3Dスキャン やまめ4V翼
2012年 02月 15日
立体スキャンしてみました。データ量を少なくするためにXY1㎜ピッチでスキャンしました。
スキャンの方法は探針型で、上記画像の針で形状を計測します。
恐ろしく敏感な接触センサーなので対象物を凹ますことはありません。
ピッチ1ミリスキャンのデータ量は、ほぼ8㎝×3㎝程度に主翼を切り出した上面のみで32K
(ちなみに下の画像一マス1㎜です。)
斜線の粗密で平面のバラツキがわかります。
計測ピッチは0.1㎜まで行けますが当然データ量も計測時間も爆発的に増えるのと、
そこまで細かく取る必要も無いと考えています。
レンダリング時に光源の設定をいじると翼の小さな傷や、凹みがよく解ります。
この方法を使えば、同じように作ったつもりで飛びが違う、
同型機の主翼形状の微妙な違いを突き止められるかもしれません。
随分時間が掛かる作業なんですね。ご苦労様です。
スパン方向に2か所ぐらい翼型座標起こす場合はどのくらいの時間掛かるんでしょうか。
スライスの自動送りと連動させてレーザーかなんかで距離測定できるのかと思ってました。