RETRO WINGS レトロウイングス 俯開け

もし体重100Kを35kg減量できるとしたら、挑戦する価値は十分に有るかもしれない
RETRO WINGS レトロウイングスを分解してみた。分解に必要な物は眼鏡用ねじ回しと、ハサミ、カッター
RETRO WINGS レトロウイングス 俯開け_d0067943_13291153.jpg

この手のトイラジを分解するときはパーツ類をバキバキとやらずにじんわりーと力をかけると、徐々に接着剤が剥がれるパターンが多いので、焦らずじんわりとやる。配線が走っているとおぼしき場所は特に丁寧に作業を行うが、もっとも欲しい心臓部を取り出したりするときは、それ以外の部分を破壊破棄する覚悟で完品での取り出しを最優先にする。
RETRO WINGS レトロウイングス 俯開け_d0067943_13293164.jpg

まず上の主翼を外し、機首下の透明テープのみを切断して、機首下のパーツをユックリ剥がしたあと
下の主翼を剥がす
RETRO WINGS レトロウイングス 俯開け_d0067943_13305646.jpg

ついでカウリングをグリグリとねじり外す、回転させてはいけない
カウリングとドライブユニットは3本の小さなネジで止められているので、
分解には眼鏡用のドライバーを使う
RETRO WINGS レトロウイングス 俯開け_d0067943_1332969.jpg

胴体下の溝にそって貼ってある、スチロールを爪でホジホジしながら取り除く
その際溝左右に走っている アクチュエーターの線とアンテナ線を切らないように 気をつけてホジホジする
RETRO WINGS レトロウイングス 俯開け_d0067943_13342042.jpg

胴体裏側に見える翼支柱の止め板をハサミで取り除く こうすると 機銃と翼支柱が簡単に外れる。
写真では一箇所しか写っていないが 支柱前後2箇所ある
RETRO WINGS レトロウイングス 俯開け_d0067943_1335333.jpg

アクチュエーターは最初に胴体から垂直尾翼ごとこれもジワーッと剥いで外す
うまくやれば、一切断線させずにレトロウィングスのメカのみを配線状態で取り出せる。
この状態でモーター 、アクチュエーター 電池 アンテナ線 がどのように基板に接続されているか
配線の状態を必ずカメラで記録しておくと あとあと困らない 
他の機体への組み込みのゴタゴタで100% 何かが切れるか、断線しかかるから。
あと買ったタイミングで製造ロットの違いにより、配線箇所が変更されている場合も往々にしてあるので、
できれば自分のものは自分で撮影しておくことをお勧めする。
RETRO WINGS レトロウイングス 俯開け_d0067943_1338152.jpg

機体を除いたメカの総重量は 8.33g
RETRO WINGS レトロウイングス 俯開け_d0067943_13391546.jpg

機体が12.08g(車輪や支柱込み)
RETRO WINGS レトロウイングス 俯開け_d0067943_13404040.jpg

1セルアクチュエータ、ESC付き受信機 1.64g スイッチ 充電端子 0.22㎜アンテナ線 長さ22㎝込み
RETRO WINGS レトロウイングス 俯開け_d0067943_13431697.jpg

ギヤユニット モーター プロペラセーバー付き 3.43g
RETRO WINGS レトロウイングス 俯開け_d0067943_13442752.jpg

7㎜径モーター 8歯03モジュールピニオン付き 2.70g
RETRO WINGS レトロウイングス 俯開け_d0067943_13454593.jpg

アクチュエーター 0.36g
RETRO WINGS レトロウイングス 俯開け_d0067943_13462090.jpg

80㎜径 プロペラ 0.57g
RETRO WINGS レトロウイングス 俯開け_d0067943_13474794.jpg

70mahリポ 過放電防止基板付き(3V付近でオートカット) 2.30g
RETRO WINGS レトロウイングス 俯開け_d0067943_13491516.jpg

スポーク風車輪 0.70g
RETRO WINGS レトロウイングス 俯開け_d0067943_13502554.jpg

機銃 0.19 いつか使うことになるかも知れないので とっておく LEDとか仕込みやすそう
RETRO WINGS レトロウイングス 俯開け_d0067943_13512663.jpg

レトロウイングスの基板 モーター 配線  M+ M-が目印になる
RETRO WINGS レトロウイングス 俯開け_d0067943_1356370.jpg

一番切れる可能性が高い場所 アクチュエーター サーボ 基板 配線 方向舵 ラダーからの線
RETRO WINGS レトロウイングス 俯開け_d0067943_13583019.jpg

アンテナ線 ぼけているが、矢印の当たりがそれに該当する
断線しにくいように穴にアンテナ線を絡めてある
RETRO WINGS レトロウイングス 俯開け_d0067943_1421831.jpg

