったらしく、その視点だけで済まされちゃうことも多かったようですね。
言葉で定義すると、そうなるというのは面白くもあり恐ろしくもありで
言葉が持っている脳内を支配するイメージ力と言うのは凄い力だと
それを上回るには現実の行動ですが、起こした行動ですら、後に文字や言葉になってしまうと、その言葉に支配されてしまう。
あっ なんかとりとめもない話になりそうだ・・・

柴田さんは超小型飛行体研究所の所員になっとるし、わずか1.7gじゃなくて0.7だし、紙飛行機じゃないし。
「とりたてて変わったところのない飛行機」って、おいおい.......
こんなのが変わっているんだよって、見せて欲しいわ~


価値観の一元化は難しいですよね。
大多数から理解を得られない事でも、自分が楽しいからやっている。
私ははそう思ってやっています。
これからも活動、頑張ってください。
ほんと楽しくないと続けられません。楽しく頑張ります。

なので是非飛行機に超うとい人に興味を持って貰ってとんでもないものを見せて貰えたらと思っています。

共通のキーはスローフライトかな?。

操縦する側から行くと、かったるいので、ちょっと飽きてましたが、
世間の目を奪うために、常備の1機にする必要があるかもですね
癒しの名人の卓越した見解に、なるほどです。
そーかー 野々村美緒は、自然万物の飛びを把握した上で、
「とりたてて変わったところのない」と言う発言だったんだ~~
ごめん美緒♥

慣れきった操縦する側はかったるいけど、操縦体験もしてもらえるし、飛び物撮影に慣れていないカメラマンに綺麗に写して貰ったり、カメラマンのカメラの方向見定めながら写しやすいように、構図が決まるように飛行ルートを取ることも出来る点でも、たしかにスローフライトはベス。トあと一日中結構気を使って飛ばすので(お客さんの間縫っての離発着時の進路確保とか、予期せぬ子供の叩き落としとか)で体力を消耗しないのもポイントです。
あくび出るくらいの飛びの機体は展示時には必須だと感じてます。


おかげで設計図を完成させることができました\(^0^)/
このようなデータはこのあたりのインドアプレーンのサイトぐらいにしかないため
どうしても経験のない私には人頼みになってしまいます
お許しを (・。・;