強風下でのテスト
2012年 03月 21日
弱い風ではほとんど気がつかない、突風に煽られてどうしようもない時の
土壇場での操縦性の良さというのが身に染みて解るのです。
強風の中でコントロール可能な超小型軽量機は、当然室内や風が弱いときに安定して飛ばせるわけで。
それだけ総合的にバランスが取れている機体と私は感じています。
そこで翼型はCNC切削で同じにして上反角のみ変更して飛ばしたときに
どう感じるかSIW403規格の胴体を使いまわし気象条件はほぼ同じ状態で
翼のみ変更して感じた事をグラフィック化してみました
操縦感は数値で表せないので単なるフィーリングによるものなのですが
同じ翼型なのに上反角の違いだけで適正だと感じる重心位置の変化が起こるところが面白いです
滑空感というのは飛びの美しさ見た目の感じなので、これまた非常に私的です。
またこの感覚を導き出した機体とは違う機体にこの感覚が当てはまるか
まったく保障できませんし、たぶん違うでしょう。
この感覚というとらえどころのない辺りを数値化して、
飛行機というものを数式に置き換え出来る才能があれば、古典的な総当たりでないやり方で
自分にとってベストな解を素早く見つけられる時代がくるかもしれません。
でも今はとりあえず明日は広場へ入って、
考えられる総当たりのほんのわずかミジンコのような一部を確かめてくるつもりです。
ガル翼は空気を掴んで浮きが良いから押さえる為に前重心が良く感じたのかなと想像しましたがいかがでしょう?
操縦感ではラダー機では適正な上反角が必要だということでしょうね。
上反角の少ないガル翼は操縦感が悪く滑空感をよく感じる余裕がなかったということでしょうか?
ガル翼を生かすならエルロンを使用する必要がありそうですが、その形状ゆえに翼端部だけ動かすにしてもマイクロDLGではサーボを積む箇所やリンケージに一工夫要りそうですね
模型飛行機はトータルのバランスが必要という事なのでしょうね
置くが深いです。
ガル翼でも上手く設計できればラダー機でも行けそうでしょうか?
無風に近い環境で試したかぎりでは、通常の翼とほとんど変わり無く飛ばすことができました。今回のような翼端が水平(下を向かない)程度のゆるい角度の物なら、ガルのマイナス面が出ないで済むような気がします。
自分の場合は情けないことに翼を変えるより、一生懸命調整したほうがよく飛ぶようになってます。
翼の左右の重さの差異や、ビミョウなねじれを、ラダートリムで修正してると劇的に飛行時間が短くなってました。
重さは重さで解決して、ねじれはねじれで解決すると、良く飛ぶんだな~ということに行き着きました。
滑空と無関係に思える上半角不足による操作性の悪さも、適切な上半角を与えてやると結果的に舵の量が少なくてよく飛ぶようになりました。
そんなレベルなんでSIW403の色々交換しながら試せるというメリットが初心者すぎて生かせないでいます。