電池 接続 配線 B+が目印になる

以上駆け足で レトロウィングスの分解と各部重量を紹介
まんまメカを流用するとなると、8.33gは確実に取られる
今まで作ってきた30㎝程度の翼幅があるの発泡スチロール製機体がいずれも3g程度で収まっているので。
相当余分を見てあと2g増えたところで確実に14gは切れる計算になる
今回手に入れた機体が20.41gだったことを考えると7g近い軽量化が達成できる
インドアプレーンに詳しくない人向けに解りやすく言うと
 100キロの体重だった人が35k減量して65kで飛び回れるわけだ 
いろんな意味で希望の光が見えてきません?
どんな入門用インドアプレーンで作り方を考え作ろうかニャア。
最後にトイラジに使われている半田について
オモチャの基板には鉛フリー ROHS半田が使用されている。その半田を旧来の鉛入り半田を行う半田ごてで溶かそうとしても鉛入り半田は鉛無し半田に比べ融点が低いため、グリグリやって中々はんだが溶け始めずに、いたずらに基板全体に温度を加えすぎて基板や部品を破壊することがある。もし鉛入り半田時代のコテでもW数切り替えのはんだごてであれば一時的にこてさきの温度を上げて、素早く作業を行い対応する手もあるが出来れば最近の鉛フリーに対応した半田ごてを使いたい。
私の場合大抵は端子部分の鉛フリーの半田を吸い取り、作業性アップのために鉛入り半田かアルミット半田に置き換えてしまう場合が多い。
Commented by okaoka at 2010-03-16 14:42 x
分かりやすい解説スタートでワクワクしています。
ESCとアクチュエータがコントロールできる1.6gの受信機いいですね。

7mmのユニットを3:1で、80mmの小さめのペラを速く回してるんですね。
対応できる速度域も広そうなので、単葉機なんかにして翼面荷重が
原型の複葉機よりも大きくなっちゃっても楽々とびそうですね。

自作機もいいですが、初めての人向け工作としては、
出来合いのフリーフライト機にコンバートしたり、よく飛ぶ紙飛行機を
スチレンペーパで作った機体なんかにつむだけでも楽しめそうですね。

Commented by moto at 2010-03-16 14:55 x
としちゃん、さんきゅー。
きょうは絶対腑分け速報が出ると信じていたにゃり。
何機か使って混信テストもやりたいにゃ。
Commented by 野末 at 2010-03-16 15:01 x
早速バラしましたね。1回も飛行させなかったのですか?
3バンドなら同時飛行もできそうですし、FMで9gそこそこのメカなら有望ですね。
今から親会社と会議。眠くなりそう。
Commented by kobara at 2010-03-16 15:01 x
受信機にやたらでっかい 電解コンデンサがついていますが
それを外したらだいぶ軽くなりそうですね
メインのICはやっぱモールドしたやつですか?
Commented by mayoneko at 2010-03-16 15:18
ただいま出来るだけ入門しやすい気軽な機体に積もうとトラタヌしていますが、機体がいくら簡単でも、重いと初めて操縦する人には操舵が難しく墜落すると壊れやすいので、どの当たりのバランスで行くか検討中です。軽くすることが誰でも楽に飛ばすための近道ですから。
今回ばらしたのは海外から輸入した物ですでに遊び倒した物です。
変調方式はFMではなく27mHzAMです。 赤外線と同じ信号時間軸ずらしでのCH数確保なので、レスポンスがホビー用に比べ劣ります。
電解コンデンサが大きめなのは、重心位置の関係でモーターに張り付くように受信機が置かれているためで、モーターとの距離をあけることができれば、小さな物に換えることができるかもしれません。メインのICとサブのIC共にモールドタイプです、現物見るとよく解りますが
部品点数少ないですよ。進化してますね。
Commented by ふしみ at 2010-03-16 16:56 x
買ってきたから分解の手順教えて、とコメントしようと思ったら、すでに公開済みでした。早!
カーボンペラに付け替えられる点と、車輪が気に入りました。
今後の関連記事、期待してます。
Commented by Ichi at 2010-03-16 17:29 x
 部品別の測定が興味深いです。
 一個一個は「意外と軽いな」とか「ま、こんなとこだな」なんて思うのですが、集まると重くなっちゃうんですねぇ。軽量化の基本を思い出しました。
Commented by MAC at 2010-03-16 21:55 x
分解、お疲れ様です。
どうしたらこんなにキレイに分解できるのか? (驚き

