風切り羽根の音が聞こえる
2012年 10月 11日

サーマルに吸われるとあっという間に高空にあがります。

というかサーマルに吸われやすいです 低翼面荷重(約2g/d㎡)のなせる技なのか、
楽勝でサーマル乗ります。

ただ下降気流と風速2M以上の風にはまだ敵いません。ホバリングがギリぎりってとこ
微風なら高確率で天高くまいあがれます。
羽ばたき機を秋の空に上げてのサーマルハンティングは、最高に楽しいです。
でも~もう少しパワーが欲しい どんなときでも楽勝で空に駆け上がりたい

ふしみさん鳥は翼にきざみが入れてあり 2M位の風でもグイグイ前に出ます。

このきざみの位置と大きさは一様ではありません

羽ばたき飛行機の重量と羽ばたきサイクル、羽根軸のしなやかさ、使用するEPP厚み 平面形で
ベストなきざみの解が違ってくるようで 自分の鳥にあった解を総当たりでみつけるしかありません。

一つ言えることは、EEP羽にきざみを適度に入れると確実に羽ばたきの効率がアップし、ついでギヤへの負担が減ります(メカノイズが低減されます)

今日は2人して、きざみの数や位置を切っては貼り、貼っては剥がし、テープで微妙に裂け目の位置を変えたりして、
それぞれの鳥に合ったベストなきざみ位置を探りました。
そして私の鳥にはきざみによって風切り音がついてくるようになりました。
きざみによってギヤへの負荷が減り、ギヤドライブ音も少し静かになり
そのギヤの音以外にバサッバサッと鳥が羽ばたくときに聞こえてくるような音が聞こえてくるようになりました。
ただそれでも、その音が出るようになった翼でも風速2M以上吹かれると辛い、
そこで羽を強風用、微風用と分けるのがいいのではという結論になりました。
きざみの方向は実際の鳥の羽の向きともほぼ合っているので、デザイン的にもより鳥に近づけることが
容易になりそうです。

今日の翼のベスト解 (暫定)
でもまだ何か足りない 今の羽ばたきサイクルのまま当社比推力2割り増しな感触を得たいところですニャ

切り込みについてなんですが、本物の鳥のように切り込み部分を重ねるってのはどうでしょうか?
以前紙で試した時は、打ち下ろしでは隙間ができず、引き上げでは隙間があいて引き上げ時の空気抵抗が減るような翼の動きでした。
素人考えで恐縮ですが、応援してます。

最適な翼の形状を探ることでかなりのパワーアップが出来ると信じています。