鱈の調教記録 猫流TARANISマニュアル
2014年 04月 02日

基本この説明書をベースに鱈調教をマイペースで進めるための適当覚書なりよ
なにせコレやってるの猫だから、猫の手だから、借りてもあてにはならんかもよ
まずは基本的な概念の理解
開け送信機プロジェクトが公開している、設定ソフトCompanion9xは2つのお仕事ができる。
1*無線設定とモデルの管理
2*新しい無線ファームウェアをダウンロードし、TX(送信機)に転送する。
要はPCに鱈を正しく認識させれば、あとはコンパニオンの言うこと(つまり私の言うこと)に鱈が従うようになるぽい

PCとの接続方法 (ドライバが必要なのだけど、自動で行われるので無問題)
事前準備としては2つ
1爪 Companion9xはOPENTXのWEBからか、本体付属のマイクロSDカードからコピーしてインストールしておくものとする。
2爪 USBーミニUSBケーブルを用意しておく
◆ 接続手順
まず送信機の電源を入れていない状態で、USBケーブルで送信機とPCを繋いで見る。
STM32ドライバが自動的にインストールされた。
(3年ほど前STM32いじあったときとPCが違うんだがこのドライバどこから来たんだ?)
(ちなSTM32とは送信機に使われている 32bit Flashマイクロコントローラことなりよ、PICとかAVRみたいなマイコンの仲間 その昔STM32L Discovery つう評価ボードが液晶&スライダつきで1700円で売られていて少し遊んだことがあったニャ 安くてびっくりだけど、いじっている人がARUDUINOにくらべてダントツ少なく、情報を集めるのが大変だった)
その後USBケーブルを一度外した
(これは私が辿った手順なので、STM32ドライバは次の段階から始めても正しくドライバインストールされる可能性があるかも)
マニュアル的にはここからが正しい鱈→PCの接続の儀式だとおもう
まず送信機の電源をON 最初は液晶画面にいろいろ警告(ワーニング)が出るが、すべて無視してどれか送信機のキーを押すと静まる、USBケーブルを送信機に差し込み、次にPCにも差す。
(普通はたぶんここでドライバがインストールされていくと思う)
デバイスとプリンターで認識されいるか確認 認識されているようだったら
この時点で送信機の電源スイッチを切っても送信機は動き続けるので構わず電源を切る。
ドライバが正常にインストールされていれば今後は、送信機電源ON→ケーブル繋ぐ→PC側で鱈を認識した→鱈の電源オフ→あとはコンパニオンから書き込んだり読み込んだり といった具合になる。
次にマイコンピュータでドライブを確認 すると
Taranis本体のフラッシュメモリEEPROMを仮想ドライブG化したもの(TARANISと表示)とSDカード(リムーバブルディスク)ドライブ〔この画面ではEドライブ ここはPC環境により普通にD~Hぐらいまで変わる)
がマウントされているはず。

うしし PCが鱈を正しく認識しちょるぞということで
Companion9xのメニューアイコン READ EEPROM FROM TXを選んで、Taranisドライブを指定し
その中にあるBINファイルを読み込むとデフォルトで入っているMODEL101が現れた

バンザーイバンザーイ
ふい~今日はここまで。20140401
さて新人をいびろう
20140402
さあ今日はJRのDSM2送信モジュール TD2.4LPを鱈でコントロールしてみることにする。
送信機をPCっと接続し、コンパニオンを立ち上げる、とりえず送信機のEEPROMを読みにいき
出てきたModel101をダブルクリックすると右の画面が出てくる。

とりあえずSETUPタブの項目をいじる
MODELNAMEをTANKにして。RF MODULE1をOFF
送信機背中にはめ込んだJRモジュールは RF MODULE2でコントロールするので、こちらを設定する
設定項目は画面のような感じにすれば、とりあえず動かせる。パルス幅の数字が違うとニュートラルがずれる
またPolertyはレッツ ポジティブシフトにしておくのを忘れずに。
エレベーターラダースロットルエルロンERTAにしておく、これはお好みでどうとでも変えられる。
PCで設定できたら送信機にWrite to TXで書き込み、送信機を再起動すると
おおタンクが動くではないかっ!
上の画像内センタービープCENTER BEEPにチェックを入れると、入ったチャンネルのステックポジションが
センターのときピッと鳴る、なんか便利そうなので入れてみたが、ピッピッうるさいので切った。
タンクが動くのはいいがエルロンが逆に効く リバース設定はどこだ?
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
20140403
Taranis(通称 鱈)の調教の続きです。

