バードオブタイム スポイラー追加工作
2011年 02月 25日
単純に25㎜幅長さ20センチの板をサーボで跳ね上げるだけの簡単構造 大丈夫ニャのか?
スポイラー板の面積はのOK模型の電動スポイラーELF SPOILER 250の面積を参考にした。こちらは長さ25センチ幅2センチ。
まず主翼の構造を光の透過で判断して、ピンバイスで主翼フィルムを剥がす位置に穴を打った。
定規を乗せ定規がずれないように慎重にカッターの刃を走らせフィルムだけを切り離す。
フィルムを剥がすと翼型リブの上にバルサキャップが走っているのが見えるので、
翼型リブまで切り込まないようにデザインナイフの刃を入れリブキャップを剥がした。
次にフィルムだけで面を保っている箇所の下に3㎜厚10㎜幅のバルサの桁をフィルムと翼型リブに接着
リブキャップを剥がすと強度が落ちるだろうと思ったので、
翼型リブのサイドに航空ベニヤ1㎜厚の短冊を貼り付けた。
スポイラーになる2㎜厚のバルサ板にカーボンリップを貼り付け
ラッカークリヤーを2回塗り磨きあげ湿気などで板が反るのを防止した、
仕上げにキッチンテープアルミテープを貼った。
なぜアルミテープを貼ったかは、着陸時にキラッと光ったらカッコよかろうとトラタヌしたから。
サーボの延長コードには
AWG28の定格は300V2.4A
サーボにカプトンテープをまんべんなく貼り付け
瞬間接着剤で主翼桁に取りつけた。
壊れたマイクロヘリのリンクを流用
MPXコネクターのメスに左右サーボの配線をまとめた。
最終的にMPXコネクターを主翼中央下部に固定して、スポイラー設置完了っと
あとはプロポの設定しておしまい。フラップ用サイドスティツクで開け閉めが自在に位置設定できるようにし。
トレーナースイッチポンでフルアップ もう一回ポンでフルダウンの ミキシングをかけた。
送信機のサーボスピード調整機能で実機ぽくゆっくり動作する感じも選択できるので、
あとは実践で煮つめる。
とりあえずの作動テスト 動画 サーボスピード変更有りなしの違いが写っている。
春一番を利用して、電動バードオブタイムに取りつけたスポイラー動作の確認を行った。
機体を手に持って風に正対させ重さを感じになくなる迎え角を採った状態で
スポイラーを上げると、ぐっと機体の重みが増すことから
主翼揚力を落とす目的としては効いてはいるようだ
早く実際に飛ばして試したいところ
2011/03/06 追記
スポイラーテスト
とにかくよく効く 挙動は頭下げになるが、急角度では無い
スポイラー面積が主翼面積に対してかなりちっこく感じるが まったく問題なし
全開時スポイラー90度 エレベーターフルアップでデサマが効いたように45度ぐらいで降下可能
スポイラー開度 45度でもかなり効く。
ただしスポイラー動作をスイッチで有りなしだけだと着陸寸前に無しにする余裕がなく 速度が落ちきっているためラダーの微調整が効かないので、油断した着陸で翼端をひっかけ3Mの機体が手裏剣の様にその場で2回ほどスピンした。スポイラー動作量をサイドスティツクに割り当てて微調整が出来るようにすることが必要と感じる。
スポイラーを高度処理用のエレベータダウンのように微調しながら使う方が自分にはあっているようだ。
2011年4月30日 追記
佐渡ドンデン山山頂にて飛行 出だしは風が収まっていてスポイラーを使う必要も感じなかったが
途中から、大夫前方へ押し出した頃には、ちょっと無茶かなと思う荒れ気味のコンディションになった。
でもスポイラーのおかげで無傷で生還できたとハッキリ断言できる。
まずスポイラーなければまともに操縦できかった。
スポイラーは斜面を荒れながら吹き上げる強風で浮きすぎる機体を抑え込むことに抜群の効果を発揮。
スポイラーを使わない状態だと暴れながら激しく浮かび上がろうとする機体をエレベーターダウンを相当当てながら、なおかつスロープになると途端に効かなくなるラダーを先読みでバシバシ当てていかねばならない、そんな操縦は私の技量では難易度高すぎで指先を意識していてもどうしても舵が混ざる。そんなときに機体の浮き加減をスポイラーの立て具合で挙動を見ながら的確に修正することが出来るので、難しいラダー操作のみに専念でき助かった。
高度処理が簡単になったので気流が乱れる山の地表付近への進入も安全に高めに入ってきて
スポイラーのみで大胆に高度処理できデサマの効いたフリーフライト機のような軌跡で狙い通りにコントロールできた。スポイラー工作 大成功 と胸を張って言える。ナイスな改良となった。
まあこの場所始めてなんで、ドタッといった感じに降ろしています。私的には狙い通りの場所に降ろしているので成功していると思っている感じですが何回も見ていると、スポイラーからエレベーターへのUPを入れた方がより楽に操縦できそうな感じをうけるので、徐々にこのあたりのミキシングを煮つめていきたいと思います。こう言うときビデオは本当役に立ちますね。
ラダーに関して
平地ではラダーが効きにくいなんて感じなかったのだが、スロープ強風時は明らかラダーが効きにくく反応が鈍い上に、いざ回り始める気配を見たら当て舵を当て始めないとお釣りをもらうことが多かった
たしかにスロープ故の操縦の緊張もあるとは思うが、それを差し引いてもWEBで見かけたBOTはラダー効ききにくいとの情報は本当だったと痛感した。
この機体無理せずおとなしい風の時の飛ばすのが楽しく飛ばせる条件だと感じた。
同じ荒れた状況ではエルロン装備の高速機の方が操縦が圧倒的に楽に感じ
ストレスを感じなったことも事実だ。
でもゆったり飛ばせるときのBOTの優雅さは素晴らしい物があると思うので
いつか良いコンディションのスロープに放してやりたい。
ところで、サーボをくるんだのはブレンダームではなく、カプトンでは?
昔「アキーラ」を飛ばしてた頃、スポイラーはリニアに動かしていました。
ブレーキ効果を調整するため、「半開」も多用しました。