0.8gの折り畳みカーボンプロップ
2012年 01月 30日
以前の物は軽い点では素晴らしいのですが構造が華奢すぎて、プロペラが展開するときタイミング悪く、ボディにちょっと振れただけでも軸からペラが外れてしまう癖がありました。
そこで今度は薄紙で接着面をコーティングするなどして各パーツの接着を強固にしました。
まず1.4㎜の真鍮パイプ6㎜を正しい位置にプラ棒を治具にして固定
ピアノ線1㎜をコの字型に加工した物と1㎜厚の航空ベニヤのプロペラホルダーを固定
治具とセンターの2㎜ネジを取り除きます。各部の接着が甘くなっていないか、位置関係が可笑しくなっていないかを確かめ、プロペラをパイプ間際で切断します。
プロペラを試しにたたんでみると、軸の一部(赤丸付近)がホルダー部分に当たることが解ったので
プロペラホルダーとプロペラ軸両方を削って干渉しなくなるまですり合わせました。
薄い紙で接着部位を瞬間接着剤を使ってコーティングし接着強度アップを計ります。
0.8gで完成しました。以前の折ペラ0.22gと比べると4倍重くなっていますが、以前のペラでは推力8g程度が限度でしたが、今回のペラでは推力20gちょいまでは十分持ちそうですしグラウプナーの折ペラ4.6gと比べるとかなり軽量です。
総重量30g位までのモーターグライダーに積もうかとトラタヌしています。
ど根性で作りましたね。
製品化すればすぐに買います。
ハブの部分、ブレード交換できるようにする良いアイデアが出ないのでまだ手を出していないんですが、ブレードは1.4x6のパイプを使った共通の構造で作ろうと決めました。