Simply the best オブ ザ ベスト
2011年 10月 24日
Simply the best 1500 (FVK OEMモデルカタログページ) 浮かんだまま降りてこな~~~~い
静止して空に張り付いたまま降りてきません。
普通こうなるとエレベーターのように機体がするする降りてきてしまうのですが、降りてこニャーイ
まさにベスト オブ ザ ベスト 最良のなかでも最良 若向け言い回しなら 神機体
ただフワフワ飛ぶだけでなく走らせれば向かい風に向かってしっかり突っ込んでいけます。
それもいたずらに高度を落とすことなく素晴らしい滑空比で。
(3Mスパンのシャーレ翼をスロープで飛ばすには当然負けますが、ややそれに近い感触を平地で気楽に味わえます)
実はこの機体に辿り着くまでにシトロン→オレガノ→Simply the bestと迷走を重ねましたが
近場チョイ飛ばしお気軽、低速&ある程度高速、浮き抜群、綺麗、構造が素敵、格好良く長年飽きずにつきあえる,収納性抜群(90×25×7㎝の箱に収まる)を兼ね備えた機体にようやく辿り着いた気がしています。
V尾翼も簡単に取り外しできます(リンケージのワイヤを引っかけるのにコツが少し要りますが)
低速での操縦性も良好なので、最初からこの機体で良かったかもですが
ただ、モグラ入門としては後で説明するモーターとペラの組あわせなら最初は6,7割程度のパワーでノンビリ上げた方が安全だとは思います。(フルパワーで発進させると竿立ちで上がっていくので慌てちゃうかも)
唯一気に入らなかった…ピンク色のキャノピーはかみさんの「よくあるラジコン機の色遣いらしくなくていいんじゃないの」一言で、まあそんなもんかと納得。(飽きたら塗れば良いだけだし)
女の人にウケが良い方が、いろいろ肩身狭くならないしニャとも下心
今回モーターチョイスは軽量化のためとペラの小径化を狙ったので、サイズ的にピッタリなハイペリオンP1919-13にせずHP-Z2205-34 29gのシャフトずらして使用。
折ペラはグラウプナー6×3を選びました。スピンナーはMP JET 7015 30㎜
ところが物が届いていざ機首に押し込んでみるとモーターサイズがギリ過ぎて、
コードがどうにも邪魔します。(よくはまるナーこのパターン モーター選定のワナ記事)
そこで4㎜ベニヤでスペーサーを作らねばなりませんでした。(上図参照)
~~~~~~~~~~~~~~20111102追記~~~~~~~~~~~~~~
ふしみさんのStbは私が採用したモーターより400円安く、よりパワーがでています。 モーターの銘柄はDual Sky XM300 ES RCショップ ロビンで購入できるようです。
取りつけ時スペーサーが必要な点は同じで3Sでの垂直上昇時ペラは推奨より1サイズ下の6×3で十分すぎる引きです。その状態で電流は9A程流れているようです
標準の7インチにしたらどうなっちゃうんでしょうね。サーボは4.9gサーボで問題無いようです。
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サーボは手持ちの8gサーボのコードを短くしつつ電源ラインを共有化して2サーボ分のコードを6本から4本にし基盤に直に半田付けし直し2個合計でで14gに軽量化しました。(4.9gサーボ買えば楽できるのにねー、ほんとは買い増してデジタル4g台サーボにしたかったのですが、すぐに作りたかったので)
リンケージはカーボンパイプを組み合わせました。
なんだかんだで450リポ3セル電池込み総重量は319g とまあまあ軽量かなあに仕上がりました。
(300g切るのはかなり難しかった)
翼面積が27.1 dm²ですから 翼面荷重は11.7g/dm² になります。
パワー的にはこのモーターと6×3ペラ450リポ3Sの組みあわせで、
垂直上昇ならゆっくり、60度くらいの角度ならバビューンと上がっていきます
私にとっては申し分ない十分なパワーバランスです。(次回は2セル850mA(44g)で試験予定、急角度急上昇ができなくてもBECレギュレーターの発熱が減るのでサーマルを捉えて飛んでいる間は効率が上がるし、上昇時に気を使わなくなると思うので、より操縦が楽できるかも)
