PRN3Dエクストルーダーの組み立てと調整
2014年 10月 22日
そのため樹脂を熱で溶かして、積層していくわけなので、1.75ミリの経の細い棒状にした樹脂(フィラメント)を溶かしつつ送り出すメカが必要 人それをエクストルーダーと呼ぶ
ドライブギアと呼ばれる溝のついたプーリーをステッピングモーターで回してフィラメントを熱されたバレルというチューブへ送り込む、溶けた樹脂はバレルに繋がれた真鍮製の0.4ミリの穴が開いたノズルからニョロニョロと出てくる
というわけで、2ミリのドリルをガイドに使い、ステッピングモータ軸の適切な位置へドライブギアを固定した。
ドライブギアだけではフィラメントを送り出せないので、クイックリリースレバーと呼ばれる樹脂の先端へベアリングを取り付け、そのベアリングをスプリングでフィラメントに押し付けドライブギアとの摩擦を増やしてフィラメントをバレルへと送り込む、
LED照明をあてにしてフィラメント先端を右のアルミブロックに取り付けられたバレルへと導きやすくした。
スプリングは結構硬いので、スプリングを組んだままで全体を組み立てようとすると、ボルトが通らず非常に苦労した、最終的にスプリングはネジ止めを全て行ったあとで一番最後に斜めに押しこんでも組み込めることが解ったので、、今後の分解組み立てのときはそうすることにする。
LEDの配線は空冷ファンの電源へオンブした。
Y軸のヒーテッドベッドユニットの穴に合わせてY軸のスライドユニットの全長を微調整
250ミリのロッドの頭が少し出るくらいで、ベッドユニットの穴にフィットした。
ここまで作業を進めると、やることが無くなったので、すこし心配なサーミスタの試験をおこなった。
サーミスタ試験ついでに制御基板とPCのドライバが正しく動くかもテスト
pronterfaceというソフトで制御基板に接続し、Checktempで温度を見る
コマンド行にT:20.6と温度が表示された、ためしにサーミスタを手で触ると即座に温度が上がった。
続いてヒーターの温度をセットしてみる、基板のヒーターLEDが点灯し、アルミブロックが見る見る熱くなっていくにつれ、T:180と温度も確実に計測されていることが確認できた。
いちおうこれで一安心、あとはフレームの到着を待って全体を組み上げるだけ(のはず)
ちなみにエクストルーダーユニットをX軸ユニットに乗せる際にヒータ配線を90度近くひねらねばユニットに組み付けられないことが仮組みで分かったので、ヒーターユニットのネジ止めはX軸ユニットに載せるまで緩めにしておいたほうが、線への負荷が少なくてよいと感じた。私は一回画像のように曲げてしまったってから、そのことに気がついた。
夜待望のアルミフレームが補充されたので、明日は全体を組めそう。
最初のプリントは何をプリントしようかにゃあ?
言うまでもないことですけど、水平、垂直、平行です。
ヒーターとノズルの先端が離れていると、それだけフィラメントの溶融量が増えて
ドライブギアにおけるフィラメントの摩擦に負担がかかります。
また、ヒーター付近の温度とノズル先端の温度に差がでるので温度調節がシビアになります。
ノズルを締め直す際にサーミスタの先端部分がコアとノズルとの間に挟まって割れない様に注意してくださいね
最近3Dプリンターがあちらこちらで見かけるようになってきたので制作意欲がわいてきました。
部品点数の少ないデルタタイプを構想中ですー
予算の都合で時間は掛かると思いますがプログの方参考にさせていただきますね!