飛行船ソープ修理 お台場イベント告知
2012年 07月 25日
とか言いながら、飛行船の修理を楽しく行いました。

実機の飛行船もそうですが、安定して運用するためには
高価なヘリウムガスの抜け防止メンテナンスが最重要課題となります。
私の小さな飛行船も例外なく、飛行回数や時間を重ねるにつれヘリウムの抜けに悩まされます。
漏れ穴探索当初飛行船のつなぎ目を重点的に飛行船体に石けんの泡をすりつけて、漏れ箇所を見つける作業を行いましが、漏れ箇所はなぜか見つからず、ではと浴槽に沈めても見つからず、最終的にくまなく全体を泡で包んだ状態でエアコンプレッサーで圧をかすかにかけつつ泡を塗り続けるやり方でようやく、
小さな小さな漏れ箇所を突き止めました。
子どもの頃、さんざんやった自転車のパンク修理の手こずった時を思い出します。

たぶん、はばたき機翼カーボンロッドの先端でつけたと思われる小さな小さな裂け穴は、これだと解った後ですら飛行船素材の皺に紛れて大変判別しにくかったです。穴さえ見つかってしまえば修理は簡単でスコッチ綺麗色テープを貼って修理完了です。
この飛行船8月1日にお台場で行われる、大人の科学イベントに展示されます。
私も参加し、機会があれば電飾を増やした飛行もお披露目しますので、仕事帰りに是非お越しになって
はばたき飛行機製作工房たかはしさんの様々な改造例や、作家野尻抱介さん国内唯一のグライダー工房Aircraft OLYMPOS シノヘイさんとのトークセッションなど飛行機好きにとっては濃い内容のトークセッションをお楽しみいただだければ幸いです。
8月1日午後6時半からお台場・東京カルチャーカルチャでお待ちしております。
追記
修理後の浮力減衰タイムトライアル 気温32度 室内
2時間で0.6gの浮力減
22時間で6.22g浮力減
ヘリウムガス浮力1リットルあたり1.1gから逆算すると
2時間で0.5㍑ほど抜け22時間で5.7㍑ほど受けてる計算になる。
この飛行船をパンパンに膨らませたとき1時間当たり0.25㍑抜けるあるいは
0.3gの浮力減と見て良いようだ。イベント時運用の参考とする

自転車のパンク修理、懐かしい。不思議と穴が見つからないこともありましたね。
模型飛行船もこうしてメンテしながら使うんですね。なんだか安心しました。
(使い捨てが好きではないので)
