トラタヌ 1PO!の胴体はスチロール製です、このスチロール軽くて便利なのですが、細い角材や、短冊状にすると強度が頼りなくなります。そこでカーボンやバルサの板を要所要所に貼って剛性を上げるわけですが、入門用の機体としては、あまり入手しづらい材料はそれだけで工作をする上での壁になりyすく、そこで今回はカーボンの使用は見送り。昔から親しまれている、飛行機工作の究極の素材バルサを使うことにしました。バルサ材は、極めようとする方には果てしない道が待っていますが、今回使用したバルサは1ミリ厚のその辺の大工センターなどのDIYショップにいけば大抵あるもので、バルサの色とかつやとか、しみとか柾目とかオーラとかあまり意識せず、割れてなきゃいいや程度で購入したものを使いました。さてバルサを使った補強の方法ですが、ただ1センチの幅に切った1ミリ厚のバルサ材を補強したい場所に、ペタッと貼り付けるだけです、それも今回のスローフライ機であれば4面張る必要はなく、2面貼れば、十分な強度が得られます、もしスチロール断面がある程度縦長の場合は短い辺の面に1枚だけでも十分、強度を稼ぐことができます。この方法、墜落時の衝撃にも強く、通常のバルサだけの組に比べ、衝撃をスチロールが吸収してくれるので、バルサの折れや割れを防ぐことができ1石2鳥のおいしい方法だニャ。