高性能マイクロクアッドのモーターを測定してみた
2015年 12月 01日

超高安定静穏なダクテッドファン型マイクロクアッド 重さ19.4g
Blade Helis Inductrix BNF Ultra Micro Electric Quad-Copter Drone
の推力を測定してみました。モーターは缶径 6㎜ 長さ15㎜ 1.93gコード込み
シャフト軸径は0.8㎜ ファン 32㎜ 重さ0.26g
電圧 推力 消費電流 効率g/w
ダクトリング有り 3.8V 8.3g 660mA 3.3g/w
ダクトリングなし 3.8V 8.7g 670mA 3.4g/w
40mペラ 3.8V10.8g 650mA 4.4g/w
9:60 4inch 3.8V 19.5g 590mA 8.7g/w
9:60 3.2inch 3.8V 10.3g 310mA 8.7g/w

注目はダクト有りでも無しでも効率がたいして変わらないところ、ダクトは大抵効率落ちるんですけど
凄く設計が練り込まれていて、よいバランスを出しています。その上静かなのも凄い!
3.8V2.64A 約10W投入時に4基で合計推力33.2g って機体重量19.4gの機体にとっては
余裕のよっちゃんですね。
要するに他の機体に流用するなら、このままダクト型で使うのが正解って感じ。
まあ電流値は高いですが一個使うだけなら、今なら20C放電の60リポ(1.8g)使えば楽勝でまかなえます。数年前なら必要なリポは160mA(3.8g)とか必要だったでしょうけど
モーター単体の能力も非常に優れていて、4インチペラギヤダウンであっさり19g台なのが凄い!
8年前の6㎜モータの内径21.5㎜ダクトの効率は3.4g/wと負けていませんが、いかんせん推力は僅か2.4gしか出ていませんので機体重量は5gが限界でした。
このクアッドコプターのダクトなら一基で総重量15g程度の機体が楽勝で飛ぶでしょう(良く浮く翼構成なら)
ツインでいけば、飛びグリグリ振り回すなら、総重量は20gちょいくらいまで機体製作すればグリグリいけそう、A-10型でゆっくり飛んでロールかますとか、まあなんて素敵!と夢は膨らみます。
ただ残念なことに、このモーター単体で買うと10ドル近くします、4個買うと本体毎電池付きで買う値段に迫るお値段なところが惜しい。クアッド壊れたら取り出そうとか思っても、このクアッド超高安定なので、そうそう激しい落ち方をして壊れることがありません、たぶん壊れるのはモーターがへたってからでしょう
似た性能の安価な6㎜モータはいずこ?
お知らせ
12月27日に納会兼飛行会開きます
当日は午後5時から7時まで飛行会 7時半から新百合ヶ丘で納会です。
納会参加希望はこちらのブログへ書き込んでください。納会の募集締め切りは12月13日まで

吸入口を絞ったときの効率が気になりますが、すこーんと口が開いてるあんな飛行機なら普通に飛んじゃうんでしょーね!
みなさんで成功例を待っている今の緊迫感がたまりません(笑)