宜しければ1つ教えてください。
アクチュエーターまでの距離を伸ばしたい時、適当な銅線を中間に半田付けすればOKですか?
お友達のふしみさんのような双発機を例のセスナモーター×2で作れないかと目論んでいます。
Commented by mayoneko at 2010-03-16 22:10
アクチュエーターまでの距離を稼ぎたい場合は、被服銅線を足せばOKです、太すぎる線は重量を非常に喰うので、アクチュエーターの線径に近いものを使うと良いでしょう。
Commented by たかはし at 2010-03-16 22:42 x
さっそく御大自ら公開腑分けの儀ありがとうございます。1セルアクチュエータ、ESC付き受信機1.64gはラジオとしては軽いですね!ペラをカーボンに換装しやすいのもよく考えられています。これはボディー換装で軽量化&フルスケール化がやりやすそう^^一番乗りは誰かな!?
Commented by kobara at 2010-03-17 14:43 x
これの送信機ってどんな感じですか?
Commented by moto at 2010-03-17 15:27 x
kobaraさん、きょうこれから定型外郵便で送るから、土曜日には壊せますよ。
Commented by kobara at 2010-03-18 09:20 x
送信機金物屋さんのブログでわかりました
シンプルなつくりでいじりやすそう
Commented by としちゃん at 2010-03-18 10:20 x
スロットルのリターンスプリングは仕様なので、さっさと開けてスプリングを外してしまいましょう。
Commented by MAC at 2010-04-11 13:59 x
こんにちわ 以前は丁寧な回答を頂きありがとうございました。
漸く手作り飛行機が飛ぶようになってきたのですが、うっかりアンテナ線を根元付近で切ってしまい、切り口同士を絡ませているのですが5mくらい飛んだらモーターカットしてしまいます。
やはり基板に半田付けしないと駄目でしょうか?
Commented by としちゃん at 2010-04-11 18:56 x
MACさん、こんにちは少しでも役に立ったようなら何よりです。
アンテナ線は操縦者と機体を結ぶ命綱です、命綱が切れかかっていたり、いつ切れるか解らない状態はつらいと思いますので。
この場合のアンテナ線接続はできれば頑張って、半田付けが一番です。20W~30W程度の半田ごてで作業すれば、ものの一分もかからない作業です、基板をしっかりテープなので固定して作業すれば、問題ないです。おそろしく大変なことに感じるかと思いますが、この半田付けスキルを一度獲得してしまえば、オモチャからのメカ流用の幅がぐんと広がると思いますので。これを機にチャレンジしてみることをお勧めしたいです。本番に挑む前の練習としては糸半田を半田ごての先で溶かす遊びをたっぷりしたり、いらないオモチャ基板などがもし手元にあるのであれば、それを生け贄にして、いろいろ部品を外したたり線を接続したりしてからやれば半田の溶ける感覚が自然に手に覚えられることと思います。そのときこれはどうするの?とかあれば遠慮無く質問してくださいね。
Commented by としちゃん at 2010-04-11 18:59 x
これは書くかどうか迷ったのですが。
ps
どうしても半田付けしたくない場合は、エナメル線の被服をよく剥いだ状態で絡めてペンチで潰し、圧着した状態でテープで基板パターンにショートしないように、しっかり基板に固定します。ただそれは切れた命綱のほどけた一部を軽く結びなおした程度のものだということを忘れてはなりません、超お勧めしませんが参考までに。
Commented by MAC at 2010-04-11 19:38 x
またもや丁寧なアドバイス、ありがとうございます。
基板への半田付けはどうしても後回しになりがちで苦手部分ですが、これを機に真面目に取り組んでいます。要らないトイラジプロポがたくさんあるので・・・。
>エナメル線の被服をよく剥いだ状態で・・・
ココ、気づいていませんでした。どおりでカットされるハズです。(恥

基盤にハンダ付けする際も、ペーパーで擦ってからの方が良いのですね。

感謝です。
Commented by 9-太郎 at 2010-08-08 21:33 x
始めまして、こんにちは。RC暦0年の9-太郎と申します

知識がまるで無かったので専門用語などで四苦八苦しましたが
こちらのブログのおかげで、無事にレトロウィングスをばらし
無尾翼機(メーヴェ風)を飛ばすことが出来ました!

