浜松ホトニクス D3372とマッドマックス
2011年 03月 25日
まさに現実にこういった事態が起こりつつある今 このとき
ガイガーミュラー管 略してGM TUBE 浜松ホトニクス D3372を手に入れた。
あとは電子びっくり箱(高電圧微少電流でビリビリする奴ね子供の頃良く作ったアレ)作って、
放射線の入射確認は最初はブザーかLED 動いたらPICによるカウンター機能をつけたいなとトラタヌ
このD3372 以前は秋月の絶版キット ポケットガイガーカウンタ(説明書にリンクしています)に使われていた保守部品 今回の放射能災害に合わせ在庫放出されたもので
秋月ツイッターでの告知後(お一人様 一本のみなのだが)ほぼ1時間で数十本が売り切れた。
自作派がいかに心待ちにしていたかが良く伺える。
海外に感度の高いマイカ窓の大きいタイプも発注してあるが、個人レベル発注ではこのGM管特需のなかでいつ届くやら? (取引メールでは15~30日で用意出来るとはあったが)
まあ届いたときが届くときと思って気長に待つしかない。
高価なGM管を使わない方法フォトダイオードをGM管の代用として使う回路も見つけた
Gamma-Photon Radiation Detecter
一年後でも良いのでガイガーカウンタ付き携帯電話とか出してくれたら迷わず買うだろう、
GPSやWEBと連携して細かい分布マップなど面白い使い方が考えられる。
iPhone のアタッチメントとアプリでも良いかも
まあその時はガイガーカウンタなんて用無しというか、つい一月前の平均値以下でたいして目盛りあがらず、全然観測冥利が無い数値になっている希望的楽観未来に賭けたいが・・・
現時点3月25日 では とても甘くは見積もれない。
ちなみにマッドマックスシリーズで一番好きなのはマッドマックス (ようするに1作目)
高校生の時映画館に一日中いて見続け日を変え何回足を運んだことか
続いて2も相当にはまった (北斗の拳とかに相当な影響を与えたのは間違いなし)
3は・・・ ゲフンゲフン
そういえばの核廃棄物からの放射性物質排水漏れの隠蔽工作に主人公が巻き込まれる映画
チェーンリアクションという社会派のようなアクション映画もあった
マッドマックスとほぼ同じ時期に上映された映画としては余り面白みを感じなかったが
今まさにチェーンリアクションな日々
でもって実は今一番 もう一度みたい映画は日本沈没だったりする。
今気になっている言葉 マグネシウム文明論 太陽光励起レーザー 循環 矢部教授
トンデモなのか!?試してみないと判らん
追記
ガイガーカウンタキット在庫アリのサイトを見つけました。メールオーダーではなくポチッだけで購入できます。GM管も単体で売っています。Electrnic Goldmine
部品集めの手間が省けます。送料は17ドルくらい メールで見積もりを取ると結局送料は32ドルだった。
さらに追記
上記のキットよりaldinonなどと組み合わせてWEBにログをアップしやすいUSB端子装備&電源供給タイプのこちらモノが洗練されている。
Spark fun ElectronicSEN-09848 が魅力的だが今のところバックオーだ^-状態(2011年4月7日現在)
マグネシウム文明論は新書のコーナーで立ち読みしたことあります。このような理想的な方法を思い切って導入するリーダーが、今の日本には必要です。利権のからんだ戦後の電源族を一掃する、新しい選択を我々は迫られているんですね。
ところで、「浜松ホトニクス」はあまり知名度ないのですね。
ここ浜松は地元なので誰でも知ってます。
そして、その技術は世界的にも凄いのです。
光ファイバー関係とか、計測関係とか。一般の人には関係ない製品ばかりなので知名度が低いのかもですね。
僕が高校の時は「浜松テレビ」という社名でしたが、上場されたときに現在の名前になったと思います。
浜松フォトニクス社は、昔は「浜松テレビ」と称していたそうです。(高柳センセイとも関わりが大きい?)
ただ「地元放送局」と間違われる事が多く、現在の社名に変更したそうです。
私も久しぶりに20年くらい前に作った秋月のカウンターを引っ張り出しました。このD3372は寿命が有るらしいので(恐らく他社の相当品も)替え球を探しています。ガンマ線専用と謳っていますが、LND社の714番かCANBERRA社の2411M辺りが互換品ではないか?と思い調査中です…
LND712はストロベリー・リナックス社のキットで採用されているα線対応のGM管ですね。私もこのキット持ってますが,未だ組み立ててません…(苦笑)
高圧発生用のトランスは,なかなか良いのが見あたりません。ストロベリー・リナックスのキットで採用されているのは冷陰極線管点灯インバーター用に作られたトランスみたいな感じがします,現物の形状からして。だから秋月とかで売ってる冷陰極線管用インバーターを買ってバラしても良いと思います。
あと,サンスイトランスのST-14を使っている人も居ますね。
インピーダンス比が 500:1 なのでその平方根になります。
22.4:1 が正しいです。これでも、フライバックモードで動かせば, 5Vから500Vを一発で作れて居る様なのですが,もしも実際に作ってみて電圧不足ならば、倍電圧整流を行うのが無難ですね。
ttp://einstlab.web.fc2.com/geiger/geiger3.html
ただ、最後に「ST-14が故障した事が有りました」との一文が有るので、本来はかなり無理な使い方をしてる可能性が大きいです。また、整流用のダイオードも普通の50/60Hzを整流する様な製品なのも、無理の一因かも知れません。(この様な高周波の交流を整流するには「ファーストリカバリーダイオード」を使うのが無難だと思います。)
ストロボトランスの小型の物って、吊しではなかなか売られて無い様ですね。秋月電子で売ってるエレバム社製のインバーターユニットのトランスが案外小さそうですが。
規定値以下だと検出率が落ちます。もっと電圧が下がると「全然検出しない」限界が有ります。
また、適正電圧より高い電圧だと、こんどは内部で放電しっぱなしになって全くだめです。
高圧電源の安定化は、案外難しいので、例えば昔のブラウン管テレビなんかは、東日本と西日本とで電源周波数が違う事から、東西で同期周波数を変えようか?と、真面目に議論されていたそうです。
個人的には「単一1本」で動くGMカウンターを検討しています。(私のサイトで紹介したLED照明の回路を使えないか?考えてます。)
ところで,巻数比が200:1のトランスをカタログ上で見つけました。染谷電子のF19-42という型式です。(下記URL)
http://www.someyadenshi.co.jp/imgs/pdf/t_p052_p053.pdf
でも、個人レベルで少量ロットで実際に入手できるのか?非常に疑問です。
私は「バックグラウンドがたまに有れば動作してる」って程度しかやってないのですが…
例のストロベリーリナックス製のキットには「動作確認用」として、ランタンマントルが添付されていますが、秋月のキットでは「なんか増えた様な気がしなくもない」程度です。下記のアメリカの店では「資格無しでも可」と謳った線源が一個一万円程度で通販されてたりしますが…
http://www.imagesco.com/geiger/radioactive-sources.html
ガイガーカウンターはそれに反応したのではないでしょうか?