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45×22.5 プロペラ各種 カーボン スチレン バルサ

45ミリ径のプロペラを各種製作し、比較してみました。加工データはすべて同じもので、バルサは直接バルサブロックからNC加工し、裏側は手で仕上げました。スチレンペーパーとカーボンは同じデータでケミカルウッドを切削し上にかぶせる形で整形しました。安定化電源から3.5vを供給し測定にはEmeterを使用。結果は推力はほぼ同じの2.0g前後、でたまに2.1gが出たり,出なったりで、電流も同じく170mA位時々150mAと並びました。回転数は19800回転から20100回転ぐらいの間です。重さはカーボン製が0.10gスチレンペーパー製が0.05gバルサ製が0.06gでした。スチレンペーパーでできたプロペラはへなへなですが、十分推力は出ているので強度的には問題ないようです。それに比べてカーボン製は丈夫過ぎるようです、カーボンクロスは厚さ0.15mmの平織り
45×22.5 プロペラ各種 カーボン スチレン バルサ_d0067943_18375920.jpg
タイプの物を使いました。手間で言うと、最も時間的に短く製作できるのが、スチレンプロップで大体15分くらい、しかも安上がりです。ついでバルサ1時間になりこれもそこそこ安くできる、もっとも時間と手間がかかるのがカーボン8時間(強制加熱硬化で)自然硬化だと今時期の気温28度くらいだと24時間になります。でもカーボンシートの織り目が見えるカッコ良さも捨てがたいものがあります。今回始めて製作したカーボンプロップは、脱泡と型密着用に使ったビニール袋の厚みが厚く腰があったので、整形物のプロップ表面に気泡が入ったり、厚みが均一でなかったり離型材の塗布不足による食いつきなど、悪い要素が重なり、満足いく出来でありませんでした。もう少し軽くできるかもしれないので厚さ0.1ミリの平織りのものでも製作してみたいと思います。
Commented by 野末 at 2005-09-12 11:43 x
カーボンって強度の面と軽量ということで、すばらしいと思います。しかし
室内機でおまけに超軽量機となるとそこまでの強度もいりませんし、必要性は?と思います。高価だし、手間もかかるし。僕は、以前はひたすらバルサを削ってましたが、今はもっぱらスチレンです。まだ本家にはかないませんが、けっこういい数字でるようになりました。それにしてもとしちゃんは凄い気力の持ち主ですね。この暑さの中、短期間でいろいろなテストをこなしてます。もちろん所長のきつーい監視下でしょうけど。所員も熱中症にご用心を。
Commented by mayoneko at 2005-09-12 12:36
カーボンはひたすら受けを狙ったというか、カッコつけです。あと作ってみたらどうなるかを身をもって知りたかったのです。超軽量室内機量産には手間単価を考えると私もスチレンプロップがもっとも適しているように思います。それにしても今年の9月は暑いですね、野末さんも熱中症には気をつけてくださいニャ。私はいまヒコーキ作りの熱中症にかかっていて、中々治癒できません。寝ている間に所長になにかされてるのかなー?
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by mayoneko | 2005-09-12 07:46 | 動力関連 | Comments(2)

飛ぶって、楽しいニャー


by mayoneko
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