羽ばたき飛行機上反角ロック機構 超簡単版
2012年 07月 15日
ゴム動力版を試す気がムラムラとわいて試行錯誤した結果がこれ。

いろいろ試しまくったので、なんかきちゃないけど、いちおう作動する。(強風だとバンザイするけど)
クランクが外れたところはこんな感じ

ゴムのトルクが減りきった当たりでクランクがワイヤピンを押せなくなる程度にワイヤの弾力を調整してある。

ゴムを巻くときはワイヤを引っかけ棒に移動して巻き、飛ばす前にリリースする
それにしても
はばたき飛行機工作の肝のひとつとして如何にメカロスを少なくするかにいつも大変気を使うのだが、
上反角固定にワイヤの弾力とカムを利用するというふしみさん的な発想がどうしても出来なかった。
カムをつけてワイヤによるテンションが掛かっていいればメカロスが増えすぎるのではないか?
だがそんな脳内仮定はふしみさんのビデオを見てあっさり吹き飛んだ。
ゴム動力の羽ばたき機に手持ちのワイヤを瞬間で取りつけて動作させてみると、
なんとなく行けそうな気がムンムンしてきた。
つまり問題は頭で仮定して考えていたせいで手を動かさなかった点にあった。
そう試せば良かっただけ なのだった。

最初はこんな図を想定したのが手持ちのワイヤとワイヤを収める支柱面積の関係で
写真の方法に落ち着いた。ちょうど良いワイヤでテンションを整えられればこの図のやり方もあると思う。

最後に50機分の羽ばたき機フレームゲル
差動クランクによる古式ゆかしい構造だが少量生産には向いている。
今日50機分のはばたき飛行機が完成し飛行調整も全機無事終わった。

ゴム動力版はゴムのテンションが下がっていくのをどう利用するかがカギだと思っていますが、チマチマした部品に神経質な調整をしないと出来ないような気がして手が動きませんでした。ゴムが強いうちはバネをバチバチ弾き返すようなやりかたでも案外うまくいくかもしれませんね。
