鱈調教 MIX習得の基本
2014年 06月 10日
鱈調教MIX習得の基本を3行でまとめると。
まずはテンプレを使え
テンプレ内の各設定を確認しろ
各設定を改造して実際の動作を見比べろ(設定の意味を理解する)
と言ったところです。よければ猫の写真でもみてくだされ
以下鱈持ちの人への文章
鱈のMIX習得の基本というかを私なりに掴んだ方法を記す。
第一歩として、真っ先に見たほうがいいのが
テンプレートでメニュータブの一番最後にあるテンプレートを開きます。
これをロードして(クリックスして)各設定項目がどのようになっているかを見てMIXなどの方法を学びます。
Vtailをポイントしてダブルクリックで選びYESを2回ほど承認してから
MIXタブを開くと以下の画面になります
(鱈単体でも以下の操作は全てできます、名称変更が面倒くさいだけです)
今回ラダーステイックとエレベーターステイックでVtailを操作する事とするので
CH2のエルロンは使いませんがあとで必要になるかもしれないので、消さないでおきます。
CH3を見るとラダーとエレベータが同じ枠に入っています
それぞれ100%のウエイト(ステイックの動きが100%受信機CH3の出力に伝わることを表しています)
CH4にもラダーとエレベータが入っています。
エレベーターのウエイトは-100%になっています(これはエレベータステイックの動きが100%反対向きに伝わることを表しています。
一応この画面ではラダーステイックにエレベータステイックの動きが干渉(MIX)するようにみえますが、
CH内の上下関係は優先順位ではないので、上下が入れ替わっても
たとえばエレベータが上でラダーが下でも同じ動きをします。
この状態で受信機のCH3とCH4にサーボをつないで、Vtailの舵面を動かしてみます。
もし動きが逆のときは、ウエイトのプラスマイナスを入れ替えたりして、簡単に対応できます
あるいは単純にlLimitタブ(送信機の画面だとSERVO)でインバートしても対応可能です。
エレボンやVtailを普通のプロポのテンプレでやろうとすると、サーボの設置方向や受信機につないだ
サーボの順番で頭がこんがるような体験をされた方が多いと思いますが、鱈の場合
MIX画面でCHやウエイト方向入れ替えればいいだけなので受信機のコネクターを入れ替えなくても
サーボの動きを見ながらウエイトのプラスマイナスやCH内のステイック定義の入れ替えで対応できてしまいます。
またどのタイミングでどのステイックの動きをどのくらい介入させるか(オリジナルエキスポ動作カーブやスイッチによるONOFF含めて)も、各チャンネル内にいれたステイックの編集画面で定義することができます。
ここで大変便利なことは、各CHごとにミックスされているステイックの定義はそれぞれ独立している点が大変に重要で素晴らしいところで従来のプロポにあるあちらを立てればこちらが立たずのようなジレンマに陥ることありません。上記の画面で出ているCH3のエレベータのパラメータ(関数)をいじっても
CH4エレベータにはその数値が同調されないという点をよく覚えておいてください。(故にはまらない)
まず鱈を手元において画面を見ながら設定し、受信機やサーボを繋がなくても
送信機の画面内サーボモニターで動く様子を見ながらMIXをいろいろかけてみれば
この訳の分からない助長な文章の意味が理解できると思います。
では例題
エルロンステイックでもVtailのラダー操作したい場合どのように設定すれば良いか?
答え
コラム 受信機側の各チャンネルに割り当てたサーボに名前をつけておくと便利
例えば受信機側の4chにつないだサーボは右1番Migi1と書いておくと
自分的には混乱が少ない、(サーボmigi1は受信機の4CHに接続されているということです。)
(大抵ラダーであることが多いのでラダーと画面では出ている、この名も変更可能)
今更だが
この画面の設定では
受信機のCh順は1スロットル、2エルロン、3エレベータ、4ラダーになっているということで話を進めています。
ミックス時頭がこんがり易いポイントがここで
Chは受信機のコネクタの並び順を指し
画面上でのスロットル、エルロン、エレベータ、ラダーあくまでは送信機のステイックの
名称だけを指しているという点を理解しておくと混乱しなくて済みます。
まあステイックの名称も自分好みに変更できるので、例えば
スロットルをHOGEとかにしても良いし
受信機側のサーボの名前をmigi1からMIKEとかにしても問題はないです。
鱈上では各要素(名称、ステイック、スイッチ、カーブなどなど)は
すべてプログラム上の関数と捉えているので
関数名は好きな名前をつけて宣言できるということです。
で好きなようにやらかしまくると、自分では楽に管理できても他人からみれば
訳がわからない鱈設定が出来上がるということになります。なのでファイル丸写しを安易に勧められない
(名の意味やCHなどの割り当てが解らないから)
自在にカスタム出来る故にいじった本人しかわからなくなる特殊性を帯びてしまうということです。
そのため今回の説明ではデフォルトで入っているテンプレートで説明したのでした。
すこしでも鱈の便利さが伝わればいいと思います。