ストロガロ360/3
2015年 02月 26日
今回翼の角度が120度のタイプを作ってみました、シルエット的にはこちらのほうが好みです。
主翼幅は60センチちかくなっていますが、畳めるのでモウマンタイ

ここまで70度から120度までの様々な翼の角度やプロペラの違いや操縦システム違いによる飛行安定と組み立て易さメンテナンスのし易さの違いを体験してきました。
このタイプの機体の特徴とて言えることは、いずれの角度でも気持よく飛行できるバランスはかなりピンポイントで、調整初心者にはかなり茨の道に感じそうです、角度の違いによる初心者向けの幅広い良バランスが生まれる機体構成を探っていましたが、ストローとフィルムで構成する場合は難しいようです
またスロットル開け閉めの加減も初心者向けではないように感じます。(少なくてもオン・オフ的な操作しかしない子供には向いていません)

などなど諸々楽に構成するなら主翼重心位置付近にペラを置く方式なら、いろいろ楽にはなります。
またダイレクトペラの甲高い音もこの機体の飛行シーンには向いていないように感じ、静音と長時間飛行を求めてギヤダウンで大径ペラを使いたい。
となるとで主翼の中央に穴が大きく開き絵を遮るのも野暮
これは今回採用できない・・・

そういえば実験の中で面白いことも見つけました。この機体の翼はストローがフィルムの下に貼られているのですが、実はストローが上になるように裏返した狀態のほうが翼として安定します、特に余分なメカを排して極力軽量な狀態(8g以下)で飛行させた場合の低速飛行領域では明らかに飛行安定が良いのです。超軽量低速な飛行の世界では逆キャンバーが有利に働くことがままあります。ただ組み立て易さやメンテナンスから考えると、裏返した狀態はストロガロには不利なのでこれも不採用

(この写真の狀態ラダーのトリム入れて操縦なしで体育館の中を周回飛行させてつつカメラで撮影しています)
一応誰でも作りやすく、調整も簡単で飛行も簡単を目指していますが
どうでしょう?
ロガロタイプ案外曲者でござるよ
今日は拙者このへんでドロン =人=

ウケの良い形で安定って他になんか無かったっけっか?