なぜかそこにあるワナ カーボン翼修理
2011年 02月 24日
もう少しアスファルト上のサーマル拾いを粘ろうと思ったのが運の尽き
カッツーン アスファルトと芝生の境界用にに渡されている縄に主翼がヒットォオオ
なぜかそこにある縄

やってしまった OTL

家に帰って主翼を振るとラッキーな事に欠片が出てきた。どうりで現場で破片が見つからないわけだ
そうかこういう事があるのならあきらめないで
今度欠けたら直ぐに穴をテープで塞いでから破片こぼさないように持ち帰ろう。一つ学んだ

欠片が大きく前縁が綺麗に残っていたのでカーボンリップで裏打ち修理に決定

まず0、2㎜厚のカーボンリップを耐衝撃用瞬間で前縁の内側に何回かに分けて張り込み
タマゴのカラ内側の薄皮のようなかんじで一皮下のDボックス構造を作り上げた後
欠片を丁寧に乗せ耐衝撃用瞬間で止めた。

残りの隙間とつなぎはゲルチョップ
(繊維を細かく切って樹脂などで練ったモノで接着剤やパテ代わりに使う)
の要領でカーボン繊維を短く切り、もみほぐしたものを隙間に瞬間で練り込む

表も裏も盛る

サンドペーパーを板に張り付け 盛ったところを周囲に合わせて水研ぎで平滑にする

番手は400番で荒削りして800番で整えきる

ここまで来たらピンホールを埋めるついでに瞬間接着剤を薄く塗ってならし
瞬間接着剤の段差を800番で磨きあげる

水をつけて研ぐと 歪みなどが光の走り具合でよく判りやすいのと、
サンドペーパーの目がつまらず砂ダマでひきづらないので効率よく研磨作業が進む。

水研ぎサンドペーパーの番手を1500番2000番と上げていき
最後にコンパウンドで磨いて終了

あんまりキンキンに神経質にやる気がないのでこの辺でやめる。
ここまで修理ざっと1時間、良かったこの程度で済んで。