激流上りチャレンジ MicroTUGBOAT
2014年 07月 17日
えーそりゃもう彼女にとっちゃ激流です。案外アメンボの高性能プリも写っています。
(この動画なんかエンコードされたら水面へブロックノイズがのってしまっていますが、よくわからないので放置)
結構力強く流れに逆らえるし2モーター制御で流れに対して正対させるクイックで微妙な操舵は中々スリルがあって面白いです。でいい気になってより流れの強いところと攻めていたら、この有り様です
復元力が弱いと、かなり簡単にコロッとひっくり返ります、このビデオの終りから池の岸に流れ着くまで、10分ほど船はひっくり返ったままほとんど水没しつつ浮いてました。即回収できるように網か釣り竿が必須ですね。
回収後、家に帰って蓋を開けてみると、あんな状態でも幸い水は数滴程度しか浸水しておらずテッシュで水を吸い取ったあと、念のため30分ほど干してから通電すると正常に動作しました。
まあ少しは懲りたので、沈まぬ先の浮力材ということで少し改造しました。

隙間に発泡スチロールを詰めました、これでまず沈みきることはないでしょう。
ついでに電池を320から160へとダウンサイジング化 4g近く重量が浮いたので
復元用のバラストに廻しました。

バラストは釣りの中通しおもりをハンマーで叩いて平にして超強力両面テープで貼り付けました。
センターからずれているのは、何度も浮かべて船体を揺すってみては、垂直に復元するおもりの場所がここだったからです。(一応内部の電池も移動させてみたのですが船底の外側のほうが調整時に垂直度がだしやすかったです。このままではかっこ悪いので、3Dプリントで水中ソナーぽい紡錘形の鉛カバーを作ろうかなと思っています。


上部構造物を載せた板と甲板のすきまにグリスを塗っておきました。これで相当水が弾けるはずです(多分)

そういえばLEDのことを書き忘れたので、付け足します。
マストのLEDはラダー動作で光るようにしてあります、配線は電流制限ダイオード(18MA)を支柱兼配線に使い、ダイオード線材先端にチップLEDをハンダ付けして、そこから細いリード線を巻き付けながら下へ下ろしています、ワタシ的にはなんとなくディテイールアップも兼ねていい感じに見えています。

それから私はよく電源の切り忘れをするので、電源投入時にLEDが点滅するようにしました。ただむき出しだと、ちと明るすぎるので、カバーを付けてなんとなく船の部品のようにしてみました。

程よく、LEDの縁だけ光るのでいい感じです。

この船の操縦にはTranisを使っています。

基本操作は左ステイックで前後進、右スティックで旋回です。
ただこのスティック操作だと、エキスポをかけていても操縦に神経を使うので。

基本スケールスピードでゆっくり走らせるときは信号上下限を±14%に制限したスプリングリターンの無いサイドレバーで定速走行させ、左右の操舵は同じリターン機能のない±50%に制限したプロポ上面のS2ボリュームを回して操舵することとしました。
はるか昔に漁船を体験操縦した時と同じ方法です。
基本速度はスロットル固定で船を走らせ進ませたい目標物(島とか灯台とか山だてとか)への誘導中の微妙な舵さばきは丸ハンドルでなく手で握る小さな円筒形の操舵機に付いている先端のボリュームつまみを少しだけ動かして微妙な舵を取るやり方が大変扱いやすかったので真似てみました。トリムで操作する感じです。

ミックスはこんな感じに行っています。
基本1Chめのスロットルはつかっていません。2Ch左右操作はボリュームS2とエルロンスティックを割り当てています。前後進用3chはエレベータースティックとLサイドスティックとEトグルスイッチ(超微速用)を割り当てています。
割り当ての度合いはサイドが14% Eスイッチが4%という感じです。
現場でもこうしたらもっと操縦楽じゃねと思いついて制限なく、どんどんミックスを掛けられるのが鱈のいいところです。

でもって、流れ的にはやっぱアレでしょうということで今年こそ離水をば。
と作業しつつも そうだアメンボのラジコンもいいかもニャ!
♪揺れる男心♫

なんかグライダーのソアリングを見てる感じですね〜!
とゆーか、鮭の遡上でしょか?
カリオスト○の城に出てきたボートみたいに、突然ウォータージェット推進に切り替わったらラクに上れますね(笑)
ボート大変奥深いと聞いていて、興味深くみています。
超小型水上機プロジェクトも興味深々です。
どこぞで公開されていた図面の機体に似てるように思います。
昔、miniumの改造機をプールで離水、着水させてる動画を見たことあります。(最近は消されてるのか見つかりません)
私もこの時期になるとチャレンジしたいと思いつつ、マッチする機体がなかったり準備不足で来年の夏こそ、、、となっちゃってます。
ぜひ成功されますようお祈りしております。