DX5eのモード変更のやり方

国内で購入できるDX5eはMode1モード1仕様です
これをMode2モード2に変更します。(改造ではありません、変更です)
まず裏蓋の6本のネジを外し、前後に送信機ケースを割ります。
その際アンテナコードなどが千切れないように気をつけましょう。カバーを割ったあとでプラプラしないように
マスキングテープなどで浮いたパーツをどちらかのケースに止めておくと安全です。
続いて送信機の下にある一番大きな基板を止めているネジを外し、裏返します。
DX5eのモード変更のやり方_d0067943_21344671.jpg

基板の画像ですが、コネクターを外してあります、実際の作業ではコネクターを外す必要はありません。
送信機の表からは見えていなかったJR_SWと言うスイッチがありますので
そのスイッチを下にします。これでこの送信機はモード2になりました。
直ぐに基板をネジで取り付け直します。つづいてジンバルのパーツの一部を入れかえます。
ジンバルというのはスティックの動作をボリュームに伝えるための機構のことを指します。
DX5eのモード変更のやり方_d0067943_21382927.jpg

矢印のようにこれから紹介するパーツを入れ替えます。
しつこいようですが、コネクタを外す必要は全くありません。
入れ替える前に左右のスティックを動かして、ジンバルがどのような仕組みで動いているか、
良く観察しておいてから次の作業に移って下さい。
DX5eのモード変更のやり方_d0067943_213971.jpg

手始めに左のジンバルの金属板を入れ替えます。この金属板はスロットルステイックのカリカリ感を出すためのもので、ネジの締め付け具合でカリカリのフィーリングを変更できます。モード2への変更のついでに自分にとって一番気持ちのよい感じに調整するのも、いいかもしれません。気にしない場合はネジを一番奥まで締め込みます。
DX5eのモード変更のやり方_d0067943_2143540.jpg

つづいて右のジンバルの矢印の位置のパーツを外します。
このパーツはステイックをセンターに保持するためのパーツです。ネジの締め込み具合で
センターに戻る力加減を変更することができます。
DX5eのモード変更のやり方_d0067943_21442674.jpg

外すパーツは3つです、外す順序はスプリング上部を外してから、スプリングを外し
ネジ付きのプラパーツをネジを緩めてネジごと外します。
あとはシーソーのような動きをするプラパーツを外して、外す作業は終わりです
この作業のさいスプリングをラジオペンチなどで取り外しするのも良いのですが、クリップなどで先を少しだけ曲げたスプリング掛け外し工具を作っておくと、スプリングの掛け外しがとても楽になります。
DX5eのモード変更のやり方_d0067943_2146942.jpg

スプリングをプラパーツにセロテープで仮止めした状態で、プラパーツとスプリングを
同様の機構のパーツの状態を参考にジンバルの底に通します。モード変更の作業で一番器用さを要求される作業ですが、セロテープで図のようにスプリングを仮止めしておくと、圧倒的に楽に作業できます。(コレ以外のうまい方法を誰か知っていたら教えて貰えると幸いです)
DX5eのモード変更のやり方_d0067943_2149487.jpg

先ほど作った、スプリング引っ掛け工具を使ってスプリングを引っ張り上げ、ネジがついたプラパーツの爪に
引っ掛けます。ネジを上下させて、センターに戻るフィーリングを好きなように設定したのち
送信機の裏蓋を閉めて、ネジを付け直せば、モード2への変更作業は終わりです。
DX5e以外のDX6や他のプロポなどで液晶画面がある送信機ではスライドスイッチの変更は必要なく、液晶画面の設定でモード2へ変更し上記のような方法でスロットルの金属板とエレベーターのスプリングを入れ替えます。以上です。
こういった作業のついでにジャマなアンテナの出っ張りを少し引っ込めるのも楽しい作業です。
引っ込めた分のユルユルはガムテープ等で隙間をなくすと良いです。
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by mayoneko | 2016-03-22 22:10 | 送信機 | Comments(0)

飛ぶって、楽しいニャー


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