赤い Pickit 3 を無精者が使うとき
2011年 11月 10日
3倍人より無精者の私が使うときが来た。
ソケット付のPickit1と違いPickit3は書き込みソケットを自分で自作して接続しなければならないのだが、DIPソケットをユニバーサル基板やブレッドボードに組みこむのは面倒に感じる。
なんとか楽できないものか・・・
3倍無精者だけに楽するためには3倍努力を惜しまない私は
死蔵した電子パーツがごった返す、引き出しをごそごそやる
「ほう これは使えるな」
ブレッドボード用JPワイヤー10PS-MIX プラグーソケット を発掘
早速プラグをPickit3に繋いでPICの足にソケットを差し込むが
PICの足は子鹿の足のように細くソケットは抜ける
「ふむん」
ではとDIPソケットとヘッダピンを半田付けしてみる。
出来た。
「当分コレでいこうと思うのだよ」
「そうしょっちゅう使う物でもないしな」
と3倍無精者の頭の中で声が響いた。
~~~~追記 2011/11/10 午後7時 覚え書き~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
PIC16F648AのASMプログラムをMPLAB IDE 8.73でMakeする際に
Symbol not previously defined (_DATA_CP_OFF)
(そんな言い回しありまへんて言われている訳ね)
のエラーが出る場合は簡単に済ますならconfig欄の_DATA_CP_OFFを消すと正常にMakeできる。
ちなみにコンフィグのこの項の意味は
; EEPROMコードプロテクション
; _DATA_CP_ON : CPD = 0 ==> EEPROM書き込み禁止
; _DATA_CP_OFF : CPD = 1 ==> コードプロテクション解除
だと思うのだが
要するにPIC16F648A.dev内Configuration Registersには
key=DATAが存在していない
PIC16F648A.devを読むと
_CP_OFFの記述だけで同じ意味は足りているように感じるが正しくは解らニャイ
おまじないのワードの一部が変わったということは確か
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どうにもこうにもPICKIT3がどうにもまともに動かないというか
The overcurrent logic has detected a fault condition on
either VPP or VDD. Please disconnect your circuit check
MCLR or VDD for a short circuit and then reconnect. Also,
ensure that your target current requirements do not exceed
the specified limits.
のメッセージが、単体でも出る。
デバイスを繋いだ状態ではこんなメッセージ
Failed to get Device ID
そこでメニュー→Programmer→setting→Powerで5V電源供給にしてみたが
どうにも同じメッセージが、USBバスパワーのパワーサポートがある状態でも出る
いい加減本体が壊れているんではないかと疑ったが
Powerの電圧値を5Vから3.3V付近にしたところ。動いた やったー
この究明にほぼ丸一日を要した。
究明中に見つけたPickit3をスタンドアローンで書き込める、書き込み専用ソフトですら
最初動かなかったが、何か知らんが、書き込めるようになった
よく解らんがとりあえずは めでたしめでたし
何か疲れた
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追記
飛行会で他の方のPickit3を繋いでみた、パワーを5Vに設定しても上記のメッセージは出ない
初期不良大魔王の面目躍如 どうやら私のPickit3はハズレだ
参ったニャー
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今、、PS2コントローラー利用の4ch-IR送信機はC,R等組み合わせたライターキットを組み上げてXPで焼いていました。そして、Pickit1が行方不明となり次期機材を何にしようか迷って "2" が安い様なので・・・と思って結局買わずに帰ってきたのですがそういうメリットがあるなら今後を考て "3" を購入した方が良いですか?