Bird of Time バードオブタイム 滑空テストした
2011年 01月 26日

総重量は1850グラム+指定重心位置合わせ錘10g追加で1860グラムで仕上がりました。
翼面積が68d㎡ なので 翼面荷重は27.35g/d㎡になります。
いつも室内で飛ばしている機体の100倍以上の重さではないですか(大笑)

出来上がれば直ぐにでも飛ばしたくなるのが人情ですが
初めての3Mサイズ、一体どんな挙動なんだろ?未体験領域故の不安感も浮かび上がってきます。
そんなおり、ちょうどふしみさんやmotoさんが広場に行くとのことで便乗滑空テストしてきました。
箱から出して組み立て所要時間はのんびりやって5分くらい。
室内では一度も完全に組み上げていなかったので広場で初めて全てを組み立てました。
組み立てにあちこち歩き回らなければならない機体ってのは ほんと初めてだなあ
組み立て中気がついたのは手際よく組み立てを進めるためにも
野外組み立て中に工具や部品を無くさないような収納方法が必要なことが解りました。
磁石や小さなバッグを作って胴体に収納しておくのをふしみさんに薦められたので
本格的に飛ばしに行く前に用意することにします。

さて 緊張の初滑空テスト 未知の領域に踏み込む感じでワクワクします
どうなっちゃうんだろ~???? ズコー ドテポキグワシャだけは嫌だなあ
気温10度 南の風 風速2m~3mでゆらいでいます
万が一のズコーな展開に備え操縦に専念できるように
手投げはふしみさんにして貰い 第一投
機体は変な癖もなくノンビリ滑空していきます、エレベーターやラダーの効きも上々です。
ホッ ホーーーーーー 一気に安心感に満たされます。実にあっけない

つづいて自分で第2投 投げた途端風がやや強まり
フワッと浮き、軽くダウンを薄く打ってスッと機速を乗せると、
スゥーーーーッと伸びて行きました 画像で見るとほんと軽く投げた割には高度が上がっている模様
遅くてもラダーやエレベーターが十分に反応していて操舵に恐怖感がありません。
この風速で着陸だけなら60㎝サイズのSALハンドキャッチにくらべはるかに楽です。
着陸も全く衝撃がなく刈られた芝生の上を数メートル滑って停止。
事前にリアルフライトシミュレータG4.5でバードオブタイムデータを使い
フィールドをいくつか変えて練習しておいたのですが
現実の機体の方が地上付近の伸びが良く操縦が楽に感じました。
ホオオオオオ いやあ 安心安心 安心感に満たされた滑空テストでした。
motoさん、ふしみさんテスト協力と撮影有り難うございました。
お二人のおかげで私このテストでかな~り安心することが出来ました。
この機体ならノ~ンビリどっしりで空中散歩が楽しめそうです。
次はmotoさんのタイフーンのテストですね。楽しみです

坂戸飛行場デビューが待ち遠しいですね、楽しみにお待ちしています。

ぱちぱちぱち。



d㎡もあっても、あのサイズであんなにゆったり飛ぶ物なんですね。室内機で言うと3g/d㎡台のような飛びの印象を受けました。新しい感動の種を見つけられて良かったです。




どうも最近カメラの調子が悪く画像がきれいでなくむみません。
ところでなんと美しい翼でしょうか....
そしてグライダーにして1800g強とはなんと大きいのでしょうか
気持ちいいでしょうね〜


この機体1970年代に発表されたにもかかわらず、愛好者が今もいるというのは美しい翼によるものも大きいでしょうね。わたしもこの翼の美しさに惚れてしまった一人で昨日テスト飛行してみて飛び方にも惚れてしまいました。

ミニモアやウルフのパクリですが、空中に浮いている姿が想像できる空中工芸品(エアクラフト)と言えるエレガントな機体ですね。
