ロシア駆逐艦を改造する
2014年 09月 03日

本来ついていたメカはモーター以外すべて取っ払い。
受信機をDeltang Rx43d3と言う戦車用の受信機にし、ADD2という外付けHブリッジアドオンボードを2個追加し2モーターをPWMできめ細やかに正逆制御します。

ちなみにこの船に付いている280モーターは水中でスクリューを回すと8.4Vで1.04Aほどの消費電流でした。
アドオンボードは10V2Aまで耐えられるので、余裕です。ちなみに受信機の出力では6V400mAまでが制御の限界ですので、その出力をアドオンボードに入力してリポから直接ひいてきた電流を制御します。
この受信機やアドオンボードはこちらで購入することができます。(現在ADD3のみ在庫ですが、大は小を兼ねるでADD2の代わりにADD3使えます。)
受信機は最大6Vまで耐えれますが、壊れたブラシレスアンプで生きていたBEC機能だけを使って2セルのリポ電圧8.4~7Vを5Vにダウンして使っています。

電池は900mAの2セルリポにしました。大体1時間位遊べるようです。連続全開走行のみだと10分程度だと思います。(お~燃費比がリアル駆逐艦ぽい)ひとつ気になったのがこの船左右バランスがとても厳しく、電池がわずかでもセンターをずれて置かれていると予想以上に船体が傾くので、電池の左右に詰め物をして船体が水平になるようにしてあります。
この改造により前後進の微妙な速度調節はもちろんのこと、大型70センチで長細い艦艇にもかかわらず2モーター制御のみで戦車でいうところの信地旋回にちかい小回りを利かすことができるようになりました、ドッグに見立てた狭い場所でもバックで駐車というか船を寄せることができます。心配していたスタンチューブからの漏水は今のところありません。本体と同じ金額が改造費にかかりましたがシンプルながら大変満足の行く改造となりました。
この改造をするまでにあれやこれや考えすぎていて(防水やら、舵の追加やら、LEDやら、ヘリの離発着やら妄想ばかりが膨らんで手が動かず)半年かかりました、今回わずか半日で終わる改造のモチベショーンとなったのが池で遊んだ仲間の駆逐艦のカチッチョエー姿を見たことと、ちょうどなにげに見つけて読んだ駆逐艦 磯風に乗っていた人のweb公開手記が素晴らしかったのが重なり改造作業を一気に進めることができました。
アドオンボードの配線は面倒といえば面倒ですが、操縦性は抜群ですニャー

