ストロラクチャーパーツを3Dプリントで試作
2014年 10月 31日
(そうレゴとかラQとかカプラのように)ということで基本的な90度三方の繋ぎ手をPRN3Dで出力してみた。
名づけてストロラクチャー あっまたもや猫の毛が・・・デジカメの液晶だとさっぱり気づかない

手抜きラフト(印刷時のサポート材)なしなので、下面に接する5.7ミリパイプが少し歪むがそこが適度にきつさを備えていて良い、上に突き出るパイプは径5.7ミリでは少し緩く造形されたのでので、上面に伸びるパイプだけ5.8ミリとしセロテープなどの補助いらずで保持できるような太さにした。
私の場合、印刷設定や調整を怠けてプリンタの出力を安定させる方向のカスタマイズをまだ行っていないのでプリントしてみてはプリンタの印刷の癖に作図を合わせていくスタイル

最初はストローの外側を覆う形のパーツで考えて、プリントもしてみたたが、ゴテゴテになるのでやめた。
壁厚はインナータイプアウタタイプ共に0.7ミリで設定

ほとんどデフォルトのプリント設定にもかかわらず、外周を覆うタイプですらストローを楽に嵌め込めることに驚いた(外径6ミリのストローがハマる部分は6.2ミリで設計)後加工はハサミをリーマ代わりにバリをちょっと取る程度で楽にはめ込めた、印刷の状態が良い箇所は後加工なしでピッタリはめ込める。
それ以上にパイプの内側にはめ込むタイプは後加工なしで印刷して即使える。
印刷は8個印刷して14分
これなら3Dプリントの2時間程度の実習体験などで子供対象でも設計、試し印刷、修正、印刷、後加工、組み立てとすべて3Dプリンタ利用の工作過程を時間内に楽しく学べるのではないかと思う。
やり甲斐があった感じを出すのに成果物を大きくしても、持ち帰り時には分解できるので楽だし どうすか?

作図は大変に簡単で円柱をコピー&ペーストと回転移動、集合、中抜だけなので10分とかからない。
今回のストロラクチャーは直方体のみなので簡単、凝る場合はピラミッドや正20面体とかの継ぎ手設計もいいかもしれない。

外周タイプの継ぎ手は最初ラフトなしサポートなしだと歪んだので。サポート材あり、ラフト無しで安定して印刷できるように作図した。

ラフト無しだと速いし、樹脂の消費量も少ない 今回の用途3方向の直角を支えるだけパーツと割り切れば
十分に使えると感じた。

思い立ってから2時間で外周タイプ、インナータイプの2種を作成して、試作、調整組み立で
出来上がりを確かめられた。
もし同形状ものを旋盤とかCNCやプラ棒などで完全手作りで同時間で作れと言われると私にとってはかなり面倒だし、3Dプリンタだと工作時に出るゴミがダントツ少ないのが 抜群にイイ
いずれ
ストローを使ったストロクチャーに限らず、竹を使っての継ぎ手も竹の内径に合わせて方向分全ての継ぎ手の直径を変えるスペシャルな継ぎ手を使ったバンブラクチャなど3Dプリント故にワンオフで作るのに向いているぽい、のではないかと、夢見てみて。いたりする
最後に今回の印刷を行う前に軽くカスタマイズを行ったことを報告

通常印刷する際ベッドにガラス板を固定するのにクリップで挟んでガラスを固定して使うのだが、

盤面中央を強烈にクリップで挟むとガラス板が歪んでいるのでは?ということで、ふしみ製作所製のガラス押さえに換装した。クリップつまみ手の邪魔な感じもなくなり実にいい感じでありがたやありがたや

ふしみ製作所のガラス抑えはABS製で私と同機種のPRN3Dによるプリントパーツだが、
キャスト整形のような正確な出来栄えで3Dプリント職人の技を感じる。

いつかはこういったモノが作れるようになりたいものだニャあと感じ入りつつ
私のプリンターはX軸ユニットを駆動するベルトがすでに伸びてきているので凄い高度な情報量が詰まったPRN3D関連ブログでの、おすすめ品パワーグリップGTベルト 2GTタイプ ピッチ周長2218mmを印刷精度upを目論んでポチしてみた。PRN3Dお手軽カスタマイズ第3弾はベルト交換かニャ?

中に水を流して水道管遊びとか、ボールを転がしてスペースワープみたいにジェットコースターにしたり、クアッドコプター取り付けパーツでとばしたり!
