太陽電池を利用したリポ充電器自作
2012年 04月 21日
そこでエネループやリチウムポリマー電池の自作充電器をこさえようかと思い
同価格帯の性能が激怪しい自称ソーラーチャージャーを買うよりは
確実に充電できるはずとトラタヌして ポチっ とな
この電池の仕様は・開放電圧(Voc):21.6V・最大出力時電圧(Vmp):18V・短絡電流(Isc):0.305A・最大出力時電流(Imp):0.277A・最大出力(Pmax):5W寸法:288x188x15mm重量:0.7kg
これは何も接続していない状態でのデータなのでさっそく繋いでみます
接続したのはGeeBee R2に付属してきた2セル用充電器
いちおう12Vが入力となっていますが、いきなり繋いでみます(無謀なのでよい子は真似しないように)
煙が上がることなく、スタンバイ状態で問題ありません(いまのところ)電圧的には
曇り空にもかかわらず19Vを指しています。ではと充電ボタンをポチ
9Vをテスターは示していますが、問題なく充電が始まりました。
200ma2sセル80%残量が15分程度で充電完了できました。曇り空でコレですから実に頼もしい
本来なら、出来るだけ損失の少ないレギュレーターなどで、適正な電圧に落としてから
使用するべきですが、なにせ貴重な電力なので、出来るだけ直結(
逆流防止ダイオードは必須でこの場合パネルに付属)
ロス無く電気を貯め込みたい。
普段は鉛電池やエネループに電気を常時貯める以外にも
フィールドに持ち出して現地充電もできると素晴らしい。
今回の実験でとりあえず簡単な構成でも使える事が判ったので、
今後ロスを抑えた適正電圧の取り出しや、小型化をどこまで進められるかなどを
ラジコン環境で運用しつつ、探って行きたいと思います。
ピュアグライダー用の電池をソーラーで充電して遊ぶって何か素敵な感じニャ
ちなみに直接接続はロスが無くて良いのですが、ソーラーパネルの能力や面積に出力電流が左右されるので、接続対象とのバランスを考えて構成する必要があります。今回はダイレクトでうまく行っていますがW数が大きいものであればしっかりした電圧管理が必要になってくるでしょう。
オマケ
TURNIGY のACCUCELL6にダイレクト接続してみましたが
あかんですね、2V近くまで落ちてしまい、5Wでは能力不足のようです。
こちらとの組み合わせの場合いったん12Vのシールドバッテリー(鉛電池)に充電してからの運用になりそうです。