発泡スチロール翼型カット
2012年 01月 27日
後縁の薄いところは流石にすが入ります。

狭い室内で軽く手投げした感じは、ただのキャンバー翼に比べ、良い感触があります。
これはとても良いかもしれないと思い先日のIAC-ASO飛行会に持ち込み早速飛行テスト
やまめ工房さんの発泡製カテ1機の飛行も見られたのでとても参考になりました。
翼面荷重は120倍発泡動力付も30倍発泡動力無しも1g/dm2程度でそろえました。
ちなみに大きい方の機体は翼長が60㎝3.6dm2ラジコン装置を載せた状態で総重量3.6gしかありません。それも30リポ モーターダイレクトドライブでそれですから、10リポギヤダウンペラにするだけで1gは軽量化出来ますが、いたずらに軽くしても滑空は良くならないだろうと踏み、あえて重量がkさむ構成にしました。

手投げした場合、手投げ直後の速度がある程度乗っている内は素晴らしい滑空を見せますが、飛行速度が落ちてくると途端に足がとまりだし滑空が悪くなります。動力を入れてある速度域以上にキープしていれば、大変効率的に飛んでいる感じがしますが滑空だけさせると速度が落ちてきた際に抗力がどんと増えているようです。120倍発泡の動力付機体(画像右の機体)の飛行は大変遅く楽しめますが、天井ギリギリにあげて、滑空に入れる際に少しでも速度が速すぎると
翼がよれて鳥人間コンテストの初期のような翼がよれてバンザイ墜落の仕方をします。
強度も足りていません。

無動力の30倍発泡機は薄いカーボン板で翼の裏に補強を入れておきましたが、ゴムカタパルトの速度には耐えきれず2度目のカタパルト射出でバンザーイ
ほぼ同じ翼型のバルサ機とは滑空、強度ともに雲泥の差です。
強度はカーボンで補えると思いますが、とにかく滑空時の速度落ちが弱点です。
現状製作の簡易さから見ると翼型を作るより、ただのキャンバー翼の方が室内飛行の場合速度全域でそこそこ楽しめる感じです。ただ滑空はやまめ工房さんの室内バルサHLGの飛行を経験した身には
今3に映ります
発泡スチロールでもなんとか速度が死なない方法を施すことで速度全域で楽しむことが出来るかもしれません。方法としては翼厚を薄くする、翼表面をツルツルにする軽い方法を会得するかですが。
軽いバルサを捜し出して作ったほうが出るゴミも少なく見た目や機体寿命も良い気もします。