~~~~~~~~~~~~~~線内追記 20111028~~~~~~~~~~~~~~~~~
2セルを試してみました。結果は風速2m/s以下なら使用に耐えうる。
しかしそれ以上の風速の風が吹くとグイグイ上昇できないため、操縦にストレスを感じる。どうやら3セルでスロットル8割程度がちょうど使いやすく、強い突風にいきなり襲われても全開で簡単に乗り越えられます。
ということで、450リポ3セルを標準装備とし翼面荷重上げ用に800とか900の3セルリポを予備で追加することに決めました。何か通販のついでに頼もうと思います。
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ちなみに電池は450リポ3セル(44g)がモーターの5㎜くらい後ろに来るので重心位置付近はたっぷりスペースが空いており、強風時は容量の大きい電池を積んで簡単に重くしたり
この機体にとって一番ベストな翼面荷重も探りやすいとトラタヌしています。
機体が必要以上に離れることだけにたまに気を使って、あとは操縦しないで漂わせる感じが味わえるので
疲れないように、のんびり空散歩する用の椅子が必須のようです。
それにしても
スパン1500でこの浮きの良さですからスパン1800だとどうなってしまうんでしょうか
(Simply the best 1800 のSado-SYCブログのエントリー)
ちょっと謎なのが同じ工法のELFを作っている会社ウラジミールモデルのカタログではSimply the bestは見あたらない。FVKモデルというところで見つかるのだが写真とは上反角が違うような感じがする(私のモデルは翼端上反角もついた2段上反角に対しFVKは一段に見える)のだが、翼型は同じStB Airfoil s4083
ただし機体のみ重量はFVKモデルが180gとなっているが、私の機体は194g (もしかしたら同名異種機体?製造元はいっしょということなのかFVKはショップ専用モデルで色も上反角も違えているのか謎)
もしこの機体欲しくなっちゃったら、今ならヤフオクで新品購入できます。(2011/10/24日時点)
ウラジミールモデルのPRICEリストに載っていました。
としちゃんも気に入った様で何よりです、motoさんにも薦めてあげて下さいね。
今回もアウターロータタイプのBLモータを搭載されましたが、インナータイプもお薦めです。佐渡ではスロープでも飛ばすので、そんな配慮をするようになりました。
スパン1800ですが、その前に、リンク先の紹介ですが、YSFCではなくてSado-SYCです、よろしく。
1度だけ須賀さんの1500を飛ばしてみたことがあるだけですが、サーマル内の浮きの比較は未経験。グライドさせたときのバランスは1500のほうがいいかも。1800は機速がなくなると失速しやすい感じがします。
ウラジミールモデルのHPではプライスのページにSTBE の1800バージョンの価格が表示されています。最新機以外は紹介ページをなくしているのでしょう。
http://f3j.in.ua/index.php?id=14
FVKモデルのSIMPLY THE BESTはOEM製品です。
ウラジミールモデルは、他にもHOBBY CLUBというメーカーに、Fluffieという製品名で廉価版のモデルを発売していた経緯があります。
http://www.urban.ne.jp/home/at2279/FLU.html
このモデル、ケプラーを使ったD-BOX構造ではなく、カーボンスパーだけの一段上反角です。OEM製品はどちらも一段上反角ということなのかも。
先月入手したばかりの3J機も、ウィンチ曳航は辞めてモーター着けちゃいました。サーマルモグラもF5Jのルールで飛ばすとハマります。
小型軽量機でも天気の具合によっては、フルサイズ機を負かす事ができる?ところが新しいF5J競技の面白味じゃないかと思っています。
競技参加は凄い飛びの機体がたくさん見られて楽しそうですね。
翼型RG14?でポーリーのコンポジット翼という変わった機体です。
最新の機体より少し重いですが、条件が良いとDLGと同じようなランチ高度から、サーマルを拾って10分飛び切ります。
としちゃんもSTBやBOTをF5Jルールで飛ばしてみてください。