木造ヨットを自分が作れるか試してみた
2016年 03月 10日
この動画のヨット、360時間で製作したとあります、
日曜日だけ8時間、それも毎週出来たとしても(ありえないですが)45週 315日 ほぼ一年 カッコいいなあ
最近知り合った方の木造RCヨット、いい味でています。
「これこれ、こういうのでちっちゃいのが欲しかったんだよ~ん」
帆の開きは固定ですがラダー1Chでも池を縦横無尽に動けます。
雰囲気の良い実際に浮かぶ動く帆船模型です。 私もいつか作ってみたい
でも
帆船模型って何年もかけて作る根性が要りそうな感じがムンムンして、憧れていただけでした。
なんども帆船キットを売っているショップに見にはいってポチしかけましたが、
作業量を想像すると手が止まります
(以前銀座伊東屋帆船コーナへ見に行っ時もたキット購入にはいたらなかった)
そんなとき偶然このビデオを見てリアルでこんな感じに作れるんだったら、20センチ程度のおもちゃヨットなら
相当手抜きで作れるんじゃねと目論見、まずはマイコン習得の第一歩のLチカならぬ、
端材を使った勢い工作でボートの半身を作って見ました。
(思っていたより自宅でヨットを作る動画は沢山あって自分の乗る船を自分で作る文化があることを知れたのも良かった)
そこでまずはしつこく捨てずに保管していた、バルサの端材を使って適当に勢いだけでいい加減に船を作ってみました。
目見当フリーハンド、寸法線は一切引かずニッパやカッターで適当に切りだし折り 粘土細工のように
行き当たりばったりで竜骨やリブを継ぎはぎで組み
側面は10ミリ幅の1ミリ厚バルサを下から貼ってみました。
接着は瞬間接着剤で促進剤をガンガン使って時短
おっ なんか行けそう、案外いけそう
思いついて手を動かしてからほんの20分で片舷だけですが、なんとなく形になりました。
ふふふ 行けるではないか、これなら自分が3Dで設計するより綺麗な曲面が出しやすいし
ヘタすると3Dプリントより短い時間で出来ちゃうし軽いのが良い、なにわともあれ
とんでもなく大雑把な練習ですが、この行けそうな感覚を得ることがやる気の滑り出しとしてはとても大事で
(木製の船作りは大変)という壁がでっち上げたバルサの船の半身を見るたびに
脳から取り払われていくのが感じられます。
お池で遊びよう、1ch(ラダーのみ)の全長20センチ程度の超小型ヨット作るなら
結構短期間といい加減な工作で出来てしまいそと、本気で思い込み始めました。
でもって今回のでっち上げ工作で
板の隙間はタイトボンドで埋めれば多分いいかも
下から両舷づつ貼っていったほうがいいかも
船底の平面ラインだけは決めておいて、側板の長さを決めた方がいいかも
といくつか設計や組み立て時に気をつける点も見えてきました。
なにせバルサですから多少間違っても修正も楽なはずです (多分)
あんまりきれいに出来ちゃうと飾るだけで、浮かべるのがもったいなくなったりして。