潜水可能なるや?
2015年 06月 07日

そりゃあもうとりあえず組んだら浮かべてみるだけです、
そそくさと風呂場に赴き、ザプンとつけて水中で潜水艦を振り回して艦内の空気を抜いて、そっと手を離します
「おっ浮く」長さ25センチ直径5センチの筒状の潜水艦は重さが178gもあるため、ずっしりと重く感じますが、浮きます、ただちょっと前が上がりすぎているのと後ろから見てやや左に傾いています、これを何とかせねば。と試しにオモリを入れようと船体を分解してみると、あちゃ
「電池入れ忘れてた」
重さ19gの電池を詰めて再度風呂に浮かべます。 お~沈むし沈む ガンガン沈みます。

この2回の浮力テストで、この船の浮力は178~198gの間にあることは解りました。そこでお尻に釣りで使う丸うき(シモリ)を数個詰めてみます、おー今度は少し尻が上がりながら、ゆっくりと沈んでいきます。
ふむん、ほんのちょっとしたことでコロコロ変わる微妙なバランスです。さくっとは行かないとわかったので、
腰を据えて浮かべては取り出しを繰り返します。
やることは薄いスチロール板をあちこちの隙間に詰めてみたり。抜いてみたりの前後左右バランス調整
1時間ほど格闘というか、何回開け閉めしたか忘れるくらいネジによる船体上部の開け閉めの繰り返しで、
ようやく納得の行く浮上姿勢になりました。次はお楽しみの動力テストです。

とりえあえず記念撮影
電池を繋ぎ、動作確認を済ませ一旦深く手で沈めて、十分に隙間のエアを抜いて
ゆるりプカリと浮いた潜水艦を眺め前後左右のバランスを改めてチェックし 息を深く吸って
「潜行開始っ」とスロットルスティックをセンターから下へ押し下げます。
キュウウ~と勢い良く回る前後のピッチスラスタ、船体上部排水口から盛り上がる水、水、水
「ピッチスラスター全開っ」と気合をいれど まるで沈む気配がありません。
追加した浮力材の浮力が強すぎる様子なので今度はオモリを追加

船体底穴に3ミリボルトを通して、ナットを追加しながら程よく浮くバランスを探りました。
なんだかんだで追加バラスト6gで艦橋だけが水面上で浮かぶ形でようやくスラスターで潜行し始めました。
「おお~ いい感じだにゃ」優雅に
左右のスラスター使っての水中での旋回姿勢も素晴らしいっ!
「バンザーイ バンザーイ」自画自賛の嵐が風呂場に吹き荒れます。

ニヤニヤ操縦しつつも、ほんのちょっと進路が逸れると船体はゴツゴツと風呂桶にぶつかりますが楽しいっ
より操縦が楽になるようにTaranisのミキシングを煮詰めていきます。プロポのスイッチで艦首を下にしての急速潜行モードと水平姿勢を維持しながら潜行する無音潜行モードを切り替えられるようにしました。
水平に潜行していく姿は実にかっこ良く「ふふふカッコいいぞ」絶賛自画自賛モード中
ゆくゆくはよりスラスター前後バランスの設定を煮詰めて急速浮上の時は艦首を水面上に付きだし、半身飛び出るようなミキシングを組みたいところです。

嗚呼急速潜行でどんどん潜行して潜水艦の姿が水に溶け込む様子を見たい、
それには我が家の風呂はあまりに狭い、
広い場所でたっぷりモグラらせまくりたい。
そうそう事の発端であるドルチェ醤油差しの防水能力は完璧でテスト中に相当回数開け閉めして、漏水をその度確認しましたが完璧な防水でした。これで胸を張って言えます、「ドルチェ 醤油差しは自作潜水艦に使えます」