近場でハンドランチ
2010年 04月 03日

機首ウエイトが7gついた状態で総計25.5gの機体。

尾翼は浅い角度のV尾翼に下に突き出た垂直尾翼 これをそのまま活かしてRC化するため
V尾翼エレーベーターのYリンケージを作る ステンレスフラックスを使い0.3㎜ステンレスワイヤを半田でY字型に組む。フラックスを使用した半田後は必ずよく水洗いして、腐蝕が進まないようにした。

0.8㎜のカーボンパイプと0.3㎜ステンレスワイヤでリンケージ、スムースな動作を確保するための
ガイド用1.5㎜塩ビパイプをバルサ材で流れよく配置する。

ウエイトは機首先端に集中しているので、ほぼ同じ重さのRCメカを搭載する場合は重さが分散してしま意、重心が後ろに下がってしまうため機首を延長してメカを配置する必要がある。
主翼を後退させることも考えたが、やまめ工房さん調整済みの機体なので、きっとなにか深い意味があると思うので、今回はそのままのバランスで製作安全を考えポッドをEPPで製作、なんだかんだで機首を7㎝延長した状態で120リポで重心があった。

今回のRC化にあたって恐ろしく便利だったのが、サーボ単体でのリバース設定
スペクトラムの1.5gサーボは電源投入時にシグナルに+を接続することにより、リバースに設定出来る
電源投入時にそのモードに入ったかはサーボモーターからのシグナル音で解る。
一度設定すれば、その設定は保持され、戻したいときは同じ事をすれば、元に戻る。
これにより、リバース機能が無い、シンプルな送信機であっても問題なく使用できる。
小型機がよく解っている実に鋭い仕様 これについてはkobaraさんのブログが詳しい

RC化した状態での総重量は29.4g フリーフライトの状態から4g増量した。
体重60Kが69Kになった訳で
それがどう響くかは飛ばしてみれば解る。
明日晴れると良いニャー

どんな飛びになるか楽しみです。
今度原っぱでご一緒しましょう。
サーボのリバースが数回有りました。
勝手に切り替わって焦りましたがよーく考えると送信機の電源を入れにうちに機体のバッテリーを繋いだ時に起こるような気がします。
実は先日の柿生でもリバースに入ったのを確認しないで飛ばして落としました。
飛ばす前には必ず動作チェックが欠かせません。

たぶんFutabaの2.4受信機は最初送信機の信号を受信していない状況だと、シグナル部分がハイのまま維持され、実質+をシグナルにダイレクトに入れることと同じ状況になるのだと思います(その状況に鳴っているときは、たぶんサーボから断続ビープ音がかすかにしているはずです)。ですので確実に送信機の電源を先に入れる癖をつけて、なおかつ飛ばす前の各舵の動作チェックは必ず行うように、習慣づけた方が良いです。今日テスト飛行行いました、私のようなフリーフライトランチ下手でも、上げさえすれば、コントロールで滑空に入れられるので、上がって急降下というのが無くなって、たっぷり楽しめました。高度は170gの機体とそれほど変わらず上がるので、条件が良ければ小さなサーマルに簡単に乗せられそうです。

こんな小さなRCHLGが手軽に始められるなんて10年前には想像も出来ませんでした。
まだまだ新化は止まらないでしょうね。
今後の展開が楽しみです。