パチ球状飛行体テスト 20110807 IAC-ASO飛行会
2011年 08月 08日
蒸し蒸しする体育館でのIAC-ASO飛行会 にて防衛省の球状飛行体を見て俄然作りたくなったパチモン球状機体の飛行テストをしました。
まず地上からの離陸時はジャイロが効いて舵がせわしなく動いているようですが、飛び出すと正しく動作している感じがありません。どうも安物3軸ジャイロがまともに動いていないようで、3軸フルに反応しておらず傾くと、それっきりです。
ただし離陸時は明らかにジャイロが効いているようで、ジャイロ無しで飛行させてみると、かなり離陸が難しいです。
私が作った機体形状においては重心位置は上目の方が安定しており、飛行特性や重心位置の関係ははスカイスクリューを電動化した感じに似ています。
機体の向きさえ見失わなければ、全手動でも操縦できる安定感を出すセッティングは十分に出せそうな手応えがありましたが、やはり本家のように常に操縦者に対して機体が一定の角度を保つような制御機構が必要なこともよく解りました。球状の形態は少し色を変えたりマーキングした程度では体が反応しません。
まずは機体が回っていない状態での手放しホバリングを目指してみようと思います。
開発順序としては
飛行姿勢制御、次に飛行軌道制御、その後操縦者との相対位置保持制御および一点に留まる定位置制御(高度制御も含む)と進んで行きたい夢が広がります。
当分はいろんな分野を絡めて楽しめそうな課題です。
それにしても本家本元の飛びは素晴らしいですね。
その時は離陸直後にドリフトばかりで失敗でしたが、ブログでも紹介した「どらえもん」はまあまあ操縦できました。
2重反転ペラでしたけど。
ジャイロで制御すれば防衛省のように飛ぶのでは?