レトロウィングス メカ搭載機 デルタ0 試作

レトロウィングス改造の一番簡単な機体はということで、お手軽デルタ機で行ってみました。3㎜厚45倍発泡のEPP板だけ1枚入手すれば、あとはカッターで切って、貼るだけ、直線しかないんで、初めてこの道楽に踏み込む人には楽では無いだろうかということで、そこいらに転がっているEPP板を適当に目見当で切り出した。
レトロウィングス メカ搭載機 デルタ0 試作_d0067943_2152125.jpg

この状態で翼長30㎝ 安定重視で垂直尾翼を左右に2本立て 錘を載せて 滑空テストと重心位置割り出し
偶然後ろからピッタリ10㎝がベスト重心 凄すぎる 我ながらびっくり 大変綺麗に滑空するので
やる気アップ ピロリリロリン
レトロウィングス メカ搭載機 デルタ0 試作_d0067943_21523628.jpg

ドライブユニットを載せる溝をカッターで切り出す。現物合わせでやれば楽
レトロウィングス メカ搭載機 デルタ0 試作_d0067943_21531287.jpg

レトロウィングス メカ搭載機 デルタ0 試作_d0067943_21532236.jpg

モーターはテープで上下から止める
レトロウィングス メカ搭載機 デルタ0 試作_d0067943_2154339.jpg

現物あわせで垂直尾翼に溝をカッターで空けておく
アクチュエーターにラダーをテープでつける、つける際に断線しないように優しく扱う
レトロウィングス メカ搭載機 デルタ0 試作_d0067943_21561558.jpg

レトロウィングスから外したままの状態でメカ配置すると、重心位置ギリギリ前目な感じなので
出来るだけ後ろにメカを乗せる。配線を延長して半田付けし直せば、
もっと話ははるかに簡単になるのだが
とりあえず配線が切れない限りという前提条件の下、メカ類すべてテープで仮に配置した。
レトロウィングス メカ搭載機 デルタ0 試作_d0067943_21594974.jpg

重心位置確保とピッチング調整のために三角の板を主翼後ろに増積
レトロウィングス メカ搭載機 デルタ0 試作_d0067943_2234517.jpg

最後に主翼の下に補強と手持ち用の板を張り付けて 重心位置を確認して
一応完成 完成重量は13g 7g以上の軽量化 これなら重いEPPでも十分に期待が持てるレベル
(発泡スチロールのほうが、調整の楽さや剛性、重量面でははるかに良いのだが、EPP板のほうが入手楽だもんね)
今まで使った部材は3㎜厚30センチ角程度の45倍発泡EPP板一枚から、すべて切り出せるようにする予定
早速 夜の道路に出て飛行テスト、動力を入れるとやや突っ込み気味なので
後ろの3角板をやや跳ね上げて、バランスを取る。推力的にはスロットル8段階のうち始めから2番目程度で
グングン上昇していく、 が 舵を切っても舵が効かない、効くまでが遅いそのうち壁に当たり
テープで仮止めした受信機がずれて、アクチュエーターの配線断線で完全に舵が効かなくなる。
それでも寒い夜に出たついでもあるので適当にテープを止め直し、飛行テスト続行
垂直尾翼を無理矢理捻って、舵がこの位置で本当に効くか確認する
かなり曲げて、ようやく理想の曲がりになるので、もう少し後ろにした方が良さそうだ
と解ったところで 今日は撤収 。
あとは舵がよく効けば、レトロウィングス改造入門用に良いものになりそうな予感。
とにかく作るはこれ以上無いくらいに、構造簡単
ざっと途中開発経過はこんなところかニャ 
Commented by moto at 2010-03-19 07:45 x
この機体のように、少しだけ上半角をつけたらどーだろ。
名前にリンク。
Commented by Ichi at 2010-03-19 08:58 x
 最小限の労力で面白い形状、飛びが良いというアプローチが良いですね。僕は「ラダーを下に伸ばしたら?」と感じましたが、さて。
 他にも、飛行機らしい形でシンプルな「駄菓子屋プレーン」とか、立体形状の削り出し胴体など、過去記事の利用も含めて、一覧できる目次的な記事があると、好みに合った製作に取り組みやすそうです。
 といっても、まだ、試作段階でしたね。
Commented by 永野 at 2010-03-19 09:22 x
上反角に賛成。
または左右の垂直尾翼を45度ぐらいに傾けては。
Commented by としちゃん at 2010-03-19 10:02 x
上反角工作は難しそうなので、できるだけ無くても行ける方向でと思っていたのですが、曲がらなきゃ話にならないしで。単なるスロットル操作だけの機体ならこれでバッチリなんですが。入門向けといっても結局半田付けスキルの獲得がどうしてもつきまとうのが、避けられない大きな壁で 悩みは尽きないナー それとも簡単とか考えずこんなの欲しいと強く思わせる機体のほうが、難しい工作もはねのける気持ちを起こさせるのだろうかとも思うけど。はなから製品になったら買えばいいや的な思いこみの壁もあるし・・・・・・自分で作るといろいろ自由になれるのははっきりしてるだけど・・・・ わからん~ 
が手は動かし続けます
Commented by Ichi at 2010-03-19 10:31 x
 楽しそうにやっていれば、「自分もやってみたい」となるのが原点でしょうか。
 目の前で、スライスされた発泡スチロールをチョキチョキしてテープで留めて重心とって「ほら、飛ぶでしょ」ってやるのがインパクトありそうですが(紙飛行機よりずっとふわふわ綺麗に癒し系で飛ぶので)。
 自作しようと思う(または実際にやっている)人は、「手を動かしているうちに、何かがつかめる」のを知っていますが……。難しいですねぇ。
Commented by としちゃん at 2010-03-19 12:36 x
<<手を動かしているうちに、何かがつかめる」のを知っている 
それだ
私が一番伝えたいのはそういったことなのかも知れません。
その点あの空飛ぶパンツはごく一般の人を見事に取り込んでいましたね。
Commented by Ichi at 2010-03-19 13:57 x
 あの羽ばたき機は、モチーフの話題性もあったかもしれません(中継やレポートでもそこに食いつくケースが多かった)が、実際に作った方は、そんなこととは関係なく楽しんでいる様に見えたし、何かをつかんだと思います。
 飛んでいる機体を見上げている姿も楽しそうだったし、配布された紙飛行機を実際に飛ばしている方も「あ、飛んだ」って素朴な楽しさを感じている様に見えました。
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

by mayoneko | 2010-03-19 00:20 | 製作工程 | Comments(7)

飛ぶって、楽しいニャー


by mayoneko
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31