夏休み工作 光るイライラボールの作り方
2016年 08月 04日
横揺れの地震計にもなるかもです。材料はすべて100均で揃う夏休みの工作です。

超簡単に精神を集中して遊ぶボールが作れます。
用意する材料は、ダイソーの光るボール、竹串(棒状のもので電気が通らなければあんでも)、
電気コードちょっと(細いリード線が楽)
電気が流れる針金(ここでは1ミリの真鍮線を使っています、鉄の針金でもOK)、
糸、
チューブかテープ(’電気が通らないものならなんでもOKスイッチ用 熱収縮チューブがベストだがテープ巻きでも構わない要は絶縁出来て移動できるものならなんでも)

必要な工具は ハンダゴテ、糸ハンダ、カッター、ラジオペンチ、ニッパー、輪ゴム。瞬間接着剤(硬化促進剤もあると便利だけど、無ければ待てば良い)

カッターを使いボールの継ぎ目を見つけて、それに沿って笛の箇所から160度ほど上に切り裂きます。

ボールの中にあるプラスチックの球体をはぎ取るように取り出し、

取り出したボールの継ぎ目を

ニッパーやドライバーのマイナスを使って、隙間に差し入れこじってプラスチックボールを割ります。このとき工具で怪我をしないように、簡単に割れる場所(継ぎ目)をよく見極めて作業しましょう。

衝撃センサになっているすスプリングを外しますが その前に

、このボールがスプリングのどのような動作で光るのかをよく観察理解しておいてから分解しましょう。
基板を取り出してスプリングをハンダゴテで外し、LEDの余分な線を切り取ります。


リード線の被覆を5ミリほど剥き、中の銅線にハンダを馴染ませておきます。
基板が動くとハンダ付けの作業がやりにくいので、ペンチに輪ゴムをかけて閉じて、基板をペンチの先で固定してハンダ付けの作業をやりやすくすると、迅速に作業が行えます。

画層の場所にリード線をハンダ付けします。

取り外したスプリングはいつか何かに使うかもしれないので、品名を書いたパウチ袋にしまっておくと、いつか助かることがあるかもしれませんが、一生使わないかもしれません。

針金を曲げて振動センサーを作ります。

まず画像のようにブル下げて、長い針金がぶらぶらするような形状を作ります。

長い針金が通る輪も作ります、この輪の広さで振動センサーの感度が変わります。
最初この画像のように作りましたが、鋭敏すぎたので、あとで大きな輪に変えました。
輪の形状でセンサーの検知方向もコントロール可能です。

コードの先端と針金にハンダを溶かして予め盛っておきます(予備ハンダといいます)

竹串の先端にブラブラする棒を、糸と瞬間接着剤で固定します。

程よい位置に輪にした針金を糸と瞬間接着剤で固定します。
この作業の前に長い針金にスイッチ代わりのチューブを通しておいても良いです。

リード線と針金をハンダ付けします。極性はないので、どちらの針金にどちらの線を取り付けても大丈夫です。

ボールの笛の回りの棘を一周刈り取ります。

今回使った瞬間接着剤これです。瞬間接着剤促進剤があればより便利です。

ボールを水平な場所に笛を真下にした状態で置き、竹串を立てます。
その状態で針金の輪に長い針金が触れないように、各位置を微調整後
瞬間接着剤で竹串を固定し。完成です
運搬時や使わない時は長い針金のチューブを下に移動しておけば、イタヅラに光らなくなります。

さまざまなシュチュエーションを設定して、遊ぶと楽しく遊べます。
予算に余裕がある人は、秋月電子で振動センサを購入してみても面白いです。
振動(傾斜)スイッチ(丸型)AT-407

手作りセンサと2種類のイライラボールを作ってセンサーの特徴を比べてみるのも面白いです。

#MakerFaireTokyo2016 会場で体験が出来ます。