年末、これが今年最後の工作活動と思われ改めて自家3Dプリントって便利だなと思った訳で
帰省時に三脚に双眼鏡を乗せて星を見ようと思っっているのだけれど、双眼鏡を固定する1/4ネジが見つからない
そこでホームセンタへノブボルトなるボルトに回し手がついた1/4インチのネジを買いに行ったのだが見つからない、ミリ単位のノブボルトならいくらでもあるのだが・・・インチめんどくせー まあそれでも1/4インチ長さ25ミリの六角ヘッドボルトは見つかったので、3Dプリンタでノブヘッドを作った。回しやすいように大型として直径50ミリとした。
いちおうネット徘徊すると写真機材用であるようだが年末の物流を考えると、まず今からだと間に合わんのと、今日は晴れているし今晩から使いたいのでチャッチャと作った。作図はほんの5分で終わりプリントには40分かかったがプリント中はラーメン食べながらコロッケショーとか見ていたのでいつの間にか出来ていた。
これでガッチリ双眼鏡を固定できる。便利だ-
自家製1/4インチノブボルトがサクッと ボルト代は16円 フィラメント代は10円掛かったか?くらい
自家製3Dプリントはこういった自分都合のほんのチョットした樹脂パーツをつくるのに恐ろしく重宝する。
これは郵便ポストを設置するためのステンパイプとポストを結合するパーツ。このパーツのおかげでポストの設置場所が自由になった。
こちらは台所用品のシンクにかける伸縮機構がついた水切りカゴ用固定パーツ。買ったままだと様々なシンクサイズに合うようにした伸縮機構が仇になり、ちょっとした振動(洗った包丁入れるとか皿入れるとか)でカゴの長さが変わってしまいカゴがシンクの縁から外れシンクの中に落ちまくってイライラするが、このプラパーツを一つつけるだけでカゴの長さが固定され快適に鼻歌交じりでオサンドンを行うことが出来る。
ほんまほんとにちょっとしただけのパーツなのだが、これだって3Dプリントなしに作ろうとすると
かなりいや相当にめんどい。例えば
昔なら無垢で作ろうとしたら6ミリ厚のABS板を買ってきて所定の大きさにカット(まず手切りではしんどいので大音響の丸のこ盤で指が飛ばないように慎重に切って当然ABS用のチップソーの刃に交換作業もある、そして得られる小さなパーツ素材と大量のゴミと余る部材)次に適切なドリル刃を用意してのボール盤での穴あけ作業、そして再びパーツサイドのカットと昔の手順思い出すだけでも、めんどくささがこみ上げてくる。あるいは薄いプラバンなどで積層して作るかだなあ あ~コレもめんどいし 耐久性も対してない 気合を入れて真鍮とかだと耐久性いいけれどそこまでするもんでもなし
ほんとの正解は所定の長さでこのステン製のカゴの伸縮部分を溶接してしまうのが一番だけど。溶接装置持ってないので
いずれのパーツも自分だけの環境に合わせたお気軽オーダーメイドプラパーツ
このほんのちょっとした事が手軽に出来るのが大変嬉しい
家庭用3Dプリントってマジ超便利♪
翌日
自作ノブボルトを使ってみると、厚みの無さが気になったので作り直した。
樹脂量と印刷時間を減らすため中抜き構造にしたが印刷時間は1時間10分掛かった。今度はたいへん握りやすいノブボルトが出来た。ノブの厚みは、せめて親指の幅くらいないと力が掛けづらいことが分かったこれは20ミリの厚さだが、ほんとは40ミリ位にしたほうが良いのかもしれないが、そうすると他の場所と干渉するので今はコレが精一杯