この腑分けの記事には特にお世話になりました
バラシ方も丁寧で、それぞれのパーツ重量を知ることが出来たので
機体に錘を借り搭載して滑空バランスを試すことができました
ありがとうございました!
Commented by mayoneko at 2010-08-09 00:18
9-太郎さん こんばんは
記事が役に立ったようでなによりです。いきなり無尾翼機を飛ばすとは凄い腕前ですね、もし良ければ画像送っていただければ、作例として掲載させていただきます。 コメント有り難うございます。
Commented by 9-太郎 at 2010-08-11 21:54 x
期待に添えるか分かりませんがメールにて画像を送りました
作例として使えないようでしたら破棄しちゃってください(笑)

仕事中も飛んでいる姿を思い出してはニヤケてます♪
あ~~っ、土日の休みが物凄く待ち遠しいです
Commented by としちゃん at 2010-08-12 10:36 x
9-太郎 さん、メール楽しみにしていますが、まだ届いていません都合良ければ再送してみてください mayonekアットマークgmail.com にてよろしくお願いします。近所で手軽に飛ばせるのはとても楽しいですよね。ここのとことこちらは強風続きで飛ばすチャンスが中々ありませんので、お話聞いただけでも飛ばしたくなってうずうずしてきます。
Commented by 9-太郎 at 2010-08-15 09:15 x
どうもメールを上手く送ることが出来ないみたいなので
思い切ってサイトを作ってみました
よかったら見てください
Commented by mayoneko at 2010-08-15 14:13
9-太郎 さん素晴らしく気合いの入ったホームページを堪能させていただきました。自分の作った物が飛ぶようになる様の興奮が伝わってきて熱かったです。あとのちのちの誰かが同じことにチャレンジするときの指標に十分なる価値のあるページですね。半田付け慣れてしまえばもう無敵なんでいろいろ自由に工作やれることと思います。続きたのしみにしています。
Commented by Wind Wind at 2010-09-14 23:17 x
レトロウイングの分解と解説を感服してみております。
一つおたずねしたいことがあります。おおしえください。
胴体左側を軽量化のためけずっていましたら
アクチュエータの線を切断してしまいました。
半田つけをしようとかんがえていますが、この線は被覆があるのでしょうか、被覆があれば 半田つけの場合その被覆をどのようにむけばいいのでしょうか。それからアクチュエータのラインは2本とおもいますが、
もう一本は何処をとっているのでしょうか。
Commented by 9-太郎 at 2010-09-16 22:32 x
Wind Windさん、過去の記事を漁ると判るのですがアクチュエーターの線には被服があるみたいです
被服は予備半田で除去できます

アクチュエーターの線は一本に見えますが
受信機から二つに分かれて出ている二本の線が途中から接着剤かなにかで
一本の線としてまとめられています

ソレをハンダで直すとショートの心配があったり、重量がかさむので
コイルを巻き直したほうが良いかも
Commented by としちゃん at 2010-09-17 08:42 x
Wind Wind さんアクチュエーターの線には被服があります、被服のハガシ方は(特殊な溶液を使う方法もありますが)ちょっとだけなら半田ごての先にたっぷり半田を溶かしておいて、その中に線の先を漬け込みます、被服はその熱ではがします、剥がすというか溶かしてしまう感じです。最初は半田のたまりに弾かれますが、そのうちスッと入ります、旨く行くと線の端が半田色に変わるのでそれで解ります。
Commented by としちゃん at 2010-09-17 08:47 x
9-太郎 さんアドバイス助かりました、ind Wind さんたしかに途中は一本の様に見えるかも知れませんが2本を束ねて一本のように見えているのかも知れません。よく観察して2本を分離して修理してください。
Commented by Ichi at 2010-09-17 09:58 x
 二本の線を同じ箇所でハンダ付けするとショートが心配ですね。

 テープを巻けば良いけど、機体後方の重量増は避けたいですね。
ハンダ付けの箇所に接着剤を塗ってコーティングと言う手もあります。
*修理後の通電を確認してからでないと、やり直しは面倒になります。
Commented by Wind Wind at 2010-09-18 11:32 x
アドバイスよくわかりました。半田で溶かして
さらに半田接合してみます、機体から露出して切断された
線は1本ですのでもう一本は 機体の中に残っているわけですね。
2台所有していますので、十分飛行したら
これでハンドメイドの機体にのっけてみるつもりです。
老眼ですのでルーペ付き作業台をかってきました。
レトロウイングスも2010年9月17日現在 残っていたアマゾンも
在庫きれらしく現在取り扱いができません状態になっています。
Commented by Wind Wind at 2010-09-18 11:38 x
9-太郎さまへ 一つにみえる線が 2本組なのですか。
4倍のルーペでみていますが、もう一度よくみてみます。
前のコメントの機体に残る線はないのですね。ありがとう
ございました。『先達の教えとは』よくいったものです。
9-太郎さまのコメントもみているつもりで みていませんでした。
ほんとうに頭が下がるおもいです。
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by mayoneko | 2010-03-16 14:14 | 製作工程 | Comments(31)

飛ぶって、楽しいニャー


by mayoneko
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29