EPP羽ばたき機用ギヤボックス組み立て
2012年 11月 05日

修理やら回収で瞬間や補強材まみれのギヤボックス残骸の重さはざっと6.7gといったところ
バラした後、ギヤ分解中に重量計るのを思い出して残骸を拾ったので、少しパーツを失っている状態故
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例の一発組み付けとはこのことで、凸型になるクランクロッドを曲げ加工しつつ、シャフト受けやギヤを固定して行き、最後にクランク部を同じ長さに曲げる。

このEPP鳥シリーズを手がける前はそんなこと(直組)したら精度もあがらんし、クランクストロークの変更やらなんら、いろいろ困るんではないかと思ったがやって見ると案外簡単で、精度も申し分なく組み立てられるし、なにより軽いのが大変美味しい。それに一度組んでしまうと、相当回数のフライトテストに耐えることは実際に体験できたので、手作業で軽さを求める場合このやり方で問題ないと思う。
ちなみにクランクストローク(羽ばたき角)の変更は羽側の支点位置変更で十分対処出来る。

念のために入れたカーボンプレートの補強もいれて、完成重量は6.9g 木製に比べ0.2g増だが
ギヤ組精度の向上とギヤ交換の容易さは上なので0.2g増は痛いが 無問題とする
このあと機体フレームに仮組んでみると、ありゃらら
下に羽を振った時に翼骨とモーターが干渉する
設計する際、流れでなんとなく決めたモーターマウント位置が良くない。
胴体のメタボ化過大な鳩胸化を防ぐために、コンロッド長を初代テスト機」より10㎜短くしたのが更に災いしている。
フレームに刻んだマウントは諦めて、付け足しのマウントでモーターを7㎜下げて固定すれば
干渉は無くなるので、明日改修予定。今日はここまで
ps
UNA3-SlowFlyさんはカーボンとベアリングとブラシレスモーターの組み合わせで同じ目的のギヤボックスを7.3gで製作している。
追記
以前重心位置解決のために使ったギヤボックス横レイアウト。



・翼骨とモーターが干渉
私もベニア試作中に気付き、ギヤーラインを30°傾けて解決しました。
・機体名
この羽ばたき機名称「重さ30g前後スパン1m以内の羽ばたき機」では長すぎますよね。
名前募集しませんか?
名前案 : TFB30
T:としちゃん
F:ふしみさん
B:鳥型羽ばたき機
30:全備重量30g前後
て言うのはどうでしょうか?

開発名称通り名、そういえば決めてなかったですね。
EPPが十分羽に使えることが判明したのが、
今回の開発遊びのきっかけなので
EPPBIRD とか
としちゃんバードははずかしいし、実用的な曲げ翼開発はふしみさんだしなんですが
TB30も確かにカッコイイです~ (もうサンダーバード30でいいかも)
羽ばたき機 EPP WING ORNITHOPTERを掛け合わせて
EWO30 いまいちか
Thunderbirdと呼ばれいて、UMA(未確認度物)ともなっているようです、それを読んで雰囲気合っていると感じたので。
開発コードネーム
TB30 (Thunderbird30)
で行きましょう。