画像左は、ルーキーのアクチュエーター付近のアップです、大きなコイルと大きなマグネットで、ヒンジは2ミリ×1ミリのゴムと、旨いやり方です。しかも、
永野さんのやり方と同じように、コイル径を絞った上で、コイルの外にマグネットを出してしまっています。アクチュエーターを
こういったやり方で自作されるとわかりますが、コイルの中でかなりスムーズにに磁石が動くようにしないと、アクチュエーターがまともに動きませんが、この方法であれば、磁力を強めるためにコイル内径を小さくしても、磁石は外に出ているので、それほど精度を要求されず、工作もシンプルで済みます。早速私も真似して、できるだけその辺のもので作れる、入門用機体のテスト機、トラタヌ 1PO!試作0号 のアクチュエーターに同様な構造を採用しました。アクチュエーターのヒンジはただのコピー紙を3ミリほどの短冊状に切って使いました(輪ゴムで挑戦してみても良いかも)。ヒンジのつけ方は、従来のラジコン機とおなじつけ方で、垂直尾翼の厚み方向センターにカッターを切り入れ、そこにヒンジの先端に軽く接着剤をつけて差込んで固定しました。紙ヒンジを使うときのコツは固定する前にヒンジの曲がる部分だけをよくまげて、紙の繊維をそこだけ柔らかくしておくことと、その曲げる箇所だけは接着剤を染み込ませないことが肝心です。また、差し込む部分は硬いままでないと、切り込みに差し込みにくくなります。、接着剤が固まるまでに時間的余裕があるので、通電した状態でテストしながら、磁石とコイルの位置関係の微調整も簡単にできます。ちなみに 1PO!は始めの一歩をもじったモノだニャー。