なんとかJRのDSM2送信モジュール TD2.4LPを起動させることに成功した猫所員ですが
舵が逆に効いているようです、でよくあるプロポのリバース設定をしようと思ったのですが、ここであっさり
つまづきました。リバース設定がない いったいどこにあるんだっ!いくらページをめくれどないわあ
Sticksの設定ページか それともMIXか あちこち怪しいところをダブルクリックして小さいウィンドウを開いて
設定箇所を見つけようとしますがみつかりません。
まじかあ 解らんわあ・・・ もう総当りでいろなページをポチポチして探るしかないわー

でコンパニオンのEditing model ウインドウ内Limitsタブに見つけちゃいました。
(鱈本体だけでも設定できます7ページ目SERVO設定のところにあります)

キーワードはINVERT(逆にする) まさにそのもの 日本のプロポのリバースに洗脳されすぎていました。
ここでサーボ信号のニュートラル位置もいじれるのでトラベルアジャスト(可動範囲)の設定も行うことができるようです。
はい今日の大事なところ リバースはINVERT ページはソフトならLimits 本体ならSERVO
あれ新人寝てるわ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~つづく
20140404
Tranis(通称 鱈)の調教 パート3

時には回り道も必要ニャ
Companion 9Xを楽しく回り道しながら、いろいろいじり倒している途中で気がついたのが、
やはり基本設定 File→Preferencesは大事

ここでMode切り替えはもちろんのこと、各音ファイルや画像ファイルフが入ったフォルダのありか(Path)
をしっかり設定しないと、音絵に関する設定をいじるときに、いろいろ困ることになる。
なにをおいても一番先にしなければならなのは Firmware 設定でここでTaranisを選ぶ
続いて、 Default stick mode でモードをお好みのものに
SD Structure Path で画像や音声ファイルが入ったSDカード
(実験だけならPC上のフォルダでも指定できる)
をしておく、Splash Imageとか関してはまだ未検証
これらの設定をしっかりしておくと

カスタムファンクションウィンドウで割り当てた PLAY Sound や Musicなどを再生するための
各データファイルの一覧が表示されるようになる。Path指定ないと ---- しか表示されない。

SD Path指定することで、各モデルごとに好きな機体画像を割り振ることもできるようになる。

お試しはAlulaで試した。自分の機体を撮影して白黒化しサイズ(64*32)にしBMPフォルダへ入れておけば
自分の機体画像を登録することもできる。(はず)
Splash imageのサイズは212×64 グレー ?階調 BMPファイル形式

ちなみにModel edit画面のシミュレーターでは画像が出ないので、
モデル選択ウィンドウ この画面ではDocumentという名前でひらかれている
のシミュレーターで画像が出るかどうかは確認できる。
これで画像と音はなんとか認識させられることが解ったが
243さんによるとシミュレターでも音が出るらしい。私は最初から出なかったので
本体でしか駄目なのかと思っていたが・・・
どこかシミュレーターの音のONOFFするような箇所があるのだろうか?(触った覚えもないが)
う~ん謎 それともPC上で音ファイルを再生する際のアプリを指定しておく項目がどこかにあるのか?
ワカラニャイ・・・ Simulater capture folderが怪しそうではある
言葉の真の意味を正確につかむのが一番の早道か |A|とか何よ?
つづく
鱈達人の方のアドバイスコメントお待ちしております。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~^つづくのか
20140406
TTaranisを調教するためにパート4 ここでPPM信号のざっくりおさらい。

基本、仮に8CHとすると信号データの長さはおおよそ(各CH情報2000μsec×8ch+ 信号の区切りギャップ判別)
そんなことよりもメンドクサイノが各社ごとの信号順で大体20mmsec程度でという理解でOK??
フタバの信号順 エルロン エレベーター スロットル(リバース?) ラダー 表記 AETR
JRの信号順 スロットル エルロン エレベーター ラダー 表記 TAER (個人的はこちらのほうが好み) 他のは手元にないからわかんにゃい

(この画像はフタバ用で設定した状態)
なんだけど、基本PreferencesとGeneral editではまず基本の信号順を決めなければならない。
JRのモジュールが運用主体であれば 信号順はTAER になる
(JRのモジュールはそのまま無加工で使える ただし12X用などは使えない縦5ピンタイプモジュールのみ)
PPM設定に関してはこの画像
(PPM Delayに関しては誰かオシロで効果を確認した人いる?知っている人いたらコメントプリーズ)
RF module2設定 JR
JRの場合Frame lengthをいじるとニュートラルが変わる
私の場合21.5でニュートラルがあったが他の人のは解らない。

