キャットボート製作開始
2014年 08月 29日
さあ発泡スチロールヨットの作り方のはじまりはじまり
なにわともあれ、船体づくりから開始
20センチかける10センチ×5。5センチの発泡ブロックに厚紙を両面テープで貼り付けます。
型紙を半身づつ上下に発泡スチロールに書いた中心線を頼りに貼り付けてニクロム線のガイドとします。
一号艇ポット号の時は上下同サイズの型紙を使いましたが、今回は下面の型紙を上面より小さくして
最初から船体にテーパーを付けました。
次に側面形を整えます。側面に同じく厚紙のゲージを貼りつけてニクロム線でカットします。
全体的に曲線のみで構成したいところですが、マストの垂直保持やサーボ保持がやりにくくなるので
今回は完成を優先させて船首や船体中央部に水平部分を残しています。
新品の刃を装着したカッターで船底のカーブを切り出します。
前から後ろに流れるような気持ちでカッターの刃を左右出来るだけ均等の深さと傾きで動かし基本形を作ります。
100番のサンドペーパーで船底を丸め、400番のペーパーで水研ぎしながら仕上げます。
水研ぎすると乾燥時間が生じますが、ペーパーの詰まりからくる引きづりの傷が起きにくくなるのと
削り落とした発泡スチロールの微細な粉が周囲に散ることが防げます。
乾燥待ちしている間に、帆柱を作りますポット号は帆柱がベアリングで保持され回転する方式でしたが
今回は帆柱を固定にして、帆の下を支える付き出し棒だけがベアリングで回転するようにしてみました。
ラジコンヨットの自作を始めたばかりなので、なにが正解かさっぱり判りません。
そこで新しく作るついでに、なんでもいろいろ試してみます。
船首に残した平らな部分に帆柱を固定した板を接着できるようにカッターですこし掘り下げます。
つづいてサーボ、電池受信機を収納するための穴を船体上部に彫り込みます。
彫り込みは少し太いニクロム線を使い慎重かつザックリと溶断します。
サーボを2段横に両面テープで固定しさらに受信機を両面テープで固定します。
寝る時間が迫ってきたので、完全接着までに時間がかかるシリコン系接着剤スーパーXで船底に1ミリのアクリル板で作ったキールを貼り付けて寝ることにし本日はここまで。キールの整形がザックリで甘いのですが
ここで時間をかけると寝る時間を削ることになるので、キールの仕上げは接着後に行うことにしました。
あとで気が変わってキール面積をもっと絞り込むかもな気分もちらっとあります。
急いでいなければ、完全整形後に接着したほうがいいに決まっていますが、とにかく完成速度優先です。
さて接着したし寝るかニャ
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で続き
舵をプラバンでヒンジを真鍮棒と真鍮パイプで作ります
船体に取り付ける部分はベニヤ板を使いました。
船尾の平らな部分に舵ユニットを接着し、リンケージします。
帆の開く角度を調節する糸を貼ります、今回90度帆が動くようにしました。
ポット号は45度から前後30度づつ程度しか動きません。
90度動くと便利か試してみます。
OHPシートの帆とキールに釣りのオモリをつけて完成です。
さっそく浮かべに行ってきます。
浮かべている様子はこちら。
発泡スチロール加工の基本を分かりやすく説明して頂きワタシみたいなシロウトには大助かりです!
水研ぎするのですね〜、また一つ勉強になりました!
発泡スチロール加工に近道はないとばーちゃんが言ってt…。