3Dプリント風向きによる品質の違い
2015年 04月 09日
小さな箱と、小さなスクリュー(9ミリ)です。
品質としては、少し磨けば十分使える感じです、単品印刷だと小径の棒は熱が逃げきれずにダレます。
スクリューのスピンナーみたいな場所のダレがそれです。
この残った熱による品質の低下は四角い箱を印刷するとよくわかります。
上の画像は一番風があたっているところ。溶けた樹脂がすぐ冷える場所です。
この画像は一番風が当たっていないと思われるところ。(適切に冷えていない箇所)
印刷品質は下の画像にある数字(箱の外面を指すと思ってください)
の順番で数字が大きくなるごとに悪くなります。
面白いのは風裏が一番品質が悪くはなく、風に向かって右(2つ上の画像の壁面4)が一番品質が悪いことです、たぶん印刷するときのヘッドの動きに左右されているように思いますが、吹き出し口には整流板をつけていないので風のねじれもあるのかもしれませんし、もっと他の理由もあるのかもしれません。
とりあえず対策としてはオブジェクトを45度傾けて印刷してみるか、風の吹き出し口を1と4に風が当たるようにL字型にするか、あるいは素直に反対側(3側)にもう一基ファンの吹き出し口を設けるかです。
いろいろやりたい改造プランが溜まってきていますが、ほぼ毎日なんかしら試作品を印刷しているので
なかなかプリンタをバラして改造するタイミングを掴めません。
(現状今の品質でも困っていないということでもありんす)
ただ、Flowが93%だと隙間がありすぎて変形の原因になるような気がします。自分は96~98です