初自作RCヨット ポット号進水
2014年 08月 22日
全長22センチ高さ35センチ 帆の高さ25センチ 2サーボ 160mA1セルな構成
船体は発泡スチロールブロック(ダイソーで売っているレンガサイズのもの)を
ニクロム線で基本形を切り出し後、カッターで少し削ってサンドペーパーで整形しました。
外側になにも塗っておらず発砲スチロールの表面のままです。
キールは1ミリアクリル板を使いバラストは釣りのオモリを板に挟み込みました。
帆はOHPシートを使って、PEラインで留めました。
動作テストで糸が絡んだので絡まないようにプラ板で円板を付け足しました。
サーボはそのへんにこ転がっていた8gくらいの5V対応のサーボですが仮組みの際
1セルでも問題なく動いているので、昇圧回路は省きました。
本格的なラジコンヨットをこの目で見たことがないので、相当適当に想像だけで作っています。
帆柱の位置を前後させやすいように、帆の開きぐらいを調節するメカごと移動できるような構造にしました。
早速池に行き風下の池の縁で一人寂しくヨットを進水させました。
浮かべた当初池の縁が50センチ位の壁になっているのため風が淀んでいて、なかなか帆が風をはらみませんでしたが、それでも船はのそのそと進み縁から1Mほど進んだところで帆がパッと風をはらみポット号は走りだしました。
「やったー進んでる進んでる」進むだけで十分嬉しいお年ごろです。
池の真ん中辺りまで出て行くと気持よく進んでいた船が風が巻いている箇所にかかって船が停止しました。
ただ船がわずかでも進みたがる方向をラダーや帆の開き具合で探っていけば、なんだかんだで風巻きエリアをそのうち脱出でき進めます。最初は帆柱の上の風見リボンを見当にしていましたが、そのうち無意識に帆を開いたりラダーを当てたりが自然にできるようになってきて、この操縦感覚がオモロイオモロイ
ときおりきつめの突風で倒れそうにもなりますが、船に浸水することなく復元できているので、安心してフルにラダーを打って帆を反転さたり向きを倒れている側に変えたりもできます、ほんと超適当に作った割に処女航海で風下から発航して池をのんびり走り回って発航した場所まで戻って来られることに驚きました。
モーターをつけていないのでレスキュー艇を横に置いての処女航海でしたが空母型レスキュー艇の出番はこの日まったくありませんでした。
ほとんど風を感じない微風でもトロトロ進むし急な突風でも倒れたりすることなく耐えつつタラーと走る。
欲をいえば強風のとき、えっと思うくらい早く走ったらさぞや爽快だろうなというところ。
速度が今一乗らない感じを解消したい。
今の状態は帆がはらむと風上に船首がやや向きたがるので、スムーズに直進して走らせるには、ラダーをほんの僅か風下側に打つことが必要な状態です(なんとかヘルムとか言うらしい)
帆柱の前にも帆を張ってみようかしらん。でも倒れやすくなるかも、ならオモリをもと増やさんとあかんかな、まあ浮力は超余っているしなどと船を進めつつコチャコチャ最初の頃は考えていましたが、池の縁の木陰に座って静かに走るポット号を眺めながら、木々の葉擦れの音や夏の終わりの蝉の声に囲まれているうちに難しいことは考えずヨットの走りたいように走らせつつも目的のポイントには御す感じに夢中になり気づくと、いつのまにか1時間が過ぎていました。緊張感のない操縦になんか超癒やされました。
帰り際に電池残量を図ると160mAのリポは50%ほどでした、320リポとかにすれば4時間位は遊んでいられそうです。
もう少し進化したら、各パーツを3Dプリントで作成して、舟形に整形したスチロールブロックにポン付けできるようにしてみたいところです、
動力音なしで大自然と遊ぶとゆーのが和んで良いですね〜。
船幅を減らせばもっと速く走りそうですが、としちゃんのことですから船体左右にちゃんと削りシロを残してあるとお見受けしました。