Standardization of intellectual wings  シウ

知的な翼の標準化 SIW(Standardization of intellectual wings ) 略称シウ の提案
RCマイクロSAL性能向上を促すための規格
Standardization of intellectual wings  シウ_d0067943_2193044.jpg

SIW403 規格図 40はネジの間隔(センターセンター間) 3はネジ径を表す。ネジはISOネジ 単位は㎜

この規格の利点
規格にそった主翼であれば交換が容易になります。
交換により各翼型を短時間に試せるようになります。
他の人との翼のやりとりが可能になります。

上記の利点により数多くの試験や体験が出来るため
小型の機体にあった各人が思い描くベストな翼の解に近づき易くなります

守る点は 3㎜ネジ間を40㎜ということ 一点に尽きます。

ネジ形状はナベでも皿でも六角でもお好きなモノを
ネジの材質もナットや受けの材質も不問
間隔40㎜を保っていれば先頭ネジ位置も自由です 
アンダーキャンバーの隙間や迎え角を調整する部分などは各自で工夫

情報交換、物物交換、翼売買をしやすくして
各人が気持ちよく飛ぶと思う小さな翼が見つかれば良いなと考えています。

2012/07/13追記 よくある質問への答え FAQ
1 ボルトの位置は自由なのですか?

はい自由です
ちなみに私の場合
重心位置はどの翼型であっても基本主翼翼弦の50%を標準としています。
例えば翼弦80㎜だとすると、先頭ビスの位置は前から20㎜になり20ビス40ビス20
といった配置にしています。主翼の後縁の薄さによっては先頭ビスを前から15ミリの位置にし
15ビス40ビス25と言った配置にすることもあります。
重心位置の調整に関しては次のFAQをご覧下さい。

2 重心位置の違いはどう対応するのですか?
適切な重心位置は電池位置の前後移動や電池容量(重量)の変更で対処します。
スパン60㎝の場合機首の電池収納スペースを50~60㎜ほど確保しておけば
70リポ~160リポが使えますので翼を取り換えても、ほぼ満足の行く重心位置を出せます。
0.1ミリ単位で重心位置を追い込む場合は、板おもりで調整します。

3 60㎝スパンのマイクロSALの適正総重量は?
飛ばす環境(風速、サーマルの状態、翼型、翼形状、要求される飛ばし方)によって変わるので
一概には言えませんが、私の経験では
風速1m~2m前後 サーマルちょぼちょぼ YA14翼 1段上反角 チョイ投げ 
サーマルハント主目的の場合 
無風なら重さ26g位 風速2m/s位までなら30g前後 風速4m/s位なら40g前後を目安としています。
ただ26g以下で無風時折微風な時の場合k、弱いサーマルには乗りやすいのですが
私の技量では強いサーマルの時は弾かれやすく感じるので、あえて重い翼にすることもあります。
一番出番の多いのは30g前後です。

強風の日にグリグリとしたい場合の重さは40g近いですし、40g越えの機体の人でも十分に楽しめてます。

4 悩んで手が進まないですが?
翼型とか重さと気にせずに、とにかく一機を形にして飛ばしてみることをお奨めします。
作って飛ばす事で次にやることが見えてきます。
どんな出来上がりであれ、さっさと楽しんだほうがお得です。

追記ココまで以下本文

それというのも
Standardization of intellectual wings  シウ_d0067943_20141338.jpg

マイクロSAL 面白すぎです
ウィンドレンジ:1.5m/s-9m/sのスポーツカイトがブリブリと音を立てアクロバットしている風の中で
総重量24gのRCグライダーがそこそこ楽しめるなんて以前は想像できませんでした。
Standardization of intellectual wings  シウ_d0067943_20145258.jpg

風にある程度強く滑空も良い超小型軽量グライダーは翼の工夫で十分可能なことが解りました。
当然風が弱い方が飛ばし易いのですが、たまに気まぐれで行くときに旨く風が止んでいればいいですが
そうそう静穏な日や時間帯にあたるものでもありませn。そこで風速2m/s程度までなら、十分に楽しめ、ときおり4m/s程度なら、まあまあ楽しめる超小型で軽量なグライダーが欲しいと思うようになりました。
以前はスパン1M重さ90g以上ないと、無動力グライダーではその条件は辛いと思っていましたが、
今回作ったマイクロSALの飛びを見るにつけ、30g以下で十分成立しそうな事を体験出来ました。
スパン50センチ程度の機体が軽く投げただけで点になって空に吸い込まれる様子は見ていて楽しく、
風に揉まれながら流され続けるだけでなく、機体をコントロール下に置き風下から自分に向かって
手元に誘導して帰ってこれるのはとても楽しいのです。
もっと翼を良くして、より楽しくならないかな、と上記の規格(企画)を思いつきました。
如何でしょうか?
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飛ばすときの環境に合わせて主翼を交換できるマイクロSALグライダー
必要な空間が少なくて済むマイクロSALグライダー
自分にあったグライダーを手軽に作ったり飛ばしたりする
時間を忘れる楽しい遊びとして如何でしょうか?
主翼を外せるため、機体箱を小さくすることが出来、運搬や保管も楽になります。
Commented by からくりや at 2012-02-03 10:33 x
主翼固定規格いいですね。樹脂ネジの近所の入手先を名前にリンクしてあります。
要強度の場所にレニービスをヒューズ目的にはナイロンやジュラコン製を使い分けると軽量で目的別の強度を選べて便利です。
Commented by moto at 2012-02-03 10:51 x
シンプルなカーボン胴機なら、メネジスペーサーに穴をあけて、胴体のカーボン棒を通すと楽チンかもね。
10年前だけど作例を名前にリンク。
Commented by としちゃんです at 2012-02-03 10:59 x
からくりやさん、貴重なリンク有り難うございます。先日秋葉原でバラでプラビスを購入したばかりですが、一本10円とかなり高くついたのでどうしたものかと思っていました。今のところ台座はABSに3㎜でタップ穴 止めネジプラネジでテストしてみようと準備しています。いけそうだったら、40㎜間隔の穴が空いている治具を配布しようと思っているので、治具量産とかもろもろ相談に乗ってください。
Commented by としちゃん at 2012-02-03 11:05 x
motoさんそれも良いですね前後別々なら多少の誤差も吸収できそうですし、投げたときの強度がどうなるかは未知数ですが。いろいろ知恵が集まってきて楽しいです。
Commented by やまめ工房 at 2012-02-03 19:40 x
楽しい企画ですね。
スパン1mクラスのFFHLGでも3mmのビス2本の取り付けでまったく問題ないので心配いらないと思います。
次に作る機体はこの方式取り入れたいと思います。
Commented by としちゃん at 2012-02-03 20:52 x
やまめ工房さん賛同ありがとうございます。RCタイプなら胴体と尾翼は同じもので使いまわせる範囲が広いと思うので、気楽にいろいろな翼を載せ換えられそうです。実際ネジ間40㎜でどのくらいの翼弦までカバーできるか未知数ですが、とりあえずは覚えやすい数字でと思いました。しばらくこのサイズでやってみて、場合によってはサイズ変更を加えながら様々な翼で手軽に遊びやすくなればと思っています。
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by mayoneko | 2012-02-02 07:00 | 機体 | Comments(6)

飛ぶって、楽しいニャー


by mayoneko
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