サポートが嫌やからサポートを作るんや
2014年 12月 13日
PLA硬いんで削るの大変です。なので「そのためにはなんだってやる」です

ってことで、直径18ミリ、ブレード厚0.8ミリほどのスクリューをオリジナルサポートで印刷してみました。
やったことはスクリューで円柱を抜いて 抜いたメス型側を分割して0.3ミリ下側にずらしただけ。
私のPRN3Dプリンタでは空中の隙間0.3ミリ位は埋まってしまったり、しまわなかったりします。(どっちやねん)
この特性を利用すると、オーバーハングした形状でも微妙な0.3ミリの隙間がサポート代わりとなって印刷時のダレを抑え、なおかつほとんど本体とくっつかずに印刷することが出来ます、今回のスクリューのように薄いままで印刷したい場合など、まともにサポートをソフト任せでつけてしまうと、サポートを剥ぐときにブレード部分を壊してしまうこともあります。

で実際はこんな感じにで印刷されて出てきます、画像はオリジナルサポートを外した狀態です。
サポート材があった裏側から撮影しています。サポートはわずかについていただけなのでチョットこじればポロッと外れました。「エライ荒いやん」と思われるかもしれませんが積層の目やスは瞬間接着剤をかるく表面に塗ってリューターとかで軽く磨けばいい感じになると思います。なにせスクリューを好きなように正逆ピッチとサイズを変更して家庭で簡単に作れるようになったのは凄いことだと思います。ちなみに積層ピッチは0.2ミリですこのスクリューのデータはtokoさんが公開してくれているものです。
今回私はPLAで出力しましたが、理想としてはこの技がABSでも効いてほしいところです。
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