ガイガーカウンタミーティング3331に行ってきました。
2011年 06月 14日
有料講演会のUST録画はココで見られます。
ビデオ内に出てくる野尻さんの福島巡検ブログ記事が秀逸です。

早速入り口で えへへ オイラのデザインした図案を使ってくれています。
このミーティングはTwitterで八谷さんが呼びかけて、正しいガイガーカウンターの使い方と出た値の捉え方を専門家を交えみんなで学ぼうと開催されました。参加表明コメント数から見て集まっても50人以下くらいかなと思っていましたが、ガイガーカウンタ持ちお母さんの参加も多く、簡易校正会も入れ替え制でしたが予想外の人数に何回回しても人があぶれてしまい、急遽第3会場を設営するなど、大盛況のミーティングでした。

ガイガーカウンタ持ちの方はみな自分の機器が示す値がどのくらい校正された機器と違うのかを
熱心に測定して、換算する係数を割り出してしました。中央に置かれた校正用線源CS137ちゃんがアイドル並みの扱いです。会期終了間際まで凄い人だかりで近づくことすら出来ませんでした。
終わり間際にぎりぎりこの写真撮りました。

そこに同じくあぶれた普通のガイガーカウンター持ち主婦も紛れて込んでいるといるという
実に面白い状態で皆熱心に情報を交換してしました。
自作から業務用まで様々な種類のガイガーカウンターが勢揃いするのはそうそうないでしょう。

福島のとある場所から採取された砂の測定も大人気でした。


画像の四角い箱に差して電気をチャージし、胸に差して作業しペンのお尻についているレンズを覗き
放射線の通過数による箔の移動量から被曝量を読み取ります。覗いた感じの目盛りは記憶で書いた物でいい加減ですたしか対数目盛りに近いようなものだったようにも思います。原理は箔検電気 もっと解りやすくいうと、タバコの銀紙マジックV字に折った銀紙を頭を擦った手で念力のように動かすと:いう喫茶店遊びのアレです。


最初8時間も会場にいられるだろうかと思いましたが
情報交換とプレゼンンによる様々な刺激でとても楽しくなってしまい、最後まで居座ってしまいました。
今回のミーティングで私が学び実践していこうと思ったのは
1 ガイガーカウンターで測るときは平均値が重要、瞬間的な測定は意味がない
タイムレンジはできるだけ大きく取る最低でも1分レンジ
毎日10分は測り周辺の発表されている数値と照らし合わせて、比較し判断する。
2 ガンマ線を主に測る、3㎜厚アルミ板でGM缶β窓を覆って測る。
ベータ線カウントによる数値のブレを防ぐことが出来る
(遮蔽無しにベータ線も同時に測ると数値が倍以上になることもあるし、ないこともある何せ崩壊が不確定に起る訳だから)
3 得た数値の判断について あくまであくまで私だけの数値による心の線引き
(家族構成や環境による、しつこいようだけどあくまで私だけの判断基準)
警戒レベルは1μsv/hが丸一日以上継続し翌日も下がらない場合,回りの測定数値とも比較しつつ相対的に数値が近いと感じた場合は行動を起こす。
と頭の中がかなりすっきりしました。ミーティング行って良かった。

広場の汚染状況を測ってほしいな。

