ブラシレスモーターの選択は悩む 追記あり
2011年 03月 08日
どこが非常に悩むかと言うと機首に収まるかどうかの部分。
これだけはカタログの外径寸法だけでは判らない部分がある。

いままで小型なブラシレスで線の引き出しが後方タイプのものしか使ったことがなかったので
グライダーの機首部分の内寸がほぼ判っていればギリにおさまるような
モーターを選べばいいと思っていたが、そこに思わぬ落とし穴があった。

それは引き出し線の太さ
上の画像を見て貰うと判るが右のモーターのほうが線が柔らかく缶からの引き出し部から直ぐに
曲げられるので機首に収まりも良く、大変取り回しがしやすい。
それに比べ左のモーターは右のモーターよりピーク電流値が低いにも関わらず
電線が太く固く取り回しが大変しづらいので電線の曲げがこわい。

そして今回Blade 1.5eに積もうとカタログ寸法から割り出して購入したZ30シリーズモーターは
本体だけであれば機首に収まるはずだったところが電線の引き出し線が太くて恐ろしく固いため
モーター外径プラス1㎝近くの隙間を必要とし結局全く機首に収まらず使用を断念トホホ
値段はGSシリーズに比べ半額だっただけに残念。
仕方無くサイズを落としてGSシリーズの一期前の型でG2213を再度注文。こちらもGSの半額
こちらは収まることは収まったが小さい癖にやたら電線がく固く機首に無理矢理詰めたような形で
グニャリと曲げた電線にかなり負荷がかかっている。疲労していつか断線するんじゃなかろうかと、
まこと精神衛生上良くない状態 (一番上の画像左のモーター)

なんだかんだで
旧型で格安のZやGではな、く新しめGSシリーズに素直に最初からしておけば
同ステーター径でもパワーがより上がり、さらに収め易かったと思うとちょっと残念。
結局GSシリーズ一個以上を買える値段分旧型を2個購入した上(しかも送料一回分無駄)
更にいまいち満足できない結果になった。
今後Blade 1.5eとG2213でペラを替えても、どうにも駄目だったらハイペリオン GS2213か他のなにかをまた購入することになってしまい。まさに良いお客さん状態 泥沼状態
このあたりやはり授業料と思うしか無いのだろうニャア
ちなみに3個とも年代が違うモーターを手にとって大変よく解ったのだが
ハイペリオンブラシレスモーターシリーズ
新しい型のものほど仕上げが良くなって来ているし電線の取り回し方も含め
品質が明らかに向上しているように見受けられる。
画像では判りにくいかが、アルマイト処理やメッキも良くなっている。
仕方がないので使わなかったZ30モーターが載るような機体を物色しなくてはならなくなってしまった。
どうしよう
2011/05/22 追記
Blade 1.5e のモーター選択ではケチって迷走したせいで結局最新モーター一個分余計に出費がかさんでしまった。Z30→G13-16→GS2213-14 最初からGSシリーズにしておいた方が楽だった。
ようやくハイペリオン Gs2218ー14 でデータが取れたのでココに記す
カタログは最大電流42A 5秒 最大電流28A 30秒とある
CAM 10*6 12.12V 29.5A 9630rpm 328W
タマゾー10*8 12.26V 35.1A 8610rpm 386W
CAM 11*6 12.39V 34.4A 8700rpm 378W
AN 11*8 12.36V 38.0A 7860rpm 398W
いずれも15秒から30秒以上回さなければ、じゅうぶんいけそうな数値ではあるが
焼くのはいやなので
CAM 10*6 で飛ばしてみて考えることにする。
ちなみにAN 11*8 タマゾー10*8 ではモーターが触れないくらい熱くなったから
あげてもCAM 11*6 あたりににする可能性大。

なぜそもそも前なのでしょうね??
飛行機用なら後ろが絶対良いと思うのですが??

機首から突き刺さることを想定してなのか?
シャフトを反転させて使うのもアリですが、それでは狭い機首部に合わせたテーパー部分の意味がない。
線をうまく逃げたつもりで、高速回転する缶のすぐそばを通っているのでリスクが高いです。実際収縮チューブを被せたコードと缶の隙間は場所によっては1㎜あるかないかぐらいで収まっています。

どのモーターも、機体も、専用設計でない限り、これがスタンダードですので仕方ありませんね。フロントマウント用にしてあるのは、これがベターだからで、細い機体にバックマウントは不向きです。
配線は中を通せないならば、外に出して、バルジを作ってカバーしたりします。
私のTaserは、カーボンで配線形状を空中固定して、ある程度フリー状態で押し込んであります。クリアランスは・・・擦っている痕はありますが、擦っていません(笑)


Electric power setup info for my E-Typhoon
Motor: Neu 1110 1Y with 6.7 gearbox
ESC(BEC): Castle Creations Ice Lite 100A
Spinner: 36mm
Prop: Graupner Cam folding 16x13
Battery: Turnigy nano-tech 3S 2200mAh 45-90C
Output = 870 watts
モーター12000円、ギアボックス12000円、+アンプ +大径ペラ・・・4諭吉くらいかな。

実機みたいに上昇率を計るようになったりして。