出雲大社 神迎祭見物
2010年 11月 30日
t @Ichi_smc93 降りたの一番最後みたい通過した車内もぬけのからだったからの
さて出雲市駅ホームに降り立った私は一路出雲神社を目指して、JR駅から歩いて2分ほどのローカル線一畑電鉄に乗り換えます。 神社行き直通シャトルバスもあるのですが、ここはあえて電車に乗ります。
だってそっちの方が断然面白そうだからして。
おおイキナリ面白い物来ました切符を自販機で買ったあと、自分で切符を切ってホームへ向かいます。
初っ端から おもろいニャ
t 一畑線に乗り換えトレインガイドガールがおるええの
ああオモロイのが2連続
レトロな2両編成の車両にはバスガイドならぬトレインガイドが2名も乗っています。
レトロな車両見ただけで もうオモロイ3連続 やめられませんな いきあたりばったり
t かわとで乗り換え
興味がある方路線図はこちら
川跡で出雲大社前行きに乗り換えます。雨が降ってきました
樹海ドームが出来るまでは木製ドーム日本一だった出雲ドームが見えます。
いつかここでインドア飛行会をやるかも知れませんね。
どんどん雨が強くなってきます、大ジョブかと思い始めた頃 出雲神社前駅に着きました。
ホームの隣には超古そうーーな車両があり興味をそそられます
デハニ50形車両という型だそうです、中にはいると思いっきり懐かしくなり20分ほど籠もっていました。
あちこち写真を撮りまくりましたが、一押しはこの古いタイプの網棚が懐かしかった。
子供の頃この網棚の荷物がうまく取れなくて、椅子の上につま先立ちになって荷物を
おろした記憶があります。リュックにしまっておいたミニカーを取り出そうとしたりね。
出雲大社前駅の駅舎内も良い雰囲気出してます。
雨が降っているので小さな折りたたみ傘をさして
駅前の参道を上っていきます。途中雰囲気のある古い老舗旅館竹野屋を通り過ぎます
竹内まりやの生家と後で知りました。
ついに出雲大社に参りませる
t 出雲大社前おお曇りじゃ
霧雨なのですが出雲では曇り認定です。
t 傘をさしておるが曇りなのじゃ
夕方は人でごった返すのですが、お昼前は閑散としていました。
大社脇のそば屋で腹ごしらえついでに、壁際に陣取ってこっそり充電
t 人も携帯も出雲そば屋で充電じゃ
日本中の神様が神無月に泊まる出雲の宿軒先です 東十九社 西十九社
こちらは東十九社脇の竈の神様の社、ということでよく拝んでおきましたニャ
料理がうまくなりますように~ ペコ
t 現在出雲大社霧雨風速2前後じゃよ
境内から発掘された古代の柱のUP 深山幽谷を思わせます。
t 古代出雲歴史博物館晴れじゃ
午後3時くらいになると日頃の行いの良さか 所長パワーかスカーンと晴れ渡り始めした。
神迎道と呼ばれる稲佐の浜と神社を結ぶ道 今は静かです
浜まで約3.3Kほどあるそうです、どうりで海岸までやけに遠く感じたわけだ
実はこのあと浜でお迎えした神様を追いかけて人の波が怒濤のいきおいで通過していくことになります
t 雨やんだ星見えとるフフン稲佐の浜
t 所長パワー最強忌み晴れに勝つ出雲大社現在晴れ晴れじゃ
忌み晴れとは神様が集まるのはただごとではないので、天候が荒れるのも当たり前
だと出雲博物館の人は言っておったげな(記憶不鮮明)
実際蕎麦屋のおばちゃんもこの時期は荒れるねと言っておった。
t 稲沢佐の浜はあと20分で日の入りじゃ
晴れてこりゃいいやとおもったのもつかの間、暗くなるにつれて風雨がきつくなってきます
t 稲沢佐の浜雨降って来た風吹いて来た風寒いぞぉよ~
浜の道路脇で玉串のようなものをタダで貰うことができました。ありがたやありがたや
5時に浜について神迎蔡が始まるのが7時
t 神迎祭にゃう
雨が降りながら月と木星とかがり火に照らされて 神迎祭が始まりました。
何せ山陰の11月に浜で風雨に2時間近くさらされて夕飯抜いて夜なのですから、
寒いー 体の細い私には超つらいですがツアーで見物に来たおばちゃん軍団は超元気でした。
常連の人はカッパに温かい飲み物、椅子、マットとぬかりなかったです。
「おかんその元気少し分けて」 と思わずにいられなかった。
t 神様追っかけにゃう
t 風、雨、晴れ、と10分と固定せず猫の目のように変わる天候、
寒さやられて歯の根が合いませので歩いて体を温めようと
神様を宿らせ白幕で覆われた榊(神集団)をおもわず追いかけてしまいます。
どんどん人がその後を追い始めて行きます。わらわらわら
雨は土砂降りですが、榊と共に移動する神楽の音を頼りに、
夜道を早足であとをドドドドと集団で追いかけます。
貰った玉串のような物を振りかざして夢中で後をついていくと、ちょっとハイになって
楽しくなってきます。危ないナーと思いつつ面白くて仕方がない私がいます。
(そりゃ雨の中、運動不足の私が3K以上小走りでいけばハイになるわけだ)
がんばってテールトゥノーズで神集団につかず離れずで追いついていたのですが
辿り着いた本殿内はすでに慣れた人が中で陣取っています。
そうか途中で先回りしていた人達はこの為だったのかと知ります。
帰り際に神社で餅と御神酒が振る舞われました。
もちろん御神酒は巫女さんに注いで貰ってありがたく呑んで餅は土産にいただきました。
いやあ寒かったけど来て良かったという気持ちでいっぱいになり。
t 冷たい雨が降っているのに月がこうこうと浜辺を照らす。流石神様を迎える日だけの迫力はあった。
t もらった玉串持って浜辺で迎えた神様を榊に宿らせお神楽で本殿までお連れするを追いかけるのが
t 存外 面白かったぞよ。
と帰りの電車の中でツイッターに呟きました。いやあ大変な一日でした、一泊3900円の宿に
なんとか辿り着いて、ひとっ風呂浴びてバタンキュー
ということで西日本旅行続きはまた後日。