フタバのモジュールの場合は信号順はAETR
(フタバのモジュールは両面テープかなにかで送信機裏に貼りつけて、信号線とプラスマイナスを繋げばOK)設定に関しては243さんのページが参考になる)RF module2 設定参考画像
)Futabaの場合Frame lengthは20とかにしても問題なく動く ニュートラルはずれない。

どちらにしてもMIXで最終的に入る信号順はどうとでも入れ替えられるので、使用頻度の高いモジュール優先

(こちらはJR用に設定した場合 TAER に注目)
要はDfalt Channel order(Preferences) と テンプレート用チャンネルオーダー(General edit)を設定しておけばいいのかなと思う。 テンプレートで何パタンか作っておくという方法もとれるやも
で各モデルごとにモジュールを入れ替えたりしたいなんて子は「もうこの欲張りさん」なのだが
モデルごとに各種モジュールにあわせて信号順をMIXで入れ替えることで対応できる。
「どう満足?」って訳 この機体太郎はJRモジュール あちらの機体次郎はFu
taba そっちの機体三郎は自作赤外線とかね、名前を選んでモジュールを変更するだけで送信機一台で対処できるつーこと

(この画像は基本フタバ設定 AETRでありながらJRBASICモデルを選んだときにJR向けにMIXでTAER に変えているというのを表しています)
というか鱈使ってない人には
「何を言っているか解らないかもですが、私も良く解っていないので」
それでも、なにかの誰かの参考になれば幸いニャり
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~まだまだあ つづく?
20140411
送信機を起動するとわずか2秒ほどで消えてしまうSPLASH画面

パソコンを立ち上げたときに出る起動画面のようなものですが、ここを自分好みに絵に変えると
送信機の電源をいれたときにニヤリと気分が上がります。(きゃあhentaiっ)
TARANISの起動画面(SPLASH IMAGES)を変更したいときは
ファームウエアの変更が必要となります。ファームウェアの変更はCompanion9Xで行うことができます。
ファームウエアの書き込みを行うには、STM32-BootloaderをUSB経由でデバイスドライバに認識させる下準備が必要となります。手順としては送信機の電源を切った状態でUSBケーブルでPCに鱈を接続すると自動的にSTM32-Bootloaderがインストールされます、デバイスとプリンターで確認すると一番下にSTM32-Bootloaderが現れているはずです、この状態でZadigというソフトを使ってSTM32-BootloaderをUSB機器として認識させます。詳しくはこちらのページの一番下を見てください。成功すると以下のような画面をデバイスマネージャーで確認することができます。

カタカナのユニバーサルではなく英語のUniversalのほうのタブを開けば確認できます。

次にCompanion9XのギアのアイコンをクリックしDFU -Util Configlationで DFUーUTILTY.exeのありかを指示します。

大抵はプログラムファイル内 x86フォルダにあるCompanio9Xの中にあるDfi-util.exeを指定します。
大抵と書いたことは後で説明します。

このあとPreferesesでSpalash imageで好みの212×64のグレースケール 4bit BMPファイルを選んだのち後、

Write flash memoryボタンでファームを焼くのですが、上手くいくときといかない場合があります。
上手くいかない場合は下記のようなエラーメッセージが出ます。

DFU Util done - exit code 1 このようなエラーが出たときは別の場所にフォルダを作り、そこにDFU -Util.exeを移しその場所をDFU -Util Configlationで指定すれば、上手くいきます(私の場合そのパターンでした。Companion9xインストールでできるx86内Dfi-util.exeを指定しないときはTこちらからドライバーをダウンロードしTaranis Driversフォルダ内のDfi-util.exe指定します。
全て上手くいくと以下の画面がでて万歳となります。
このビデオかなり参考になります。

わずか2秒のドラマにかけるにしては大した手間ですが
まさに自己満足の極みを攻めるのも一興ではないでしょうか。
そういえば一番大事なことを書き忘れていました。
送信機のファームをWrite flash memory焼くときは送信機の電源はあとにも先にも切ったままだということが
大変大事です、ファームを焼くときは送信機の電源は入れてはいけません。
この次はモデルデータについて語りたいと思います。
つづくと思う たぶん
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久々に追記 20140609
鱈を手にしていないひとには今回マジ訳が分からん話と思いますので
鱈調教MIX習得の基本を3行でまとめると。
まずはテンプレを使え
テンプレ内の各設定を確認しろ
各設定を改造して実際の動作を見比べろ(設定の意味を理解する)
と言ったところです。よければ猫の写真でもみてくだされ

