マイクロヨットTROIS CHATS進水
2014年 12月 20日

寒い冬の荒れる天気の合間の貴重な晴れ間を縫って3匹の猫達はヨットを進水させました。
一番ちっこい赤猫 ガブが舵をとります、ちっこいので舵に釣られて右へ左へと移動して大忙しです。
黄猫のティグルは気が早くもう釣り竿を出し始めています。
デブのマルタは帆の操作とバラスト代わりですが、目がとても良い

ちびで大胆なガブはどんどん沖へ船を進め
ティグルは魚が跳ねた場所めがけて竿を振ろうと身構えてます
気が早い猫2匹ですがデブマルタがポツリと一言

「この船沈んでる」
ニャンだって~!!
3匹の猫達の運命や如何に
浸水している箇所を突き止めば。

追記
「っかーしな?洗面器試験では大丈夫だったんだけどな、まっいいや盛るぜーどんどん盛るぜ これでもう漏れんだろ、たぶんにゃ」
船大工のマヨがやけくそのようにシリコン接着剤を漏水箇所と思しき場所に盛りつけました。しかも盛った場所が判りやすいように(仕事してるぜと言う証拠に)黒色のシリコンでたっぷり
「よっしゃ 次外板いくっぺよ 盛るぜー」
その勢いで親方は船底の外側の怪しい箇所にも黒色シリコンを塗ろうとしたので、3猫がかりで親方を止めて、瞬間接着剤を自分たちで塗り塗りました。
グラッパの瓶を片手に「ベネ ベネ おまえら 塗んのうめーじゃん」とはマヨ
この船大工かなりいい加減です
「親方、今度漏れたら残金払わんニャ」とガブが塗る手を止めて振り返ると
親方は酔って寝たフリ 聞かぬフリ

ハルは1.6ミリでも横っ腹あたりがいつも弱くなってしまうので、瞬間をたっぷりしみこませてごまかしています

ゆったり癒し系帆船でも、電装系の防水をしっかりしておけば、時化の日に、にゃんこたちが波しぶきをかぶりながらも船酔いに耐えて果敢に前に進めるシーンを楽しめますね(笑)