以下鱈持ちの人への文章
鱈のMIX習得の基本というかを私なりに掴んだ方法を記す。
第一歩として、真っ先に見たほうがいいのが
テンプレートでメニュータブの一番最後にあるテンプレートを開きます。

これをロードして(クリックスして)各設定項目がどのようになっているかを見てMIXなどの方法を学びます。
Vtailをポイントしてダブルクリックで選びYESを2回ほど承認してから
MIXタブを開くと以下の画面になります
(鱈単体でも以下の操作は全てできます、名称変更が面倒くさいだけです)

今回ラダーステイックとエレベーターステイックでVtailを操作する事とするので
CH2のエルロンは使いませんがあとで必要になるかもしれないので、消さないでおきます。
CH3を見るとラダーとエレベータが同じ枠に入っています
それぞれ100%のウエイト(ステイックの動きが100%受信機CH3の出力に伝わることを表しています)
CH4にもラダーとエレベータが入っています。
エレベーターのウエイトは-100%になっています(これはエレベータステイックの動きが100%反対向きに伝わることを表しています。
一応この画面ではラダーステイックにエレベータステイックの動きが干渉(MIX)するようにみえますが、
CH内の上下関係は優先順位ではないので、上下が入れ替わっても
たとえばエレベータが上でラダーが下でも同じ動きをします。
この状態で受信機のCH3とCH4にサーボをつないで、Vtailの舵面を動かしてみます。
もし動きが逆のときは、ウエイトのプラスマイナスを入れ替えたりして、簡単に対応できます
あるいは単純にサーボタブでインバートしても対応可能です。
エレボンやVtailを普通のプロポのテンプレでやろうとすると、サーボの設置方向や受信機につないだ
サーボの順番で頭がこんがるような体験をされた方が多いと思いますが、鱈の場合
MIX画面でCHやウエイト方向入れ替えればいいだけなので受信機のコネクターを入れ替えなくても
サーボの動きを見ながらウエイトのプラスマイナスやCH内のステイック定義の入れ替えで対応できてしまいます。

またどのタイミングでどのステイックの動きをどのくらい介入させるか(オリジナルエキスポ動作カーブやスイッチによるONOFF含めて)も、各チャンネル内にいれたステイックの編集画面で定義することができます。
ここで大変便利なことは、各CHごとにミックスされているステイックの定義はそれぞれ独立している点が大変に重要で素晴らしいところで従来のプロポにあるあちらを立てればこちらが立たずのようなジレンマに陥ることありません。上記の画面で出ているCH3のエレベータのパラメータ(関数)をいじっても
CH4エレベータにはその数値が同調されないという点をよく覚えておいてください。(故にはまらない)
まず鱈を手元において画面を見ながら設定し、受信機やサーボを繋がなくても
送信機の画面内サーボモニターで動く様子を見ながらMIXをいろいろかけてみれば
この訳の分からない助長な文章の意味が理解できると思います。
では例題
エルロンステイックでもVtailのラダー操作したい場合どのように設定すれば良いか?
答え

コラム 受信機側の各チャンネルに割り当てたサーボに名前をつけておくと便利
例えば受信機側の4chにつないだサーボは右1番Migi1と書いておくと
自分的には混乱が少ない、(サーボmigi1は受信機の4CHに接続されているということです。)
(大抵ラダーであることが多いのでラダーと画面では出ている、この名も変更可能)

今更だが
この画面の設定では
受信機のCh順は1スロットル、2エルロン、3エレベータ、4ラダーになっているということで話を進めています。
ミックス時頭がこんがり易いポイントがここで
Chは受信機のコネクタの並び順を指し
画面上でのスロットル、エルロン、エレベータ、ラダーあくまでは送信機のステイックの
名称だけを指しているという点を理解しておくと混乱しなくて済みます。
まあステイックの名称も自分好みに変更できるので、例えば
スロットルをHOGEとかにしても良いし
受信機側のサーボの名前をmigi1からMIKEとかにしても問題はないです。
鱈上では各要素(名称、ステイック、スイッチ、カーブなどなど)は
すべてプログラム上の関数と捉えているので
関数名は好きな名前をつけて宣言できるということです。
で好きなようにやらかしまくると、自分では楽に管理できても他人からみれば
訳がわからない鱈設定が出来上がるとなるということになります。
(関数名の意味がわからないから)
そのため今回の説明ではデフォルトで入っているテンプレートで説明したのでした。
すこしでも鱈の便利さが伝わればいいと思います。
字数を超えたので続きはこちら
新連載の鱈調教記録期待しています。-o-